『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』は、現在YouTuberとしても活躍中の森田鉄也先生が著者である教材。
『パート1・2特急 難化対策ドリル』の続編として出版されたものです。
『難化対策ドリル』から『難問』と名前が変わりましたが、収録されている問題の上限の難易度はどちらも同じです。
違うのは高難易度問題の割合。それぞれの難易度の所感は以下の通り。
- 『難化対策ドリル』は、高難易度問題が2割・中難易度問題が8割くらい
- 『出る問 難問240』は高難易度問題が4割・中難易度問題が6割くらい
上限の難易度はどちらも同じなので、対象者レベルはどちらも同じにしていますが、
TOEIC700点台の人は先に『パート1・2特急 難化対策ドリル』をすることをオススメします。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC700点以上の人
- トレーニング用教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC700点未満の人
- トレーニング用教材を利用していない人
TOEICの学習というのは、『トレーニング用教材』→『演習教材』という順番で進めていきます。
『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』は演習用教材。なので、トレーニング用教材を利用していない人には向いていません。
さらに難易度は中~高レベルであるので、TOEIC700点未満の人は別の教材を利用するべきでしょう。
オススメの教材は以下の2つです。リンククリックでレビュー記事に飛びます。
この記事では実際に『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』を利用した私が、この教材の内容について詳しく解説していきます。
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パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEICR L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240 |
著者名 | 森田鉄也 |
出版日 | 2018/07/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | Part1・2演習教材 |
所要時間 | 10時間程度 |
レベル | 対象レベル:TOEIC700点~ 到達可能レベル:TOEIC900点台 |
効果 | Part1&2の正答率向上 |
メリット | ①高難易度問題をたくさん演習できる ②片手で持ちやすいデザイン ③学習計画の立てやすいドリル |
デメリット | ①Part1の単語が難しすぎる ②Part1の画像が小さくて見にくい |
始める前にやるべき教材 | ①パート1・2特急 難化対策ドリル |
終わった後にやるべき教材 | ①Part 2 応答問題 でる600問 |
『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』は、東進ハイスクールで講師をしていたこともある、有名講師の森田鉄也先生が著者である教材。
森田鉄也先生と言えば、『単語特急』でかなり個性的な教材を作られていたことが印象的ですが、『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』はかなり正答派の演習教材。
- Part1&2の中~高難易度の問題をたくさん演習できます。
- 片手で持てるデザインなので通勤・通学中の電車内でも気軽に勉強できます。
- 全14回のドリル形式なので2週間で完結という計画を立てやすいです。
メリットはたくさんあるのですが、デメリットはPart1の画像の若干の見にくさでしょうか。
著作権の問題上写真を載せることはできませんが、本番よりも若干写真が小さいです。
私はそこまで気になりませんでしたが、もしかしたら気になる人もいるかもしれません。
一応公式問題集との大きさ比較の画像を載せておきます。
個人的にPart2の高難易度問題の演習用の参考書としてはかなり優秀だと感じました。
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パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240のメリット
実際に『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』を利用していて感じた、オススメポイントについて解説していきます。
先にすべて挙げてしまうと以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 高難易度問題をたくさん演習できる
- 片手で持ちやすいデザインなので通勤・通学中でも学習可能
- 学習計画の立てやすいドリル形式
良い点①:高難易度問題をたくさん演習できる
この教材はPart1が40問でPart2が200問収録されています。つまり本番7回分以上の演習が可能。
しかも普通の模試教材とは違い、中・高難易度問題のみ収録しています。中・上級者向けの教材としては十分すぎるほどの演習量と言えるでしょう。
良い点②:片手で持ちやすいデザインなので通勤・通学中でも学習可能
特急シリーズすべてに言えるメリットですが、片手で持ちやすいデザインで外出先でもかなり勉強しやすいです。
特に通勤・通学の電車内で学習できるのはありがたいですよね。
現在はスタディサプリのようなスマホで片手で学習可能な教材が増えています。
実際に僕もスタディサプリを用いて、TOEIC900点越えを達成しましたが、片手で隙間時間に気軽に勉強できるのは想像以上のメリットですよ!
