300万部以上売れた大人気「特急シリーズ」の中の1つ、『パート6特急』をレビューしていきます。
パート6のみの教材というニッチな需要を満たす、特急シリーズらしい教材です。パート6ってなぜかPart5と一緒にされることが多いですよね。
パート6が苦手!という人は大体文挿入問題が苦手なんだと思います。『パート6特急』は文挿入問題をたくさん演習したいという人にオススメの教材。
難易度は、第1章・2章はTOEIC本試の中でも平均以下の難易度、第3章はTOEIC本試平均よりも難しいレベルです。
なので対象としてはTOEIC600~700点台くらいでしょう。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC600点台~700点台の人
- トレーニング教材を利用した人
- Part6のみを重点的に学習したい人
【オススメできない人】
- TOEIC800点以上の上級者
- トレーニング教材を利用していない人
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
『パート6特急』は演習用教材なので、問題の解き方自体を学ぶことが出来るトレーニング用教材を先にするべき。
まだトレーニング用教材を利用していない、という人は以下教材がオススメです。
この記事では実際に『パート6特急 新形式ドリル』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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パート6特急 新形式ドリルのレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル |
著者名 | 大里秀介 |
出版日 | 2017/03/07 |
オススメ度 | |
教材タイプ | Part6演習用教材 |
所要時間 | 10時間程度 |
レベル | 対象:TOEIC600点~ 到達可能:TOEIC800点台 |
効果 | Part6の正答率アップ |
メリット | ①Part6のみ演習ができる ②Part6の解き方も学べる ③片手でも勉強できるサイズ感 |
デメリット | ①問題ページと解説ページが遠い ②1~2章の問題と3章の問題の難易度の差が大きい |
始める前にやるべき教材 | ①TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6 |
終わった後にやるべき教材 | ①TOEICL&Rテスト新形式精選模試リーディング1・2・3 |
この教材はTOEIC990点を30回以上取得している、大里秀介先生が著者である教材。この方の教材の中では『でる600問』が1番有名でしょう。
Part6に特化しているということ以外はかなりノーマルな教材です。問題の質もいいですし、解説も詳しい。
問題を40問解いてから解説ページに進むので、問題ページと解説ページが遠いのは若干使いづらいと感じるかも。
第1章・第2章はTOEIC本試平均レベルよりも簡単ですが、第3章だけがTOEIC本試平均レベルよりも難易度が高いですね。
Part6が苦手という人はぜひ使ってみるといいでしょう。
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パート6特急 新形式ドリルのメリット
実際に『パート6特急 新形式ドリル』を利用していて感じたオススメポイントについて紹介していきます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- ①Part6のみ演習ができる
- ②Part6の解き方も少し学べる
- ③片手でも勉強できるサイズ感
良い点①:Part6のみ演習ができる
この教材の最も大きな特徴はPart6のみ演習ができるという点でしょう。本番7.5回分のPart6を解くことが出来ます。
Part6のみ演習ができる教材って全然なくて、僕の知っている限りではこの教材と初心者特急Part6のみ。
文挿入問題に苦手意識があるという人も多いはず。この教材で徹底的に演習しましょう。
良い点②:Part6の解き方も学べる
この教材は演習用の教材です。普通演習用の教材と言えば、問題と解説ばかりで解き方についての解説はありません。
なので解き方を学びたければ、トレーニング用教材を利用するべき。
しかし、この教材は初めの10ページほどは解き方についても解説しているので、若干ですがトレーニング用の教材としても利用可能。
もちろん初めての人はトレーニング用の教材を利用するべきですが、復習として利用できるのはうれしいですね。
良い点③:片手でも勉強できるサイズ感
これは『パート6特急 新形式ドリル』の特徴というよりは、「特急シリーズ」の特徴ですがが、「片手で持ちやすいデザイン性」も大きなメリットの1つです。
片手で持てるので、通勤・通学の電車内でサッと取り出して勉強したり、少し空いた時間で勉強することが出来ます。
普段はネットサーフィンに使っている無駄な時間が、自己投資のための有意義な時間に代わるのはうれしいですよね。
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パート6特急 新形式ドリルのデメリット
逆にこの教材を利用していて感じた、残念なポイントについて解説していきます。
具体的には以下の2つです。それぞれ詳しく解説していきます。
- 問題ページと解説ページが遠い
- 1~2章の問題と3章の問題の難易度の差が大きい
①問題ページと解説ページが遠い
若干気になるのが、「問題ページと解説ページが遠い」という点。
大抵の特急シリーズは、1問1答の形式をとっていて、問題を1題解いたら解説が来ます。
しかし『パート6特急 新形式ドリル』は1章文(40問)解いた後に解説が一気にまとめられています。
なので1問解いて、章末の解説を見てを繰り返さなければいけないので、若干のストレスになるかもしれません。
②1~2章の問題と3章の問題の難易度の差が大きい
この教材の1番のデメリットは「1~2章の計80問と、第3章の40問の難易度の差が大きい」という点です。
上級者が解けば初めの1章と2章は簡単すぎると感じるはず。逆に初心者が解けば最後の3章が難しすぎると感じるはず。
使用対象者を広げようとしすぎて、逆に使いづらくしている例だと思います。
なので対象は600点台~700点台と少し狭めに設定しています。
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パート6特急 新形式ドリルの口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『パート6特急 新形式ドリル』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
最後の仕上げはパート6特急!
