Part5&6

【徹底レビュー】TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問

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言わずと知れたTOEICのPart5対策の名著『TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問』

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『でる1000問』は全員にオススメできる教材というわけではありません。『でる1000問』は演習用教材なので、基礎が固まっていない人が使っても効果は薄いんです!

基礎が固まっていないまま文法問題をたくさん解いても時間の無駄なので、基礎が固まっていない人は別の教材を利用しましょう。

結論からまとめると以下の通り。

【オススメできる人】

  • TOEIC対策本を何冊かやって、文法知識もあらかた身に付いている人
  • TOEIC600点以上の人

【オススメできない人】

  • 初めてTOEICを勉強する人
  • 学生時代に勉強して以来、英語に触れるのは久しぶりという人

『でる1000問』は中級者向けの演習教材。そもそも文法知識が身に付いていないという人や、文法問題の解き方が身に付いていないという人は使うべきではありません。

TOEIC600点以下の人は、以下の教材を先に利用して基礎力を上げましょう。

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この記事では実際に『TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問』を利用した私が、この教材について詳しく解説していきます。

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文法問題でる1000問のレビュー評価情報まとめ

教材名TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問
著者名TEX加藤
オススメ度
教材タイプPart5演習型
所要時間10時間~20時間
レベル対象レベル:TOEIC600点~

到達可能レベル:TOEIC900点

効果・Part5の解くスピードが上がる

・Part5の解き方がわかる

メリット①演習量が多い

②解説が丁寧

③ランダムに出題する冊子付き

デメリット①文法基礎知識が必要

②ボリュームがありすぎる

始める前にやるべき教材

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終わった後にやるべき教材SANTA TOEIC

『でる1000問』は超有名講師であるTEX加藤さんが著者である教材。TEX加藤さんが手がけただけあって、問題の質も解答のわかりやすさもかなり高いです。

教材のタイプとしては典型的な演習用教材。ひたすらに問題を解いて量でカバーする感じです。

でる1000問の表紙にはTOEIC500点~900点と書かれていましたが、演習教材なので600点以上の実力は欲しい

もしそれTOEIC600点未満なのであれば、先に以下の2つどちらかの教材をこなして、文法問題に関する基礎知識を身に着けてから挑むべき。

問題数が多すぎるのが挫折の原因になりやすいと感じるので、オススメ度は4.0/5.0です。

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TOEIC文法問題でる1000問のメリット

『でる1000問』を利用していて、ここがオススメだなと思う3つのポイントについて解説していきます。

先に上げてしまうと以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。

良い点①:間違いの選択肢についてもなぜ間違えかを解説している

良い点②:演習量が多いので傾向がつかめる

良い点③:ランダムに解ける小冊子がついているので本番感覚で演習もできる

良い点①:間違いの選択肢についてもなぜ間違えかを解説している

TOEICあるあるなんですが、文法問題を解いていると「え?何でこの選択肢じゃダメなの??」みたいなこと多々あるんですよね。

多くの教材では、「なぜ正解か」は解説されていますが、「なぜ間違いか」は解説されていません。

しかし、『でる1000問』の場合は間違いの選択肢についても「なぜ間違いか」がキチンと解説されているんです!問題を間違えたときのモヤモヤ感が格段に減りました。

個人的にはこの教材の一番好きなポイントです。

良い点②:演習量が多いので傾向がつかめる

『でる1000問』はその名の通り、問題数が約1000問あります。これは紙媒体の教材ではかなり多い問題数。

問題数が多い分反射的に英文法問題を解くことが出来るようになってきます。時間が厳しいTOEICにおいて、Part5の解答速度の向上は点数UPのかなり重要な要素の1つ

