累計30万部を突破した「でるシリーズ」のPart2特化型教材として『TOEIC L&Rテスト Part 2 応答問題 でる600問』が出版されました。
でるシリーズは、Part5対策の『TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問』が一番有名ですよね。
Part2とPart5はTOEICの中で全問正答が難しいPartとして知られているので、高得点を目指している人向けの教材でしょう。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC900点台後半を目指している人
- Part2で全問正解を目指している人
【オススメできない人】
- TOEIC800点以下の人
おそらくPart2だけ重点に勉強したい!という人はリスニングは満点近く取れている人だと思います。
もしまだTOEIC800点台到達していない人は、そもそものリスニング力にまだ向上の余地が大きいです。
わざわざPart2のみの対策に時間を割くよりは、以下の教材でリスニングを総合的に学習することをオススメします。
この記事では実際に『TOEIC L&Rテスト Part 2 応答問題 でる600問』を利用した私が、この教材の内容について詳しく解説していきます。
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応答問題でる600問のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&Rテスト Part 2 応答問題 でる600問 |
著者名 | 大里秀介 |
出版日 | 2018/03/31 |
オススメ度 | |
教材タイプ | Part2対策特化型 |
所要時間 | 15時間程度 |
レベル | 対象レベル:800点~ 到達可能レベル:900点台後半 |
効果 | Part2の正答率up(9割~) |
メリット | ①問題数が多いので演習量がばっちり ②解説量がちょうどいい |
デメリット | ①需要が少ない |
始める前にやるべき教材 | ①TOEICL&Rテスト新形式精選模試リスニング1・2・3 ②スタディサプリTOEIC対策講座【オススメ】 |
終わった後にやるべき教材 | ①SANTA TOEIC |
『でる1000問』が超有名教材の「でるシリーズ」、実はPart2特化型の教材も出版していたんですね。
Part2の問題を628問収録しているという、かなり尖った教材。珍しいですね。『でる1000問』と同様解説は過不足なく洗練されていて、ちょうどいい。
ただ、Part2だけを重点的に対策する人って、よっぽど高得点の人だけなんですよね。
TOEIC800点以下の人は、リスニングを総合的に学習したほうがいいでしょう。
高得点の人を対象にしているのかと思えば、難易度が高い問題ばかり集めているというわけでもない。
難易度が高い問題を重点的に勉強したいのであれば、SANTA TOEICのようなAI教材を使うほうがいいです。
問題と解説の質はかなり好きですが、Part2のみを重点的に学習しなければならない需要をあんまり感じないので、オススメ度は3.5/5.0にしました。
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応答問題でる600問のメリット
実際に『でる600問』を利用していて感じた、オススメポイントについて解説していきます。
先にすべて挙げてしまうと以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
良い点①:問題数が多いので演習量はばっちり
良い点②:問題と解説の質が高く勉強がしやすい
良い点③:ランダムで出題される冊子が付属している
良い点①:問題数が多いので演習量はばっちり
『でる600問』はPart2だけで628問も収録されている珍しい教材です。
一般的な模試型教材では、Part2は25×3回分で75問程度しか収録されていないので、Part2をこれだけ解いていれば演習量はばっちりでしょう。
この問題集を完璧にするだけでPart2で9割は固いです。
良い点②:問題と解説の質が高く勉強がしやすい
『でる1000問』と同じように『でる600問』も問題と解説の質がかなり高く勉強しやすいのが特徴。
難問は収録されていますが、奇問と言えるほどの変な問題は収録されていません。
解説も多すぎず少なすぎず。解説を読んでもよくわからないということは全くありませんでした。
良い点③:ランダムで出題される冊子が付属している
ランダムで問題が出題されるランダムモードも、もしかしたら使う人がいるかもしれません。(私は、ランダムモードは解説がついていないので使わなかった。)
『でる600問』は「WH疑問文」、「Yes/No疑問文」のようにジャンルごとにまとめられて収録されています。
そのためどんな質問が来るかあらかじめ予測できているので、本番の状況を再現できません。
その環境が嫌だ!という人は、ランダム冊子を利用して学習すると良いと思います。
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応答問題でる600問のデメリット
『でる600問』を利用していて感じたデメリットは1つだけ。ですが、これが一番大きなデメリットです。
それでは詳しく解説していきます。
悪い点①:この教材を使わなければいけない理由があまりない
悪い点①:この教材を使わなければいけない理由があまりない
この教材の大きなデメリットが「でる600問を使わなければいけない理由がない」ということです。Part2だけ重点的に勉強する必要がある人ってほとんどいませんよね。
Part3の問題を勉強していてもリスニング力は上がるので、Part2の点数が上がっていくし。
TOEIC対策をする人の多くは、以下のようなリスニングの総合対策教材でいいはずです。
では、上級者向けなのか?というと実はそうでもなく、比較的簡単な問題も収録しています。
つまり、TOEIC800点以下ならリスニング総合対策でいいし、TOEIC800以上ならSANTA TOEICのようなAI教材でいい。となるので、使う理由が見当たらないというのが私の感想です。
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応答問題でる600問の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『でる600問』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
✅でる600問 別冊Q1-628🔚
本日25模試(分のPart2)終わり。
内容はかなりリアルで、間違いなく今年前半に解いた本の中で、couldn’t be better(最高)の一冊です‼️
Part2はスコアアップに一番即効性があるので、試験直前でもやり込めば50点くらい上がる⤴️かも⁉️ オススメです✨ pic.twitter.com/kxeWqtrNIn
— tomo (@tomo_toeic) May 6, 2018
確かにPart2は一番点数が上がりやすいパートです。TOEIC講師として有名なロバート・ヒルキも著書『直前の技術』でPart2は即効性が高いとおっしゃってました。
ただ『でる600問』は即効性を求めて使う教材じゃなく、TOEIC満点近くの高得点を狙う人が使う教材だと思います。
3月4月と不参加ですが、来月5月は受けます🔥
でる600問、Part2が苦手な私にお誂え向き😊 pic.twitter.com/e7NqlNtoOZ— MITCHY (@CV_noiretrouge) April 7, 2018
Part2だけ苦手という人にはかなりうれしい教材と言えるでしょう。Part2だけ収録されている教材って他にないですからねぇ。
リスニングが470と高得点だったので、直前に一気に解いたPart2 応答問題でる600問の効果が出たのかと。やはり神本です!
