300万部を突破した大人気「特急シリーズ」の中で、最も初心者向けのシリーズのパート6演習教材である『初心者特急 パート6』をレビューしていきます。
ちなみに『初心者特急シリーズ』は他にも5冊出版されています。
- 初心者特急 パート1・2
- 初心者特急 パート3
- 初心者特急 パート4
- 初心者特急 パート5
- 初心者特急 パート7
この教材の「初心者」とは、TOEIC500点未満の人を対象としています。まずはTOEIC500点・600点を目指す人のための教材。
Part6のみの対策教材という意味でも珍しい教材ですが、初心者のことをとことん考えて、TOEIC本番よりも低難易度の教材として価値があります。
普通Part6は1題あたり4個の設問がありますが、この教材では1~3個の設問の問題を取り入れて文章を短くし読みやすくしています。
さらに文章の下にヒントも書かれているので、問題の解き方の取っ掛かりを学ぶこともできます。
語注もかなり充実しているので、初めての演習用教材としてオススメです。
他の教材を利用したは良いけど、難しくて挫折してしまった。という人はこの教材を利用するといいでしょう。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は問題演習用の教材です。
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
なので、解き方をちゃんと学べるトレーニング用教材をまだ利用していないという人は、先に以下の教材を利用しましょう。
この記事では実際に『初心者特急 パート6』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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初心者特急 パート6のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L & R TEST 初心者特急 パート6 |
著者名 | 神崎正哉・Daniel Warriner |
出版日 | 2019/08/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | Part6演習用教材 |
所要時間 | 5時間程度 |
レベル | 対象:TOEIC200~500点 到達可能:TOEIC600点 |
効果 | 低難易度問題の正答率UP |
メリット | ①Part6のみを演習できる ②初心者のことを考えられた低難易度の設定 ③徐々に本番の難易度に近づいていく構成 |
デメリット | ①1冊の問題数が少ない |
始める前にやるべき教材 | ①TOEIC L&R TEST 入門特急 とれる600点 |
終わった後にやるべき教材 | ①2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点! |
初心者特急Part6は、特急シリーズではおなじみの有名TOEIC講師である神崎正哉先生が著者である教材。
初心者特急シリーズは超初心者向けの演習用教材で、特急シリーズらしいともいえる尖った教材。
Part6対策のみというのも珍しく(普通Part5&6)、Part6に特化した演習用教材はこの教材とPart6特急のみとなっています。
タイトル通り、初心者向けに特化した内容となっていまして、普通は4個の設問があるPart6の文章を難しくして、設問1~3個の問題を作っています。
ヒントも2つついているので、問題を解く際の取っ掛かりとして利用することも可能。もちろん隠して解くことも可能。
演習用問題集1冊としての問題数が少ないのは少し気になりますが、初心者特急シリーズは6冊出版されているので、全て購入すれば演習量はばっちり。
この教材以上に優しいレベルの演習用教材は他にないので、他の教材で挫折したという人やTOEIC500点未満だという人に利用してほしいです。
初心者特急 パート6のメリット
次に私が実際に『初心者特急 パート6』を利用してみて、どういった点がオススメポイントかをまとめてみます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- Part6のみを演習できる
- 初心者のことを考えられた低難易度の設定
- 徐々に本番の難易度に近づいていく構成
良い点①:Part6のみを演習できる
まず1つ目の良い点は、Part6のみ演習できるという点です。意外とこういうタイプの教材少ないんですよね。
Part5のみを演習できる教材、Part7のみを演習できる教材はたくさんあるのですが、Part6は割と軽視されがち。
Part6は文法問題(Part5)と長文問題(Part7)の融合なので、特別な対策を必要としないと考える人が多いからでしょう。
Part6のみを演習できる教材は、『初心者特急Part6』と『Part6特急』のみです。
良い点②:初心者のことを考えられた低難易度の設定
初心者特急シリーズ以上に、初心者のことを考えた低難易度の演習用教材は、私は知りません。
設問数を減らしたり、ヒントをつけたり、語注を詳しくしたり。
他の教材で挫折したという人でも、この教材ならストレス低めで学習することが出来るでしょう。
良い点③:徐々に本番の難易度に近づいていく構成
この教材は確かに序盤はTOEIC本番よりも、かなり難易度の低い設定になっています。
初めは設問数を1つ、そして3つ、最後には本番と同じ4つ。
徐々にレベルアップしていくことで、利用者のレベルアップとともに負荷を上げていけるのが特徴的な教材です。
初心者特急 パート6のデメリット
次に『初心者特急 パート6』の悪い点・改善してほしい点を紹介します。
先に挙げてしまうと以下の通り。詳しく解説していきます。
- 問題数が少ない
①問題数が少ない
『初心者特急 パート6』は収録問題数110問と、比較的問題数の少ない特急シリーズの中でもかなり問題数が少ないです。(200問前後が多い)
しかし、初心者特急シリーズは全部で6冊出版されており、すべてを購入すれば600問以上の演習が可能!