Q. 1〜80まで頑張りました💦 たくさん間違えたけど、鈍ってたTOEIC勘が戻ってきた感じがする(^^; 残りは明日の朝また解こう! pic.twitter.com/4SqkZur2ZY
— tomo (@tomo_toeic) April 8, 2017
パート6特急、3分の2終わらせました😊
ぶっちゃけこの本のパート6簡単過ぎて苦手なはずが全然解けてしまう。
文挿入問題の不正解選択肢があまりにも違うこと書かれてる(◜ᴗ◝ ) pic.twitter.com/GDh1dOSPPj— さ。@勉強垢 (@Sa_________29) January 8, 2021
上の2つのツイートはどちらも1章・2章を終わらせた人の感想です。初心者の方はちょうどよさそうですが、上級者は簡単すぎるという意見を持っていますね。
第3章についてはつぶやいていませんでしたが、おそらく上級者にとってはちょうどよく感じ、初心者の方は難しすぎるように感じたでしょう。
【御礼】パート6特急ですが、発売2週間で重版が決定しました。本当に皆様のおかげです。ありがとうございます! pic.twitter.com/MJ9DYdGoCG
— Tommy (@ToeicTommy1) March 22, 2017
かなりニッチなところ攻めている教材ですが、結構売れているようですね。
【#TOEIC】
『TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル』(朝日新聞出版)
パート6だけ演習できる珍しいテキストです。
問題は本番7.5回分(30題)もあるので、徹底的に対策できますよ!#Part6 #英語学習 #スコアアップ pic.twitter.com/aaVNkw6cxL— メディアビーコン🦁TOEIC|英検|英会話 (@MB_EnglishTOEIC) January 9, 2020
『TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試』の出版で有名なメディアビーコンさんのアカウントでも紹介されていました。
珍しいタイプの教材なので、実は地味に有名です。
パート6特急はパート6だけ効率的に解けるのでオススメです。
パート6は文脈重視なので、品詞問題などを除く文脈依存問題では根拠を明らかにしながら選ぶ姿勢が大事だと思います。— wada🍐 (@wadatoeic) August 23, 2019
TOEIC満点5回のwadaさんもオススメの教材です。
今日は一転絶好調なので(←こいつ早めに抜け出してきたから?)帰りはパート6特急の30題も全部見てみましたが、文挿入はもう間違えませんねはい。(←こんなにハードル上げて大丈夫か若干不安あり(^^;;
— めじ (@mejiyan) June 6, 2017
結局文挿入問題は慣れなので、正しい方法でたくさん解けば正答率は上がります。
Part6のみ演習したいという人にはかなりおすすめです。
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パート6特急 新形式ドリルはこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメの教材です。
【オススメできる人】
- TOEIC600点台~700点台の人
- トレーニング教材を利用した人
- Part6のみを重点的に学習したい人
【オススメできない人】
- TOEIC800点以上の上級者
- トレーニング教材を利用していない人
この教材はトレーニング教材を終えた後の演習用の教材として利用するべきです。
トレーニング用教材:問題の解き方を学べる教材。問題数少なめで解説ページが多め。
演習用教材:問題の解き方を練習できる教材。問題数多めで解説ページが少なめ。
まだトレーニング用の教材を利用していないという人は、別の教材を利用しましょう。
Part5&6のみを重点的に学習したいという人は、『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6』がオススメです。中級者向けのシリーズの1つです。
全Partを総合的に学習したいという人は、超大手企業リクルートが作成した『スタディサプリTOEIC対策講座』がオススメ。
特にスタディサプリは今なら7日間無料体験が利用できます。とりあえず試してみるという感じでも、リスク0なのもおすすめポイント。
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パート6特急 新形式ドリルを始める前にやるべき教材
先ほどからも何度か紹介していますが、『パート6特急 新形式ドリル』を利用する前にやるべき教材について紹介していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
①TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6
まず1つ目は、Part5&6のみを学習したいという人向けに『究極のゼミ Part 5 & 6』がオススメです。
中級者が上級者になるための登竜門的な教材である「究極のゼミシリーズ」の中の1つ。
しかし、『究極のゼミ Part 5 & 6』は究極のゼミシリーズの中でも少し難易度が高めです。
もし、TOEIC600点未満であれば、初心者向けの教材である『世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part 5&6 文法]』がオススメ。
あなたに合った教材を選んでみてください。
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②スタディサプリTOEIC対策講座
トレーニング教材を利用していなくて、全パートの学習を総合的に行いたい、という人にオススメの教材は『スタディサプリTOEIC対策講座』です。
大手企業のリクルートが本気で作成したTOEIC教材。
スタディサプリ大学受験講座で培ったノウハウがありますし、教材作成に使える資金力が段違いなので圧倒的に質の高い教材。
実際私もTOEIC550点から900点突破までは『スタディサプリTOEIC対策講座』を利用しました。
CMでもよく流れているので、知っている人も多いのではないでしょうか。利用者数も数百万人規模。
『世界一わかりやすいTOEICシリーズ』の著者で有名な関先生の動画講義がかなりわかりやすい。正直TOEICの点数を上げるという面だけでいえば、チート級です。
スタディサプリでTOEIC対策やってるけど人の言いなりになって用意された教材をこなす勉強の難易度が大学院を経由して下がってしまってタダのチート行為にしか感じない。やれば出来るようになる事ってほんと楽。
— Hiroshi Yamato / dropcontrol (@yamato) November 24, 2019
- TOEIC300点台の初級レベルの初心者にオススメの「基礎講座」
- 基礎文法を知った中級・上級レベルの初心者にオススメの「パーフェクト講義」
- 難易度の高い問題を解きたい上級レベルの初心者にオススメの「実戦問題集NEXT」
月額料金が参考書1冊分で全て利用できます。とにかく短期集中で一気に点数を上げたい人にオススメの教材です。
特に中級者が上級者になるためのトレーニング用教材として、『パーフェクト講義』がかなりオススメ。
さらに演習用教材として、4000問収録されている『実戦問題集』も使い放題です。
トレーニング用と演習用の教材が一体化した便利な教材です。
パート6特急 新形式ドリルが終わった後にやるべき教材
逆に『パート6特急 新形式ドリル』を終えた後何をすればいいのか?について紹介していきます。
パート6特化の教材は他にはありません。なので、リーディング全般の対策教材になりますがオススメなのは以下の教材。詳しく解説していきます。
①TOEICL&Rテスト新形式精選模試リーディング1・2・3
オススメなのは高難易度のリーディング模試教材である『精選模試リーディング』です。
日本一のTOEICスクールに輝いたこともある「エッセンススクール」の講師陣が本気で作成した模試教材。
問題の質・解説の詳しさ・コスパの高さ。どれをとっても申し分ありません。しかし1番の特徴は1冊あたり500問収録されているという、問題演習量の多さ。
3冊出版されているので、500×3=1500問の演習が可能!
TOEIC700点を超えたら、この教材で徹底的に演習を行いましょう。
まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC600点台~700点台の人
- トレーニング教材を利用した人
- Part6のみを重点的に学習したい人
【オススメできない人】
- TOEIC800点以上の上級者
- トレーニング教材を利用していない人
TOEICの学習というのは「トレーニング教材」→「演習教材」という順番で進めていきます。
『パート6特急』は演習用教材なので、問題の解き方自体を学ぶことが出来るトレーニング用教材を先にするべき。
まだトレーニング用教材を利用していない、という人は以下教材がオススメです。
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- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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