300万部を突破した大人気「特急シリーズ」の中で、最も初心者向けのシリーズのパート6演習教材である『初心者特急 パート4』をレビューしていきます。
ちなみに『初心者特急シリーズ』は他にも5冊出版されています。
- 初心者特急 パート1・2
- 初心者特急 パート3
- 初心者特急 パート5
- 初心者特急 パート6
- 初心者特急 パート7
この教材の「初心者」とは、TOEIC500点未満の人を対象としています。まずはTOEIC500点・600点を目指す人のための教材。
Part4は長文リスニング問題で、特に初心者が苦手とするパートの1つ。おそらく本番レベルの教材では全く聞き取ることが出来ないでしょう。
そこで『初心者特急 パート4』では本番よりも簡単なレベルの問題から始まり、徐々にレベルアップし最後には本番レベルの問題を解いてみようという趣旨の教材。
これ以上簡単な演習問題集はないんじゃないか?というくらい丁寧に作られています。
他の教材を使って挫折した経験がある人や、英語が苦手な人の演習問題集初めの1冊にオススメの教材です。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は問題演習用の教材です。
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
なので、解き方をちゃんと学べるトレーニング用教材をまだ利用していないという人は、先に以下の教材を利用しましょう。
この記事では実際に『初心者特急 パート4』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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初心者特急 パート4のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート4 |
著者名 | 神崎正哉・Daniel Warriner |
出版日 | 2018/4/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | Part4演習用教材 |
所要時間 | 5時間程度 |
レベル | 対象:TOEIC200~500点 到達可能:TOEIC600点 |
効果 | 低難易度問題の正答率UP |
メリット | ①Part4のみを演習できる ②本番よりも簡単なレベルから始まるのでストレスが低め ③問題タイプ別に対策可能 |
デメリット | ①問題数が少ない |
始める前にやるべき教材 | ①TOEIC L&R TEST 入門特急 とれる600点 |
終わった後にやるべき教材 | ①2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点! |
特急シリーズではおなじみの神崎正哉先生が著者である『初心者特急 パート4』は、とにかく初心者に優しい教材です。
特に初心者は、Part4の長文リスニングは何を言っているのかわからなくて苦手だという人が多いでしょう。
市販の模試教材を買っても、そもそも聞き取れないのだから勉強のやる気もなくなりますよね。
そういう人のために、まずはTOEIC本番よりも簡単なレベルから始めているのが『初心者特急 パート4』です。
普通1題あたり設問は3つありますが、この教材の序盤では設問は1つだけ。問題文もかなり短くしてあり、読むスピードもかなり遅めです。
自分のレベルに合った問題から、徐々にステップアップしていくことが出来る教材。
他の特急シリーズと比べて問題数が少ないのは気になるところですが、初心者特急シリーズは全部で6冊出版されているので、問題演習量としては十分でしょう。
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初心者特急 パート4のメリット
次に私が実際に『初心者特急 パート4』を利用してみて、どういった点がオススメポイントかをまとめてみます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- Part4のみを演習できる
- 本番よりも簡単なレベルから始まるのでストレスが低め
- 問題タイプ別に対策可能
良い点①:Part4のみを演習できる
『初心者特急 パート4』はPart4のみを演習できる珍しい教材。普通Part3&4が一緒になって収録されています。
私の記憶の限りでは、Part4のみの教材は他にありません。
Part3が得意でPart4が苦手なんだ!という人はあまりいないとは思いますが、Part3とPart4を分けることでより丁寧な対策が可能になります。
良い点②:本番よりも簡単なレベルから始まるのでストレスが低め
Part4は特にリスニングの中でも難易度の高いPartの1つですよね。
初心者は本番レベルの問題を解いてみても早すぎて聞き取れないはずです。聞き取れない問題を解くのは精神的にもつらいはず。
『初心者特急 パート4』を利用することで、本番よりも簡単なレベルから始めることをオススメします。
良い点③:問題タイプ別に対策可能
Part4は意外と出題パターンが決められています。そこでこの教材では、頻出の出題パターン別に問題を分け演習することが出来ます。
例えば「概要を把握するタイプの問題(森問題)」や「詳細情報を聞き取る問題(木問題)」のようなタイプ別に分けられています。
これらのタイプ分けは上級者であればだれでも知っていますが、1問ごとにタイプ別に分けて練習できる教材はかなり珍しいですね。
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初心者特急 パート4のデメリット
次に『初心者特急 パート4』の悪い点・改善してほしい点を紹介します。
先に挙げてしまうと以下の通り。詳しく解説していきます。
- 問題数が少ない
①問題数が少ない
やはり問題数が少ないのはデメリットになると思います。
普通特急シリーズでは200問程度の教材が多いですが、『初心者特急 パート4』は100問程度。
解説にページをあててしまっているので、問題数は少なくなってしまいます。
ただ、初心者特急シリーズは全部で6冊出版されているので、全パート集めれば演習は十分でしょう。
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初心者特急 パート4の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『初心者特急 パート4』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
toeic対策