この教材でPart5の解答速度を上げることで、Part7に時間を費やせるので全体的な点数UPに繋がります。

良い点③:ランダムに解ける小冊子がついているので本番感覚で演習もできる

『でる1000問』自体は品詞問題編・動詞問題編・代名詞問題編など問題の種類ごとに章で分けられています。

このせいで先に問題の形式がわかってしまい、本番同様の感覚を養うことはできません。

しかし、この教材には問題の順番がランダムで記載されている『文法問題1000本ノック』という冊子が付いてきます。この冊子を使うことで、問題の形式も判断する能力を養うことができます。

ただ、解説はわざわざ本編を確認しないといけないので、若干の使い勝手の悪さがある冊子。個人的にはこの冊子は使わないでいいかなと思いました。

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TOEIC文法問題でる1000問のデメリット

『でる1000問』のメリットを紹介しましたが、逆にデメリットはどんなところなのか?について解説していきます。

先にすべて挙げてしまうと以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。

悪い点①:文法知識をすでに知っていないと難易度(レベル)が高い

悪い点②:問題数が多いので途中で辞めてしまう恐れがある

悪い点①:文法知識をすでに知っていないと難易度(レベル)が高い

『でる1000問』は演習用教材です。文法知識が1から説明されているというわけではありません

「仮定法ってどんなんだったけ?」とか、「分詞構文って聞いたことあるけど、よくわからない」という人には使うのが難しい教材です。

さらに問題の解き方についての解説はかなり少なめなので、問題の解き方も学んでから使うべき教材。

悪い点②:問題数が多いので途中で辞めてしまう恐れがある

『でる1000問』は問題数の多さを売りにした教材ですが、その多さゆえに途中で辞めてしまう人も結構いるはず。

大体10時間から15時間を目安にして、勉強時間を確保しておきましょう。TOEIC本番直前に使うのではなく、余裕をもって始めておくことが重要です。

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TOEIC文法問題でる1000問の口コミ・評判

たくさんの意見を聞きたい!という人向けに『でる1000問』の口コミ・評判について、まとめていきます。

twitterで見つけた生の意見ですので、かなり役に立つでしょう。

結構分厚いので使うにはかなり覚悟が必要です。第一章の品詞問題のパートだけ、「応用編」「発展編」があり難易度がかなり高い問題が収録されています。

TOEICのPart5で1番出題されるのが品詞問題なので、かなり力を入れている部分なんだと思います。

発展問題はかなり難しくて自信を無くすので、いったん飛ばしてもいいんじゃないかなと思っています。

『でる1000問』の解説は簡潔なわりにわかりやすい。TOEIC教材の中でトップクラスに、解説が好きな教材です。

ただ、文法知識がない人にとっては、理解できない部分は多々あると思います。

スタディサプリのTOEIC対策講座で知識を身に着けてから、『でる1000問』に移るのは結構いい選択。

まだTOEIC600点に達していないという人は、文法知識も文法問題の解き方も学びきれていないはずなので、先に基礎固めができる教材を選びましょう。

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TOEIC文法問題でる1000問はこんな人にオススメ

冒頭でも紹介しましたがオススメできる人・できない人については以下の通りです。

【オススメできる人】

  • TOEIC対策本を何冊かやって、文法知識もあらかた身に付いている人
  • TOEIC600点以上保有している人

【オススメできない人】

  • 初めてTOEICを勉強する人
  • 学生時代に勉強して以来、英語に触れるのは久しぶりという人

『でる1000問』は確かに人気の教材で、書店やAmazonを見ても人気ランキング上位の常連です。

しかし、だからと言って誰にでもオススメできる教材か、というとそうではありません。

文法知識がない人が使っても、解説は理解できないです。文法の問題の解き方を知らない人が使っても、どこを意識して解けばいいのかわからず効果は薄いでしょう。

すぐに演習問題に取り組みたい気持ちはわかりますが、まずは基礎固めが先決。

文法知識を学びたい人は『世界一わかりやすいTOEICテストの英文法』がオススメ。

文法問題の解き方を学びたい人は『世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part 5&6 文法]』がオススメ。

