300万部以上売り上げた大人気の『特急シリーズ』、その中でも初心者にターゲットを絞った『入門特急 600点』をレビューしていきます。
結論から言うと、『入門特急 600点』は英語がかなり嫌いな人にオススメの教材です。
他の入門書と違って、TOEICのテクニックのような部分を重点的に学習できるので、初めてTOEICを受ける英語が嫌いな人にとってはかなりいい教材と言えます。
問題数が少ないので、この教材だけで600点越えが可能なのは、そこそこ英語が得意な人だけだと思いますが初めの1冊としてオススメです。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEICの受験が初めてで英語が大嫌いな人
- 他の教材には手を付けていない人
【オススメできない人】
- 他の教材を利用してTOEICのことは大体わかっている人
- 英語が別に嫌いではない人
この教材は、特に英語が大嫌いな人をターゲットにした入門教材です。日本語がかなり多いですが、その分問題数は少なめ。
この教材だけでTOEIC600点越えを果たせるのは、初めからそこそこ英語が得意な人だけでしょう。
もし英語自体が大嫌いというわけではないのであれば、以下の教材を利用することをオススメします。
【目標点数がTOEIC600点で終わりの人】
【TOEIC600点取った後もTOEICを続けていきたい人】
この記事では実際に『入門特急 600点』を利用した私が、この教材の内容について詳しく解説していきます。
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入門特急 600点のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&R TEST 入門特急 とれる600点 |
著者名 | TEX加藤 |
出版日 | 2019/08/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 全パート入門教材 |
所要時間 | 5時間程度 |
レベル | 対象:TOEIC300点~ 到達可能:TOEIC600点台 |
効果 | TOEICの基礎知識を学べる |
メリット | ①日本語が多いので英語アレルギーでも大丈夫 ②余談も多いので楽しく学習できる ③基礎的に知識をまんべんなく身に着けられる ④持ちやすいデザイン性 |
デメリット | ①問題数が少ない ②各パートの内容が薄い |
始める前にやるべき教材 | なし |
終わった後にやるべき教材 | ①初心者特急シリーズ |
『入門特急 600点』はTOEIC界では超有名講師である、TEX加藤先生が著者である教材。
TOEIC初受験の英語が苦手な人をターゲットに、日本語を多めにしてまずはこの1冊をやり遂げられるように、という思いがこもった教材。
ただ、日本語多めな分、問題数は少なくなってしまっています。この教材のみでTOEIC600点を取ることが出来るのは、もともと英語が得意な人だけでしょう。
この教材を足掛かりにして、徐々にステップアップしていくという使い方が理想的です。
『入門特急 600点』にはTOEICに最低限必要な知識が網羅されてるので、まずはこの1冊をしっかりとやり遂げられるようにしましょう。
入門特急 600点のメリット
次に『入門特急 600点』を実際に利用してみて、よかった点・オススメできる点を紹介していきます。
先にすべて挙げてしまうと以下の4点。それぞれ詳しく解説していきます。
- 日本語が多いので英語アレルギーでも大丈夫
- 余談も多いので楽しく学習できる
- 基礎的に知識をまんべんなく身に着けられる
- 持ちやすいデザインなので電車内でも気軽に学習できる
良い点①:日本語が多いので英語アレルギーでも大丈夫
この教材の1番の特徴は、とにかく日本語が多いということ。TOEIC教材というよりは、文庫本といったイメージです。
正直普段TOEIC教材以外の本を読まない私にとって、この量の日本語を読むのは若干のストレスにはなりました。
しかし、英語に慣れていない、英語アレルギーの人にはうってつけの教材でしょう。
良い点②:余談も多いので楽しく学習できる
この教材はまじめな文章だけでなく、ところどころに余談を混ぜています。
(例えば、TOEICの試験で巨大モビルスーツの画像が使われた話とか。)
これも、まずはこの1冊をやり遂げてほしいという思いからです。
ただ勉強するだけではなく、飽きずに学習することができます。
良い点③:基礎的に知識をまんべんなく身に着けられる
この教材はTOEICの全パートに関する知識を、まんべんなく身に着けることが出来ます。
- それぞれのパートの問題の形式
- それぞれのパートの基本的なテクニック
- リスニングとリーディングの勉強方法
- TOEIC試験の申込方法や本番の注意点など
これ一冊でまんべんなく基本的な情報を身に着けることが出来るので、TOEICのことを何にも知らないという人にもオススメできる教材です。
良い点④:持ちやすいデザインなので電車内でも気軽に学習できる
『特急シリーズ』すべてに共通する特徴ですが、片手で持ちやすいデザインであることもいい点の1つに挙げられます。
特にサラリーマンをターゲットに作成しているようで、通勤電車内で片手で勉強できるような作りになっています。
現在はスタディサプリのようなスマホで片手で学習可能な教材が増えています。
実際に僕もスタディサプリを用いて、TOEIC900点越えを達成しましたが、片手で隙間時間に気軽に勉強できるのは思っている以上のメリットですよ!