— Tomi@TOEICer895 (@axcey10at) May 1, 2018
この教材を完璧にすればPart2の9割越えは固いですね。ただ完璧にするのには結構時間がかかります。
でる600問、106問目まで終了。この調子で8月中に終わるかしら😖
— あり (@honey_beaute) August 14, 2018
問題数多すぎて途中で挫折したってなったら元も子もないので、覚悟がある人だけ使ってください。
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応答問題でる600問はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが『でる600問』は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- TOEIC900点台後半を目指している人
- Part2で全問正解を目指している人
【オススメできない人】
- TOEIC800点以下の人
TOEIC800点以下の人は、総合的に学習したほうが結局TOEICの点数upに貢献します。
わざわざPart2だけ勉強する必要があるかといわれると微妙。
スタディサプリTOEICだけで900点くらいまでは対応可能なので、まずは総合的な実力を上げましょう。今なら7日間の無料体験も利用可能ですよ!
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応答問題でる600問の使い方
『でる600問』を効果的に利用するための手順について解説していきます。
具体的な手順は以下の通り。それぞれ詳しく解説していきます。
手順①:順番に問題をこなしていき間違えた問題は印をつける(模試以外)
手順②:間違えた問題のみ繰り返して解く
手順③:試験が近づいてきたら模試に取り組む
番外編:アプリを利用して学習するのもあり
手順①:順番に問題をこなしていき間違えた問題は印をつける
まずは順番に問題をこなしていきましょう。その際に間違えた問題は印をつけるようにしておいてください。(後ほど印のついたものだけ解いていきます。)
この段階では巻末の10回分の模試は飛ばしておいていいでしょう。
手順②:間違えた問題のみ繰り返して解く
次に手順①で印をつけた問題のみ繰り返して解いていきます。
理想は全ての問題が解けるようになるまでですが、試験が近づいているという人は次の段階に早めに移ってもいいです。
手順③:試験が近づいてきたら模試に取り組む
『でる600問』には25問×10回分のPart2のみの模試が収録されています。
TOEIC本番が近づいてきたらこの模試に取り組みましょう。目安は3週間前~2週間前の期間に解き終わるといいですね。
番外編:アプリを利用して学習するのもあり
『でる600問』はPart2の問題しか収録されていませんから、スマホでの学習もしやすいです。
abceedというアプリを使えば、間違えた問題を自動で記録してくれますし、片手で勉強できるようになります。かなり便利に学習できるようになりますよ。
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応答問題でる600問を始める前にやるべき教材
次に『でる600問』を始める前にやるべき教材について解説していきます。
TOEIC800以上の点数をまだとれていないという人は、以下の教材で総合的なリスニング対策を行いましょう。
①TOEICL&Rテスト新形式精選模試リスニング1・2・3
『精選模試リスニング』は、TOEIC指導の全国最優秀校に輝いた経験もあるエッセンスイングリッシュスクールの講師陣が集まって作成した教材。
3冊出版されており、1冊あたり500問リスニング問題が収録されています。
特徴としてはコスパがかなりいいことと、問題と解説の質がかなり高いことが挙げられます。
対象レベルはTOEIC700点台からと、難しめの問題は多いですが総合的にリスニング対策ができるのでお勧めです。
②スタディサプリTOEIC対策講座【オススメ】
全パートを総合的に対策できる教材としては、スタディサプリのTOEIC対策講座が最も優れている教材です。
スマホだけで学習ができるので、通勤・通学中や家事の合間の隙間時間に勉強を勧めることが可能。
講座内容もTOEIC300点台~の『基礎講座』と、全レベル対応の『パーフェクト講義』、上級者向けの『実戦問題集』と充実。300点台~900点台まで幅広いレベルに対応可能です。
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応答問題でる600問が終わった後にやるべき教材
次に『でる600問』をやり遂げた人が次に使うべき教材を紹介していきます。
『でる600問』を完璧にしたあなたは、Part2を9割以上解けるようになっているはず。
そこでオススメする教材は以下の通り。詳しく解説していきます。
①SANTA TOEIC
『でる600問』を終えた後は9割以上の問題を解けるようになっているはずなので、普通の教材を使うのは効率が悪すぎます。解けない問題だけ解くのが、高い学習効率を生むコツ。
そこでオススメするのは、アジアで100万人以上(日本では10万人)が利用する、大人気AI教材であるSANTA TOEICです。
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC900点台後半を目指している人
- Part2で全問正解を目指している人
【オススメできない人】
- TOEIC800点以下の人
おそらくPart2だけ重点に勉強したい!という人はリスニングは満点近く取れている人だと思います。
もしまだTOEIC800点台到達していない人は、わざわざPart2のみの対策に時間を割くよりかは以下の教材でリスニングを総合的に学習することをオススメします。
(2021/09/14 22:06:33時点 Amazon調べ-詳細)
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