文法問題の知識と解き方に加えて、他の全パートの対策をしたい人は『スタディサプリTOEIC対策講座』がオススメ。

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TOEIC文法問題でる1000問の使い方

『でる1000問』を効果的に活用するためには、どのように利用すればいいのか。具体的な手順について解説していきます。

先にすべて紹介してしまうと以下の通りです。それぞれ詳しく解説していきます。

  • 手順①:文法模試は飛ばして1章~7章まで順番に解いていく(目安:8時間程度)
  • 手順②:1章~7章まで間違えた問題だけ順番に解いていく(目安:2時間程度)
  • 手順③:文法模試のパートで仕上げを行う(5時間程度)
  • 【番外編】スマホアプリを活用するのもあり

手順①:文法模試は飛ばして1章~7章まで順番に解いていく(目安:8時間程度)

まずは1章~7章まで順番に問題を解いていきましょう。文法模試の章は仕上げとして使うので、この時点では飛ばしておきます。

注意点としては、間違えた問題には必ず印をつけておくことです。

大体8時間程度を目安にするといいでしょう。

手順②:1章~7章まで間違えた問題だけ順番に解いていく(目安:2時間程度)

次に手順①で間違えた問題のみを復習として解いていきます。1章~7章まですべての問題を解けるようになるくらいの意気込みで臨むといいでしょう。

間違えた問題数にもよりますが、大体2時間程度を目安にするといいでしょう。

手順③:文法模試のパートで仕上げを行う(5時間程度)

最後に文法模試のパートで仕上げを行います。文法模試は1回30問、つまり本番と同じ分量です。

時間を測って、10分以内に解けるように時間感覚を身に着けます。もちろん間違えた問題は印をつけて、あとで復習しておきましょう。

【番外編】スマホアプリを活用するのもあり

番外編ですが、スマホアプリ『abceed』内で『でる1000問』を購入してもいいでしょう。

文法問題はスマホでも学習しやすいため、結構オススメ。間違えた問題は記録してくれますし、学習時間も計測可能。ランダム出題機能もあって結構便利ですよ。

でる1000問は紙媒体で持ち歩くとかなり重いのですが、アプリだと気軽に学習できるのもうれしいポイントです。

書店ですでに紙媒体教材を買ってしまっているという場合でも、アプリ内で買う場合には再度課金が必要なので注意してください。
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TOEIC文法問題でる1000問の前にやるべき教材

『でる1000問』を始める前にやるべき教材として、知識定着型の教材を2つ紹介してきました。

それぞれの教材の特徴を軽く解説していきます。

①世界一わかりやすいTOEICテストの英文法

「英文法の知識も昔学んで以来勉強していないのであいまいだ。」という人にオススメなのが『世界一わかりやすいTOEICテストの英文法』です。

TOEICに特化した英文法書で、唯一無二の学習教材。

『世界一わかりやすいシリーズ』自体が初心者向けで、超解説が詳しいことで有名で文法知識が身に付いていない人にも超オススメ!

文法知識をゼロから学びたい、という人はこの教材を利用するとよいでしょう。

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②世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 5&6 文法]

「文法知識は大体知っているけど、解き方なんか学んだことがない」という人にオススメなのが『世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 5&6 文法]』です。

特徴としては、とにかく解説が詳しいこと・TOEICに必要な知識が網羅されていること・解き方から教えてくれることですね。

Part5・Part6の対策方法や解答時間、目標点数ごとの目標正答率など、基礎的な知識が網羅されているので、TOEICを初めて勉強する人にもオススメ!

