300万部以上突破した大人気『特急シリーズ』の初心者向けシリーズ『初心者特急シリーズ』のPart1・2特化演習教材である『初心者特急 パート1・2』をレビューしていきます。
『初心者特急シリーズ』は他にも5冊出版されています。
- 初心者特急 パート3
- 初心者特急 パート4
- 初心者特急 パート5
- 初心者特急 パート6
- 初心者特急 パート7
今教材の「初心者」とは、TOEIC400点台以下の人を対象としています。まずはTOEIC500点・600点を目指す人のための教材。
正直に言うとTOEIC400点台の人が、ここまで個別に分かれた教材を利用する必要があるのか?と疑問に思っていました。
ただ実際に利用してみると、かなりいい教材。6冊に分けたことで、解説部分にさけるページがかなり多くなっています。
本当に英語が苦手な人のことを良く考えられた、良い教材だと思いました。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は問題演習用の教材です。
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
なので、解き方をちゃんと学べるトレーニング用教材をまだ利用していないという人は、先に以下の教材を利用しましょう。
この記事では実際に『初心者特急 パート1・2』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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初心者特急 パート1・2のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート1・2 |
著者名 | 神崎正哉・Daniel Warriner |
出版日 | 2017/12/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 演習用教材 |
所要時間 | 5時間程度 |
レベル | 対象:TOEIC200~500点 到達可能:TOEIC600点 |
効果 | 低難易度問題の正答率UP |
メリット | ①解説部分がかなり詳しい ②よく出る単語がイラストを使って解説されている ③低難易度の問題に絞っているので初心者でもストレスを感じにくい |
デメリット | ①問題数が少ない |
始める前にやるべき教材 | ①TOEIC L&R TEST 入門特急 とれる600点 |
終わった後にやるべき教材 | ①2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点! |
超初心者向けの演習用教材『初心者特急 パート1・2』は、大人気TOEIC講師の神崎正哉先生が著者である教材。
おそらく(僕が今まで利用した中で)、最も難易度の低い演習用教材のシリーズです。
TOEIC本番の問題を難易度順に並べて、下から20%くらいにある問題を抜粋した感じ。
Part1&2を解くうえで必要な基本知識は触れられていますし、問題自体は簡単ですがTOEICに出るレベルのものばかりです。
確かに問題数は少なさを感じますが、Part1&2だけであることを考えると、十分量でしょう。
全パートを全て購入すれば、600問以上にはなるので問題数のデメリットはあまり気にしなくてもいいでしょう。
TOEIC500点以下で、他の教材の難易度で挫折した経験がある人はまずはこの教材から始めることをオススメします。
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初心者特急 パート1・2のメリット
次に私が実際に『初心者特急 パート1・2』を利用してみて、どういった点がオススメポイントかをまとめてみます。
先に挙げてしまうと以下の3点!詳しく解説していきます。
- 解説部分がかなり詳しい
- よく出る単語がイラストを使って解説されている
- 低難易度の問題に絞っているので初心者でもストレスを感じにくい
良い点①:解説部分がかなり詳しい
『初心者特急 パート1・2』は解説部分の詳しさが特徴的です。
とはいっても、問題の解説はそれほど詳しくはありません。そもそも詳しい解説が必要な問題がありません。
どこの解説が詳しいのかというと、問題に入る前の知識まとめページの解説が超詳しいです。
Part1で使われる時制がしっかりとまとめられていて、TOEIC教材では無視されがちな中学レベルの基礎文法も学ぶことが出来ます。
Part2ではWH疑問文や、ひねった応答、選択疑問文など、超頻出事項の解き方についてまとめられています。
演習用教材にしては、かなり基礎知識がしっかりとまとめられていますね。
良い点②:よく出る単語がイラストを使って解説されている
この教材は、よく出る単語がしっかりとまとめられているのも特徴的。
普通のTOEIC教材では無視されがちな、中学レベルの単語もまとめられています。
初心者用の教材の中でも、かなり基礎が学べる教材です。
良い点③:低難易度の問題に絞っているので初心者でもストレスを感じにくい
この問題は低難易度の問題に絞って、問題を収録しています。
他の教材を利用して全く聞き取れなくて挫折した経験ありませんか?