良い点③:学習計画の立てやすいドリル形式
『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』は14回に分けられたドリル形式です。
1日に1ドリル進めていくと、ちょうど2週間で1周できます。
1日1時間未満の勉強量で、無理なく続けることが出来るのが大きなメリットでしょう。
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パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240のデメリット
逆にに『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』を利用していて感じた、残念なポイントについて解説していきます。
先にすべて挙げてしまうと以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- Part1の単語が難しすぎる
- Part1の画像が小さくて見にくい
悪い点①:Part1の単語が難しすぎる
この教材のPart1ではかなりの難単語がちりばめられています。
森田先生曰く、過去に実際に出題された難単語だそうですが、私は模試教材や本番でこれほどの難易度はほとんど見ません。
出版当時はPart1が特に難化していたようですが、最近は難しい単語で間違えさせる問題は多くありません。若干本番との差を感じてしまいました。
悪い点②:Part1の画像が小さくて見にくい
結構Part1の画像が小さい!という声が多く聞かれました。(実際僕は気になりませんでしたが。)
ただ特急シリーズは片手で持てるデザインにしているので、Part1の画像が小さくなってしまうのはしょうがないことかもしれません。
比較画像は上のほうで載せてあるので、見ておいてください。
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パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
TOEICR L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240はパート1の写真が小さすぎて何だかよくわからないのがいちばん難問
— まめもやし@CR (@sengoku_001) December 11, 2019
実際にPart1の画像が小さいと言っている声も見かけました。
もりてつさんオススメの、「パート1・2特急II 出る問 難問240」を1週してみた。簡単な問なのに難しい回答が出てくる時に、けっこう間違えてた😀
ついでに解きながらAnki化してデッキ作っておいた。これで240の難問は1月までにMasterできるはず♪ pic.twitter.com/KISY9DNmXn
— ゆり@TOEIC 1/10 900🌱 (@yurimurmur1) December 7, 2020
質問文が簡単で聞き取れた!と安心してたら回答文が難しくて間違えるパターンありがちですよね。
『TOEIC L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』、半分ぐらい終えた。
途中途中、難しいのがある印象。
何回聴いても分からなかったのは、少しだけ。これから、牙をむくのかな。— 逆境無頼エイジ🦁🤠 (@EEC0728) November 22, 2019
TOEIC 特急シリーズパート1・2難問240
後半になるにつれてだんだん難しくなっていってかなり解き応えがあります🔥
解いてると自分の弱点が見つかる良い一冊でした。
700点超えたらこれで練習するのがオススメです😇 pic.twitter.com/7Yx9b3sMcu— フジレン|TOEIC900への道のり (@pkrenfr) July 16, 2020
対象は700点越えくらいからです。後半の難しさはTOEICに出てくる最高難易度レベルですね。
TOEICR L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240を通勤中に2周した。
何言ってるのか全くわからない問題が4-5問あった‥— まめもやし@CR (@sengoku_001) December 9, 2019
通勤・通学中に学習できるの良いですよね。
特に時間が限られている場面では集中力が普段より高まるので、効率のいい勉強に繋がります。
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パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- TOEIC700点以上の人
- トレーニング用教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC700点未満の人
- トレーニング用教材を利用していない人
オススメできる人はTOEIC700点台かつ、トレーニング教材を利用した人です。
しかし、TOEIC700点台の人は、先に『パート1・2特急 難化対策ドリル』を利用することをオススメします。
TOEIC700点をまだ超えていないという人は、スタディサプリのTOEIC対策講座で総合的な対策を先に行ってください。
実際私自身スタディサプリのTOEIC対策講座で、TOEIC550点から900点越えを果たした経験もありかなりオススメしている教材です。
今なら7日間の無料体験も実施しているので、気軽に試すことが出来るのもうれしいですね。
TOEIC700点を超えていても、トレーニング用教材(問題の解き方を解説している教材)を利用していない人は先に『究極のゼミ Part 2 & 1』を利用することをオススメします。
問題を解く際にどのような点を注意すればいいのかを、理論的に説明してくれているので、演習用の教材を解く前に必ず利用したい教材。