③【オススメ】スタディサプリTOEIC

「Part5だけではなく全Partの正答率を向上したい!」という人にオススメなのが、現在CMなどで話題沸騰中の『スタディサプリTOEIC対策講座』。

リクルートという超一流企業がTOEIC教材を出版すると、ここまで完成度の高い教材が出来上がるのか、、、、。と感心する教材。

何がすごいかというと、スマホでどこでも片手で勉強できるので通勤・通学電車や、ちょっとした隙間時間に勉強できるという点。

「基礎講座」「パーフェクト講義」「実戦問題集」が利用でき、300点の入門者から800点台の上級者まで対応可能という点。

7日間の無料体験が可能なので損することがないという点が挙げられます。

実際に私自身もこの教材でTOEIC550点からTOEIC900点越えを達成した経験もあり、一番好きでオススメしている教材です。

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文法問題でる1000問を終えた後にやるべき教材

逆に『でる1000』問を終えた後は何をするべきなのか?と気になって調べている人もいますよね?そこで『でる1000問』を終えた後にオススメの教材を紹介していきます。

とはいっても『でる1000問』をきちんと終えたあなたは、Part5の問題の正答率は9割を超えているはず。

それでもPart5満点を目指したい!というあなたにオススメなのが以下の教材。詳しく解説していきます。

①TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6

紙教材としてオススメなのが『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』です。この教材はタイトルからもわかる通り、900点突破を目指す人のための演習用教材。

私はこの教材をやった時、久しぶりに感動しました。かなりいい。僕がやった教材の中でTOP10には入る好きな教材。どうやったらこの感動を文字で伝えることができるか。

まずもちろん難易度は高い。しかし、収録されているのは頻出問題の域を出ない。頻出問題なのに解けない。完璧に文法事項を理解していないと解けない問題が多い。つまり良問です。

次に解説がとにかくきれい。口コミではエレガントだと言っている人もいましたが、その通りです。無茶苦茶解説が長いわけではなく、必要な知識を必要な分だけ伝えてくれる。

最後に補助知識が多いので、1問あたりに身に着けることが出来る知識量が多い

僕は参考書が好きなので、たくさん利用するために大抵の教材は1周するとすぐに他の教材へ移ってしまいます。

しかし、この教材は何度も繰り返しやりました。そのくらい好きな教材。ただ、難しいのは難しい。『でる1000問』を完璧に終えた人には本当にオススメです。

②SANTA TOEIC

『でる1000問』を終えたあなたは、解けない問題はほとんどないはず。つまり普通の教材を解いても知っている知識の反復ばかりで時間の無駄ですよね?

難易度高めの頻出問題を解きまくりたいという人にオススメなのが『SANTA TOEIC』。AIを利用した学習教材としてアジアで100万人以上に利用されている大人気教材です。

その特徴はなんといっても、あなたのレベルに合った問題をAIが自動で選んで出題してくれる機能

従来の教材は、どうしても簡単な問題と難しい問題を同時に収録する必要があり、学習の無駄が多くありました。

しかしSANTA TOEICを利用すれば、自分に合ったレベルのみを解くことが出来るので、効率よく学習することが可能

特に解けない問題が少ない、上級者の方が使うと非常に効果が高い教材です。

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まとめ

結論をもう一度まとめると以下の通り。

【オススメできる人】

  • TOEIC対策本を何冊かやって、文法知識もあらかた身に付いている人
  • TOEIC600点以上の人

【オススメできない人】

  • 初めてTOEICを勉強する人
  • 学生時代に勉強して以来、英語に触れるのは久しぶりという人

『でる1000問』は中級者向けの演習教材。そもそも文法知識が身に付いていないという人や、文法問題の解き方が身に付いていないという人は使うべきではありません。

TOEIC600点以下の人は、以下の教材を先に利用して基礎力を上げましょう。

でる1000問は有名な教材名だけあって、解説が簡潔でわかりやすく、解説に関してはTOEIC教材トップクラスで好きな教材の1つ。

ただ、演習用の教材なので文法の基礎知識は必須。まずはインプット用教材をこなしてから使いましょう。

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たまがきゆうや
TOEIC935点。5か月でTOEIC550点からTOEIC915点を達成。 TOEICの参考書を150冊以上利用する参考書オタク。その経験を基にTOEIC参考書レビューサイトを運営中です。 TOEIC学習者専用の低価格マンツーマンコーチングサービスを実施しております!まずは無料相談から!
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