入門特急 600点のデメリット
逆に『入門特急 600点』を利用していて感じた残念なポイントについて紹介していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 問題数が少ない
- 各パートの内容が薄い
悪い点①:問題数が少ない
この教材は、『英語が苦手な人でもまずは1冊やり遂げてほしい。』という思いから、日本語を多めにしたり、余談を入れたりと工夫をしています。
しかし、その分問題数は少なくなりがち。この1冊だけで600点をとれるのか?というと正直微妙なところです。
なので、この教材を足掛かりに次の教材をきちんと利用することをオススメします。
悪い点②:各パートの内容が薄い
TOEICにはPart1~Part7の計7つのパートに分かれています。
多くの教材は、Part1&2とかPart3&4とかに分けて出版している中、この教材は全パートを1冊で解説しています。
その分各パートの内容が薄くなってしまっているのは明らか。先ほども言ったように追加で個別の対策ができる教材を探すべきです。
入門特急 600点の口コミ・評判
『入門特急 600点』を利用した人の口コミ・評判を見て決めたいという人もいるでしょう。
そこで、実際に利用した人のツイートをできるだけたくさん集めてみました。生の声なので役に立つはずです!
TOEIC TEST 入門特急とれる600点のリーディングセクション全部読み終わったら、TOEIC TEST公式問題集が解けるようになって来た(´⊙ω⊙`)!!今更ながら自分の成長にビツクリ!やっぱり自分のスペースがある事と好きな時間にやりたいことに集中できる環境は大切私にとってと強く思いました。
— ちゃんN💓 (@nyanco92068045) December 18, 2020
新TOEIC TEST 入門特急とれる600点を
読み終えました。説明しづらいのですが
解き終えたのではなく読み終えました。これでなんとなくTOEICという試験の
全体像がつかめました。しばらくは長文パートは置いておいて短文パート対策。
そして単語をとにかく覚えます✍️✍️✍️— iti (@iti11237178) November 27, 2019
「解き終えたのではなく読み終えた。」感覚的にどんな教材か、わかっていただけるのではないでしょうか?