初心者特急のパート4どこから手を付けて良いか分からない私にとって、大変ありがたい解説。
初心者特急シリーズ、
パート5以外の全てやってみます。#TOEIC— のん 🧘🏻♀️ (@noniwajp) October 23, 2020
パート5は割と初心者向けの教材がそろっているので、初心者特急じゃなくてもいいという判断なのかもしれませんね。
リスニングSCORE 3/6
今日からまた新しい参考書。
“初心者特急パート4”パート3と内容はほぼ同じで、複数での会話かそうでないかの違いだけ。
やる事は至ってシンプルで、問題文を先読みし、静聴する。
これらの精度とスピードを上げるため、毎日量をこなしていくだけ。 pic.twitter.com/OTUaAct56z
— kazuhi🐙cozycozy (@Kazuhiin) May 6, 2019
リスニングは毎日コツコツやっていくのが大事ですね。
初心者特急part4 一通り解きました。リスニング、ホント苦手🤣
part5は、出る1000をやってるので、次はpart6を進めていきます。
— のん 🧘🏻♀️ (@noniwajp) December 21, 2020
この方もPart5は飛ばすみたいです。ただ、『出る1000問』は初心者にはオススメしません。でる1000問は中級者向けの教材です。
10/31
初心者特急Part4
これも72問しかなかったので瞬殺
正解率は92%でした
明日は難問の特急やる予定
3445/10000#TOEIC10000問チャレンジ pic.twitter.com/xmKpZPvRad— プログラミングだけが恋人 (@adakoda) October 31, 2019
問題数が少ないのですぐに1周できるのは、メリットにもなるかもしれませんね。
1冊終えると達成感を感じて次の教材へのやる気も高まります。
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初心者特急 パート4はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は超初心者用の入門レベル演習教材です。
TOEICの学習というのはトレーニング用教材→演習教材の順番で進めていくべきです。
まだトレーニング用の教材を利用していない人は、別の教材をオススメします。
紙教材で学習したい人は『入門特急 とれる600点』がオススメ。英語が苦手な人向けの教材で、とにかく日本語が多い!
アプリ教材で学習したい人は『スタディサプリTOEIC基礎講座』がオススメ。リクルートが本気で作成したTOEIC教材です。
特にスタディサプリは今なら7日間無料体験が利用できます。とりあえず試してみるという感じでも、リスク0なのもおすすめポイント。
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初心者特急 パート4を始める前にやるべき教材
先ほども紹介しましたが、『初心者特急 パート4』を利用する前にやるべき教材について紹介していきます。
①TOEIC L&R TEST 入門特急 とれる600点
紙教材で学習したい人には、『入門特急』がオススメ。
特に英語が苦手な人をターゲットにしたトレーニング用教材で、日本語の文章量がかなり多い。
英語はあまり見たくない!という人にオススメの教材。
入門用と言っても各パートの解き方はしっかりと解説されており、演習用教材を利用する前にはうってつけの教材です。
②スタディサプリTOEIC基礎講座
アプリ教材で学習したい人にオススメなのが、「スタディサプリTOEIC基礎講座」です。
中学レベルの基礎文法と基礎単語をしっかりと学ぶことが出来ます。
動画解説でしっかり理解ができるので、特に勉強自体が苦手という人には特におすすめ。
7日間無料体験があり、分量も1日1時間程度やれば7日間で終わる程度なので、無料体験だけ試してみるのはありですね。
初心者特急 パート4が終わった後にやるべき教材
逆に『初心者特急 パート4』を利用した後、何を使えばいいのか?について解説していきます。
具体的には以下の教材。詳しく解説していきます。
①2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点!
『2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点!』は、TOEIC400点台からTOEIC600点を2か月で達成しよう!という趣旨の教材。
正直僕は「トレーニング用と演習用が一体になった紙教材」は、解説が少なかったりと欠点が多くてあまり好きじゃないんですよ。
ただこの教材シリーズである『逆算シリーズ』は、唯一ともいえるくらいの本気でオススメできる「トレーニング用と演習用が一体になった紙教材」です。
- 前から後ろに進めていくだけで自動的に復習できる仕組みなので、勉強が苦手な人でも使いやすい。
- 単語も付属しているので1冊で完結する。
- 1日60分×週5回のカリキュラムに分かれているので計画が立てやすい。
学習するパートの順番も対策しやすいパートの順番で並んでいて、途中で辞めてしまった人でも最大限結果を残せるようになっているのも、細かいですがよく学習者のことを考えて作られていると感じます。
とりあえず400点越えたら、まずはこの教材を利用しておけば間違いありません。
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②スタディサプリTOEICパーフェクト講義
アプリ教材でオススメなのが、『スタディサプリTOEICパーフェクト講義』です。
私自身パーフェクト講義で、TOEIC550点から700点台に上がった経験があります。
超有名講師の関先生のわかりやすいで、わからない点を残しません。記憶にも定着しやすいです。
TOEIC初心者・中級者だけでなく、上級者になっても使える知識を学ぶことが出来ます。
将来的には高得点を目指していきたいという人にオススメできる教材です。
まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は問題演習用の教材です。
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
なので、解き方をちゃんと学べるトレーニング用教材をまだ利用していないという人は、先に以下の教材を利用しましょう。
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- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
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