1冊としてはかなり少なめですが、シリーズとしては十分な演習が出来るので、一気にすべて購入しておきましょう。
初心者特急 パート6の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『初心者特急 パート6』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
初心者特急Part6
一通り解き終わりました📔toeicになるべくフォーカスする為、オンラインレッスンで学んだ単語のアプリ登録は続けているけど、手書きノートはお休み🌱
その代わり、英語日記を頻繁に書こう📝あと、Toeicに耐えうる体力と気力もつけなくちゃ😆
— のん 🧘🏻♀️ (@noniwajp) January 8, 2021
実際に利用したよという声はたくさんありました。オンライン英会話で英語は習っているけど、TOEICについては何も知らない。というような人にも良いかもしれませんね。
『TOEIC L&R TEST 初心者特急 パート6』(朝日新聞出版)
パート6を集中的に対策できる本です。
文章が短く設問の数も少ない簡単な問題から始まり、段階的にレベルが上がっていく構成が特徴。
無理なく本番レベルまでステップアップできます!#英語 #TOEIC #初心者向け pic.twitter.com/c3bSyXinKn— メディアビーコン🦁TOEIC|英検|英会話 (@MB_EnglishTOEIC) October 2, 2019
ライオン模試の出版でおなじみのメディアビーコンもオススメしていた教材。
Part6の初心者特急買ったら、Part6にハマりすぎて、最近はPart6しか解いてない
( ̄▽ ̄;)こんなにPart6だけを集中して対策することあったかなぁ…って感じで(^^;)
来月の公開テストでリーディングスコア上げたい!!(≧∇≦)(≧∇≦)
— スヌっぴ (@s_n_p614) August 30, 2019
初心者特急part6、お持ちだったんですね!😊「初心者」とありますが、part6に苦手意識のある中上級者にもオススメの本です!昨日part6が苦手、とのツイ見て、コメントしようか迷ってました。ぜひ成果のほど、お聞かせください(*^^*)
— やどかり出版株式会社 (@yadokari_pub) August 9, 2020
正直僕は中・上級者にはあまりオススメしません。
中上級者がPart6のみの演習をしたいのであれば、先ほどから何度か紹介している『Part6特急』をオススメします。
初心者特急 パート6はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は超初心者用の入門レベル演習教材です。
TOEICの学習というのはトレーニング用教材→演習教材の順番で進めていくべきです。
まだトレーニング用の教材を利用していない人は、別の教材をオススメします。
紙教材で学習したい人は『入門特急 とれる600点』がオススメ。英語が苦手な人向けの教材で、とにかく日本語が多い!
アプリ教材で学習したい人は『スタディサプリTOEIC基礎講座』がオススメ。リクルートが本気で作成したTOEIC教材です。
特にスタディサプリは今なら7日間無料体験が利用できます。とりあえず試してみるという感じでも、リスク0なのもおすすめポイント。
初心者特急 パート6を始める前にやるべき教材
先ほども紹介しましたが、『初心者特急 パート6』を利用する前にやるべき教材について紹介していきます。
①TOEIC L&R TEST 入門特急 とれる600点
紙教材で学習したい人には、『入門特急』がオススメ。
特に英語が苦手な人をターゲットにしたトレーニング用教材で、日本語の文章量がかなり多い。
英語はあまり見たくない!という人にオススメの教材。
入門用と言っても各パートの解き方はしっかりと解説されており、演習用教材を利用する前にはうってつけの教材です。
②スタディサプリTOEIC基礎講座
アプリ教材で学習したい人にオススメなのが、「スタディサプリTOEIC基礎講座」です。
中学レベルの基礎文法と基礎単語をしっかりと学ぶことが出来ます。
動画解説でしっかり理解ができるので、特に勉強自体が苦手という人には特におすすめ。
7日間無料体験があり、分量も1日1時間程度やれば7日間で終わる程度なので、無料体験だけ試してみるのはありですね。
初心者特急 パート6が終わった後にやるべき教材
逆に『初心者特急 パート6』を利用した後、何を使えばいいのか?について解説していきます。
具体的には以下の教材。詳しく解説していきます。
①2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点!
『2カ月で攻略TOEICL&Rテスト600点!』は、TOEIC400点台からTOEIC600点を2か月で達成しよう!という趣旨の教材。
正直僕は「トレーニング用と演習用が一体になった紙教材」は、解説が少なかったりと欠点が多くてあまり好きじゃないんですよ。
ただこの教材シリーズである『逆算シリーズ』は、唯一ともいえるくらいの本気でオススメできる「トレーニング用と演習用が一体になった紙教材」です。
- 前から後ろに進めていくだけで自動的に復習できる仕組みなので、勉強が苦手な人でも使いやすい。
- 単語も付属しているので1冊で完結する。
- 1日60分×週5回のカリキュラムに分かれているので計画が立てやすい。
学習するパートの順番も対策しやすいパートの順番で並んでいて、途中で辞めてしまった人でも最大限結果を残せるようになっているのも、細かいですがよく学習者のことを考えて作られていると感じます。
とりあえず400点越えたら、まずはこの教材を利用しておけば間違いありません。
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②スタディサプリTOEICパーフェクト講義
アプリ教材でオススメなのが、『スタディサプリTOEICパーフェクト講義』です。
私自身パーフェクト講義で、TOEIC550点から700点台に上がった経験があります。
超有名講師の関先生のわかりやすいで、わからない点を残しません。記憶にも定着しやすいです。
TOEIC初心者・中級者だけでなく、上級者になっても使える知識を学ぶことが出来ます。
将来的には高得点を目指していきたいという人にオススメできる教材です。
まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC500点未満の人
- トレーニング用の教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC600点以上の人
- トレーニング用の教材をまだ利用していない人
この教材は問題演習用の教材です。
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
なので、解き方をちゃんと学べるトレーニング用教材をまだ利用していないという人は、先に以下の教材を利用しましょう。
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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