『究極のゼミシリーズ』で有名なヒロ前田先生が監修した、『TOEIC L&R テスト いきなり600点!』についてレビューしていきます。
こういった初めて受ける人向けの教材って、微妙な教材が多いんですよね。
なのであまり期待をせずに解いてみたのですが、ヒロ前田先生が監修しただけあってかなりいい教材でした。
しかし問題数が多いわけではないので、「とりあえず試しに1回TOEICを受けてみようか」という人が使うべき教材。
対象レベルとしては、中学・高校レベルの文法知識は大体覚えているという人向けでしょう。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 中学・高校レベルの英文法は大体身に付いているという人
- とりあえずTOEICはどんなものか1回受けてみたい人
【オススメできない人】
- 中学・高校レベルの英文法が分からない人
- 本気でTOEIC600点越えを狙っている人
この教材は中学・高校レベルの英文法知識は知っている、という人を対象にした教材です。
もし中学・高校の英文法が分からないという人は、以下の教材から利用してみてください。
この教材は頻出単語・頻出問題がまとめられている良い教材ではありますが、問題数も多いわけではありません。
本気でTOEIC600点を目指したい!という人であれば以下の教材を利用しましょう。
この記事では実際に『TOEIC L&R テスト いきなり600点!』を利用した私が、この教材ついて詳しく解説していきます。
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TOEICいきなり600点!のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&R テスト いきなり600点! |
著者名 | 横川綾子/渋谷奈津子/ヒロ前田(監修) |
出版日 | 2017/07/26 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 全パートトレーニング教材 |
所要時間 | 20時間程度 |
レベル | 対象:初受験者 到達可能:600点 |
効果 | 全パートの基本的な対策を知る |
メリット | ①全パート必要な基本知識が抑えられている ②シチュエーションごとに必須単語がまとめられている |
デメリット | ①問題数が少ない |
始める前にやるべき教材 | なし |
終わった後にやるべき教材 | ①世界一わかりやすいTOEICシリーズ |
この教材は大学を中心に講師をしている横川綾子先生と、企業を中心に講師をしている渋谷奈津子先生が著者である教材。
監修役として、TOEIC界の大御所であるヒロ前田先生が関わっているということで、かなりいい教材に仕上がっていると思います。
TOEICでよく出るシチュエーションごとに解説されているのは、初心者向けの教材としては珍しい構成です。
単語もよくまとめられていますが、問題数が少ないのは少し気になるところです。
「とりあえず試しに1回受けてみる」くらいのモチベーションの人が使うべき教材ですね。
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TOEICいきなり600点!のメリット
実際に『TOEIC L&R テスト いきなり600点!』を利用していて感じたオススメポイントについて紹介していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 全パート必要な基本知識が抑えられている
- シチュエーションごとに必須単語がまとめられている
良い点①:全パート必要な基本知識が抑えられている
この教材はヒロ前田先生が監修しているだけあって、全パート必要な基本知識は抑えられています。
初心者向けの教材の中には、TOEICに必要な知識がきちんとまとめられていない教材もあるので、質の高さは安心です。
TOEIC600点であれば、この教材の中に入っているテクニックで対応は可能でしょう。
良い点②:シチュエーションごとに必須単語がまとめられている
この教材の大きな特徴は「シチュエーションごとに知識がまとめられている」ということでしょう。
TOEICというのは、よく出るシチュエーションのパターンが決まっています。
この教材ではシチュエーションごとに対応方法がまとめられているので、TOEICに慣れやすいでしょう。
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TOEICいきなり600点!のデメリット
逆にこの教材を利用していて感じた、残念なポイントについて解説していきます。
具体的には以下の点です。それぞれ詳しく解説していきます。
- 問題数が少ないので演習量が十分でない
悪い点①:問題数が少ないので演習量が十分でない
やはり1番の問題は、「問題数が少ないので演習量が十分でない。」という点でしょう。
知識はうまくまとめられてはいますが、文字を大きくして見やすくしている分内容も濃いとは言えません。
もちろん、もともと英語が得意な人であれば、この教材だけでTOEIC600点達成は可能です。
しかし、普通の人であればこの教材だけでTOEIC600点達成は難しいので、この教材の後に別の教材を利用しましょう。
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TOEICいきなり600点!の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『TOEIC L&R テスト いきなり600点!』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
僕の愛読書の
【TOEIC L&R テスト はじめてでも 600点が取れる!】
で勉強中。
まずはこの一冊をやりこんで
450点を目指す❗
いきなり600点は無理…😅
— kunyarin@ただいま休職中 (@kunyarin4) April 1, 2020
600点とタイトルにはありますが、基本的に初心者が目指す点数が600点なので、一応600点と書いているのだと思います。
別にTOEIC600点を目指していない人でもこの教材は利用できるでしょう。
★新刊発売中!『TOEIC® L&Rテスト いきなり600点!』
「初めてTOEICを受験する人」「英語が苦手な人」に最適。2人の実力派講師が、600点へのアプローチ法を教えます!https://t.co/R5OiTQBzAQ#TOEIC#社会人の勉強#スコアアップ pic.twitter.com/F59pvIeIeK
— 株式会社アルク (@alc_press) August 2, 2017
『TOEICテストいきなり600点』に目を通したとき驚いたのが、方略に徹していること。「トークの場所を問う森問題」「具体的な内容を問う木問題」とTOEICに特化しており、とても自分には書けないと感心。ひとつの職域になっており、新規参入が難しいのもわかります。
— 日向清人(ひなたきよと) (@hinatakiyoto) February 2, 2017
TOEICの教材はTOEICの専門家が作るべきだと考えています。その点この教材はTOEICに特化した内容になっていますので、安心ですね。
タイトルが「TOEICテストいきなり600点!」
とかいう本をつい買ってしまったw
今の僕のスキルは400点くらいw— まさと_ろっそ (@MasatoRosso) August 22, 2015
@NattyShibuya 初めまして!『TOEICテストいきなり600点!』を活用して先月人生初のTOEICに挑戦し、600点を越えることができました。これからも勉強を続けて、いつか満点を取りたいです。ありがとうございました!