そういう人はまずは『初心者特急』で自分に合った負荷をかけていきましょう。
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初心者特急 パート1・2のデメリット
次に『初心者特急 パート1・2』の悪い点・改善してほしい点を紹介します。
先に挙げてしまうと以下の通り。詳しく解説していきます。
- 問題数が少ない
悪い点①:問題数が少ない
この教材の大きなデメリットは、「問題数が少ない」ということでしょう。100問程度しかありません。演習用教材としては、かなり少ない。
もちろん他に初心者特急は5冊出版されているので、そちらを利用して演習量を埋めることは可能です。
パート1・2はこれくらいで十分でしょう。
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初心者特急 パート1・2の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『初心者特急 パート1・2』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
初心者特急パート1・2のテキスト2周したけど、2周めでもパーフェクトには解けないし聞き取れない…。1周めよりはできるようになってると思うけど。
語彙力をつけるのはもちろんだけど、出来るだけ英語を英語のまま理解できるようにならないとだね。その都度日本語に訳してたら間に合わない💦— かんな@英語学習 (@kanna_himawari) September 9, 2020
初心者は特に1回解いたら次の教材に移りがちですが、問題集は最低3回はやりましょう。
初心者特急はかなり薄い教材なので、結構短期間で終わらせることが出来ますよ。
TOEIC初心者特急パート1・2学習終了。コレからも1週間に1冊特急シリーズ、英語学習は電車の中だけというルールでやり続けて行きますよ。 #TOEIC #英語 #English pic.twitter.com/FjCQFFueL5
— 渡辺今日子 (@kyokosense1107) September 17, 2018
電車内でも学習できるくらいのサイズ感です。電車内だけという縛りは面白いですね。
TOEICのパート2の学習で、お客様によく聞かれるフレーズでてきた😳(初心者特急パート1・2)。
フロアマップに限らず、いろいろな商品の売場を聞かれるけれど…(店舗の案内カウンター勤務🙋♀️)
英語応対できるようになるため、ひとつでも多くのフレーズのリスニング・スピーキング鍛えていきます💪 pic.twitter.com/NrBwxutyMA
— 伊藤愛里 (@eri_ito_0102) December 26, 2019
TOEIC自体が日常でよく出るフレーズなので、初心者特急のフレーズが実生活でそのまま出てくることもあるようです。
600点越えを目指す方には必ずオススメする『初心者特急』の Part 1,2 編が発売されたんですね!これは買わねば。
何事でも基礎を疎かにすると、足元がぐらついて、高みを目指すことができません。 pic.twitter.com/LfVqTnSAOZ
— ぽるぽる🇵🇹@英語学習コンシェルジュ (@porpor35) December 19, 2017
ぽるぽるさんは『戦略特急』の著者です。『戦略特急』も初心者にぜひ読んでほしい教材なので、確認してみてください。
10/29
初心者特急Part1&2
これも107問しかなかったので瞬殺で終わってしまった…
また別の本探さないと💦
(1日1冊ペースでテンプレ文章)
3295/10000#TOEIC10000問チャレンジ pic.twitter.com/qxo6DRji5k— プログラミングだけが恋人 (@adakoda) October 29, 2019
短期間で終わらせることが出来るのも、特急シリーズの特徴ですよね。1冊終えたら達成感がありますから。
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初心者特急 パート1・2はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は超初心者用の入門レベル演習教材です。
TOEICの学習というのはトレーニング用教材→演習教材の順番で進めていくべきです。
まだトレーニング用の教材を利用していない人は、別の教材をオススメします。
紙教材で学習したい人は『入門特急 とれる600点』がオススメ。英語が苦手な人向けの教材で、とにかく日本語が多い!
アプリ教材で学習したい人は『スタディサプリTOEIC基礎講座』がオススメ。リクルートが本気で作成したTOEIC教材です。
特にスタディサプリは今なら7日間無料体験が利用できます。とりあえず試してみるという感じでも、リスク0なのもおすすめポイント。
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初心者特急 パート1・2を始める前にやるべき教材
先ほども紹介しましたが、『初心者特急 パート1・2』を利用する前にやるべき教材について紹介していきます。
①TOEIC L&R TEST 入門特急 とれる600点
紙教材で学習したい人には、『入門特急』がオススメ。
特に英語が苦手な人をターゲットにしたトレーニング用教材で、日本語の文章量がかなり多い。
英語はあまり見たくない!という人にオススメの教材。
入門用と言っても各パートの解き方はしっかりと解説されており、演習用教材を利用する前にはうってつけの教材です。
②スタディサプリTOEIC基礎講座
アプリ教材で学習したい人にオススメなのが、「スタディサプリTOEIC基礎講座」です。
中学レベルの基礎文法と基礎単語をしっかりと学ぶことが出来ます。
動画解説でしっかり理解ができるので、特に勉強自体が苦手という人には特におすすめ。
7日間無料体験があり、分量も1日1時間程度やれば7日間で終わる程度なので、無料体験だけ試してみるのはありですね。
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初心者特急 パート1・2が終わった後にやるべき教材
逆に『初心者特急 パート1・2』を利用した後、何を使えばいいのか?について解説していきます。
具体的には以下の教材。詳しく解説していきます。
①2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点!
『2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点!』は、TOEIC400点台からTOEIC600点を2か月で達成しよう!という趣旨の教材。
正直僕は「トレーニング用と演習用が一体になった紙教材」は、解説が少なかったりと欠点が多くてあまり好きじゃないんですよ。
ただこの教材シリーズである『逆算シリーズ』は、唯一ともいえるくらいの本気でオススメできる「トレーニング用と演習用が一体になった紙教材」です。
- 前から後ろに進めていくだけで自動的に復習できる仕組みなので、勉強が苦手な人でも使いやすい。
- 単語も付属しているので1冊で完結する。
- 1日60分×週5回のカリキュラムに分かれているので計画が立てやすい。
学習するパートの順番も対策しやすいパートの順番で並んでいて、途中で辞めてしまった人でも最大限結果を残せるようになっているのも、細かいですがよく学習者のことを考えて作られていると感じます。
とりあえず400点越えたら、まずはこの教材を利用しておけば間違いありません。
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②スタディサプリTOEICパーフェクト講義
アプリ教材でオススメなのが、『スタディサプリTOEICパーフェクト講義』です。
私自身パーフェクト講義で、TOEIC550点から700点台に上がった経験があります。
超有名講師の関先生のわかりやすいで、わからない点を残しません。記憶にも定着しやすいです。
TOEIC初心者・中級者だけでなく、上級者になっても使える知識を学ぶことが出来ます。
将来的には高得点を目指していきたいという人にオススメできる教材です。
まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は問題演習用の教材です。
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
なので、解き方をちゃんと学べるトレーニング用教材をまだ利用していないという人は、先に以下の教材を利用しましょう。
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- 自分で探すのが面倒くさい
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