TOEICの全体像をつかむにはもってこいの教材ですね。
勉強メモ
・TOEIC TEST入門特急とれる600点
リーディングパートこの本、問題少なめで解説が多め、読みやすいので2日で終わりそう。
「600点取るためにはこのへんまで頑張って!」っていうラインを明確にしているので、凄く難しい問題もなく嫌にならないで勉強できた。 pic.twitter.com/X0BttBfEif— mu@育休中に英語とFPやる民 (@mumu3252) November 10, 2020
基本的に収録されている問題は簡単なものばかり。解説も多めなので、英語が苦手な方でも十分利用できる教材と言えるでしょう。
今日で入門特急1周目終わりそう。文法問題は全問正解できたけど、感覚で解いているところが多くあった。理由があって選択しているのと、経験則からこれっぽいで選択しているのには大きな違いがある。私、今まで感覚で解いてたんだなあ。
— まみれん (@_Shell_x) June 13, 2020
初心者にありがちなのが、なんとなくこれだろう。という感覚で選択肢を選んでいるパターン。
もちろん『入門特急 600点』は簡単な問題が多いので、それでも解けてしまうかもしれません。
しかし、理屈で解く方法を解説してあるので、文法問題の解き方が理解できるはず。
一億人の英文法、読み終わった。
ちゃんと読んでるんだけどら頭に入りきれないんだよなー。
頭が悪すぎる。単語も入らない。今日からは、先輩オススメの「TOEIC入門特急」で勉強します。
テクニック系かな? pic.twitter.com/xp0ivaHGsH
— 英語アレルギーくん (@notoeic) March 1, 2017
『入門特急 600点』は入門教材としては珍しく、テクニック部分をしっかりと解説している教材。
問題数は少ないですが、学べるテクニックは意外と多いですよ。
入門特急 600点はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、『入門特急600点』は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- TOEICの受験が初めてで英語が大嫌いな人
- 他の教材には手を付けていない人
【オススメできない人】
- 他の教材を利用してTOEICのことは大体わかっている人
- 英語が別に嫌いではない人
英語が大嫌いだけど、何らかの理由でTOEICの勉強をしなければならない!という人にオススメの教材。
しかし問題数が少ないため、この教材だけではTOEIC600点は難しい。
1つの教材でTOEIC600点を取りたい、という人は別の教材を利用することをオススメします。
TOEIC600点が最終目標の人は、『2カ月で攻略 TOEIC(R) L&R テスト600点!』がオススメ。2か月かけた学習プランで、無理なく実力アップを目指せます。
最終的にはさらに高得点を目指したい!という人は、『スタディサプリTOEIC対策講座』がオススメ。
基礎からしっかりと学ぶことが出来るので、高得点も目指しやすいでしょう。
特にスタディサプリTOEIC対策講座は、今なら無料体験が7日間可能なので、リスク0で気軽に試すことが出来ます。
【目標点数がTOEIC600点で終わりの人】
【TOEIC600点取った後もTOEICを続けていきたい人】
入門特急 600点が終わった後にやるべき教材
『入門特急600点』を終えた後に、使うべき教材について紹介していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 初心者特急シリーズ
- 世界一わかりやすいTOEICの授業シリーズ
①初心者特急シリーズ
まず『入門特急600点』の問題の難易度がちょうどいいと感じた人にオススメなのが、『初心者特急シリーズ』です。
同じ『特急シリーズ』の1つで、初心者向けの簡単な問題が収録されています。
できるだけ短い文章にしたり、ヒントを先に出したりと、初心者でも利用しやすい仕掛けがたくさん。
『Part1&2』『Part3』『Part4』『Part5』『Part6』『Part7』の計6冊に分かれていますが、ぜひ全部利用してみてください。
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②世界一わかりやすいTOEICの授業シリーズ
『入門特急600点』の問題の難易度が簡単すぎると感じた人にオススメなのが、『世界一わかりやすいTOEICの授業シリーズ』です。
この教材は初心者向けに人気のシリーズで、実用的なテクニックを学べるし、解説がとにかく詳しいので誰でも理解できることが特徴。
中級者へのステップアップとして、必要な教材なのでぜひ利用してみてください。
まとめ
結論をもう1度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEICの受験が初めてで英語が大嫌いな人
- 他の教材には手を付けていない人
【オススメできない人】
- 他の教材を利用してTOEICのことは大体わかっている人
- 英語が別に嫌いではない人
この教材は、特に英語が大嫌いな人をターゲットにした入門教材です。日本語がかなり多いですが、その分問題数は少なめ。
この教材だけでTOEIC600点越えを果たせるのは、初めからそこそこ英語が得意な人だけでしょう。
もし英語自体が大嫌いというわけではないのであれば、以下の教材を利用することをオススメします。
【目標点数がTOEIC600点で終わりの人】
【TOEIC600点取った後もTOEICを続けていきたい人】
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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