— Tomoko (@dmtk811) December 27, 2014
実際にTOEIC600点を超えた人もいるようです。もちろんもともとの英語力があれば、この1冊でTOEIC600点越えは達成可能。
「TOEICテストいきなり600点」のリスニング部分を使用者目線でやってみたが、とても良くできている本だと思った。自分として、600点突破を目指して勉強する人に自信を持って推薦できる。
— HIRO (@HIRO16883288) August 17, 2014
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TOEICいきなり600点!はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが『TOEIC L&R テスト いきなり600点!』は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- 中学・高校レベルの英文法は大体身に付いているという人
- とりあえずどんなものか1回受けてみたい人
【オススメできない人】
- 中学・高校レベルの英文法が分からない人
- 本気でTOEIC600点越えを狙っている人
「とりあえずTOEIC一回受けとこかー」くらいのモチベーションの人には特におすすめです。(多分TOEICを初めて受ける人の6割くらいそのくらいのモチベーションだと思う)
ただ、TOEIC600点絶対に取るぞ!と思っている人は、別の教材のほうがオススメ。
全て紙教材で揃えたいのであれば、『世界一わかりやすいTOEICシリーズ』の3冊がオススメです。解説が詳しい初心者向けの教材。
全Partを一気に学習したいという人は、超大手企業リクルートが作成した『スタディサプリTOEIC対策講座』がオススメ。
特にスタディサプリは今なら7日間無料体験が利用できます。とりあえず試してみるという感じでも、リスク0なのもおすすめポイント。
【全て紙教材で揃えたいという人】
- 【徹底レビュー】世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 1‐4 リスニング]
- 【徹底レビュー】世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part 5&6 文法]
- 【徹底レビュー】世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 7 読解]
【1つのアプリ教材で対策したい人】
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TOEICいきなり600点!が終わった後にやるべき教材
とりあえず『TOEIC L&R テスト いきなり600点!』を終えて本番を受けてみて、ちゃんとTOEICの勉強をしてみよう!と思った人は以下の記事を使うことをオススメします。
先ほどから何度か解説していますが、詳しく説明していきます。
①世界一わかりやすいTOEICシリーズ
初心者向けのトレーニング教材として有名な『世界一わかりやすいTOEICシリーズ』は、紙教材の中では初心者に最もオススメできる教材です。
TOEIC600点だけでなく、TOEIC700点・800点の問題にも通用するテクニックが丁寧に解説されています。
解説も他のどの教材よりも丁寧で、初心者でも疑問を一切残しません。
TOEIC界のカリスマ関先生が作成した、初心者のための教材です。
②スタディサプリTOEIC対策講座
TOEIC600点を目指す人に最もオススメのアプリ教材は『スタディサプリTOEIC対策講座』です。大手企業のリクルートが本気で作成したTOEIC教材。
スタディサプリ大学受験講座で培ったノウハウがありますし、教材作成に使える資金力が段違いなので圧倒的に質の高い教材。
CMでもよく流れているので、知っている人も多いのではないでしょうか。利用者数も数百万人規模です。
『世界一わかりやすいTOEICシリーズ』の著者で有名な関先生の動画講義がかなりわかりやすい。正直TOEICの点数を上げるという面でいえば、チート級です。
スタディサプリでTOEIC対策やってるけど人の言いなりになって用意された教材をこなす勉強の難易度が大学院を経由して下がってしまってタダのチート行為にしか感じない。やれば出来るようになる事ってほんと楽。
— Hiroshi Yamato / dropcontrol (@yamato) November 24, 2019
- TOEIC300点台の初級レベルにオススメの「基礎講座」
- 基礎文法を知った中級・上級レベルにオススメの「パーフェクト講義」
- 難易度の高い問題を解きたい上級レベルにオススメの「実戦問題集NEXT」
月額料金が参考書1冊分で全て利用できます。とにかく短期集中で一気に点数を上げたい人にオススメの教材です。
特にTOEIC600点を目指す人は、英語の正しい勉強が身に付いていないはず。良い教材を使っても勉強法を間違えれば、ずっとあなたの点数は今のまま。
しかしスタディサプリでは、上から順番にこなしていくだけで、シャドーイング・ディクテーション・音読のような、正しい勉強法で利用できる仕組みになっています。
実際に私はこの教材を利用した結果TOEIC550点から、2週間でTEIC700点越え達成、5か月でTOEIC900点を突破しました。
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 中学・高校レベルの英文法は大体身に付いているという人
- とりあえずどんなものか1回受けてみたい人
【オススメできない人】
- 中学・高校レベルの英文法が分からない人
- 本気でTOEIC600点越えを狙っている人
この教材は中学・高校レベルの英文法知識は知っている、という人を対象にした教材です。
もし中学・高校の英文法が分からないという人は、以下の教材から利用してみてください。
この教材は頻出単語・頻出問題がまとめられている良い教材ではありますが、問題数も少なく内容が濃いわけではありません。
本気でTOEIC600点を目指したい!という人であれば以下の教材を利用しましょう。
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- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
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