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パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240を始める前にやるべき教材
先ほどからずっと紹介していますが、『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』を利用する前に、ぜひやってほしい教材を紹介します。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく説明していきます。
①パート1・2特急 難化対策ドリル
TOEIC700点台かつトレーニング教材がすでに終わっている人には、『難化対策ドリル』がオススメ。
前作にあたる『難化対策ドリル』は、『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』よりも中レベルの難易度の割合が高めです。
TOEIC700点台の人は先に『難化対策ドリル』をしっかりとこなしてから、『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』に進みましょう。
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②TOEIC L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
TOEIC700点は超えているけど、まだトレーニング教材を使ったことがない。という人には『究極のゼミ Part 2 & 1』がオススメ。
究極のゼミシリーズは中級者に人気のトレーニング教材で、特にTOEIC700点越えの実力を持っているという人にちょうどいい教材。
トレーニング教材の割には問題数も多く、難しい問題への対応方法もたくさん演習ができるので実力アップにはもってこいです。
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③スタディサプリTOEIC対策講座
TOEIC700点未満の人には、スタディサプリTOEIC対策講座がオススメ。
リクルートという超一流企業がTOEIC教材を出版すると、ここまで完成度の高い教材が出来上がるのか、、、、。と感心する教材。
何がすごいかというと、スマホでどこでも片手で勉強できるので通勤・通学電車や、ちょっとした隙間時間に勉強できるという点。
「基礎講座」「パーフェクト講義」「実戦問題集」が利用でき、300点の入門者から800点台の上級者まで対応可能という点。
7日間の無料体験が可能なので損することがないという点が挙げられます。
実際に私自身もこの教材でTOEIC550点からTOEIC900点越えを達成した経験もあり、一番好きでオススメしている教材です。
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パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240が終わった後にやるべき教材
次に『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』を終えた後は、何の教材をやればいいのか?について解説していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
①Part 2 応答問題 でる600問
どうしてもPart2だけは9割をキープしたい!という人にオススメなのが、『Part 2 応答問題 でる600問』です。
Part2の問題を600問以上集めた、Part2だけの教材。TOEIC本番40回分くらいですね。
とにかく演習問題を積んで、Part2の点数は維持したい!という人はこの教材を利用しましょう。
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②SANTA TOEIC
総合的にすべてのパートのレベルを上げたいという人にオススメなのが、SANTA TOEIC。
AIを利用した学習教材としてアジアで100万人以上に利用されている大人気教材。
その特徴はなんといっても、あなたのレベルに合った問題をAIが自動で選んで出題してくれる機能。
従来の教材は、どうしても簡単な問題と難しい問題を同時に収録する必要があり、学習の無駄が多くありました。
しかしSANTA TOEICを利用すれば、自分に合ったレベルのみを解くことが出来るので、効率よく学習することが可能。
特に解けない問題が少ない、上級者の方が使うと非常に効果が高い教材です。
AIが現在の自分の点数を予測し、診断してくれるので成長を感じることが出来る点も魅力の1つです。
AI点数診断は無料で可能。5分ほどで終わるのでぜひ診断だけでも利用してみてください。
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC700点以上の人
- トレーニング用教材を利用した人
【オススメできない人】
- TOEIC700点未満の人
- トレーニング用教材を利用していない人
TOEICの学習というのは、『トレーニング用教材』→『演習教材』という順番で進めていきます。
『パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240』は演習用教材。なので、トレーニング用教材を利用していない人には向いていません。
さらに難易度は中~高レベルであるので、TOEIC700点未満の人は別の教材を利用するべきでしょう。
オススメの教材は以下の2つです。リンククリックで別タブでレビュー記事に飛びます。
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- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
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