2020年12月4日に発売された『関正生の TOEIC® L&Rテスト 文法問題 神速100問』。
スタディサプリTOEICの講師として一躍有名になった関正生先生が著者である教材。実際私自身もスタディサプリで大幅に点数が向上したので、関先生のファンになりました。
ネット上にまだ情報が少ないということで、実際に使ってレビューします。
さすが関先生の教材だ!ということで解説はかなり詳しいです。
ただ、難易度は中程度の基礎的な問題が多く、表紙にはTOEIC700~880点が目標と書いてありましたが、実際は目標スコア800点くらいが上限でしょう。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 現在の点数がTOEIC500点台~700点台の人
- 文法知識が身に付いている人
【オススメできない人】
- 現在の点数が500点未満もしくは800点以上の人
この教材の問題難易度としては中級程度で、上級者向けの教材ではありません。
初学者向けでもないので、初めて勉強する人や、TOEIC500点未満の人は先に文法の解き方が体系的に学べる教材を利用したほうがよさそう。
現在TOEIC500点未満の人は以下の教材をオススメします!
この記事では実際に『文法問題 神速100問』を利用した私が、この教材の内容について詳しく解説していきます。
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文法問題 神速100問のレビュー評価情報まとめ
教材名 | 関正生の TOEIC® L&Rテスト 文法問題 神速100問 |
著者名 | 関正生 |
出版日 | 2020/12/04 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 文法問題演習教材 |
所要時間 | 5時間程度 |
レベル | 対象レベル:TOEIC500点~ 到達可能レベル:~TOEIC800点 |
効果 | Part5の正答率向上 |
メリット | ①解説が丁寧で同様の表現など知識を整理しながら学べる ②1つの問題で2つのポイントを学習できる ③前から後ろに解くだけで自動的に復習できる |
デメリット | ①問題数が少ない |
始める前にやるべき教材 | ①世界一わかりやすいTOEICテストの英文法 ②世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part 5&6 文法] ③【オススメ】スタディサプリTOEIC対策講座 |
終わった後にやるべき教材 | ①文法問題でる1000問 |
超有名講師である関正生先生が著者である教材。100問(正確には102問)で文法の頻出問題を解けるようになろう!という趣旨の教材です。
似たような問題集としては、Amazon人気ランキング上位の『文法特急』がありますが、個人的には『文法問題 神速100問』のほうが学べる知識が多くてオススメ。
1つの文法問題を解くことで2つのポイントを学ぶことができる、という珍しいタイプの教材です。
そのおかげで普段よりも2倍(解説詳しいので3倍以上かも)の速さで知識をためることが出来ます。
重要事項は1回説明するだけでなく教材内で複数回登場するので、前から後ろに解いていくだけで自動的に復習できる仕組みがあり、個人的には一番好きな点ですね。
ただ問題数が少ない点や頻出問題のみ扱っているという点から、上級者にはオススメはできません。
800点以下が目標点数の人が利用すると良いでしょう。
文法問題 神速100問のメリット
実際に『文法問題 神速100問』を利用してみてよかったところを紹介していきます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 解説が丁寧で同様の表現など知識を整理しながら学べる
- 1つの問題で2つのポイントを学習できる
- 前から後ろに解くだけで自動的に復習できる
良い点①:解説が丁寧で同様の表現など知識を整理しながら学べる
関先生の教材に共通する特徴なのですが、とにかく解説は超詳しいです。
普通の教材ではdiscussは他動詞だから、○○が正解としか解説されていません。しかしこの教材では「自動詞と間違えやすい他動詞一覧」まで解説してくれます。
普通の教材では、if内は時・条件を表す副詞節で未来のことも現在形で表すから○○が正解としか解説されていません。
しかしこの教材では「時・条件を表す副詞節一覧」まで解説してくれます。
1つの問題を解くのに必要な知識だけでなく、他の問題でも使える知識まで学べるのでかなり効率よく勉強できます。
良い点②:1つの問題で2つのポイントを学習できる
この教材が1番推しているポイントは『1つの問題で2つのポイントを学習できる』という点です。
普通の教材では時制問題があれば時制の説明しかしませんが、この教材では文章内で使われている関係代名詞の非制限用法の解説までしてくれます。
このように1つの問題に含まれている文法知識は1つではありません。この教材ではそのような問題に関係ない知識まで解説してくれています。
良い点③:前から後ろに解くだけで自動的に復習できる
個人的に一番好きなポイントは『前から後ろに解くだけで自動的に復習できる仕組み』です。
普通の教材を使っていても、1回理解した気になるけども数時間後にはもう忘れているなんてことありませんか?
この教材では、1回出てきた知識を複数回同じ教材内で解説するので、前から後ろに解くだけで復習が可能。
何度も同じ問題を解くのが飽きるという人にとってうれしい教材ですよね!
文法問題 神速100問のデメリット
逆に『文法問題 神速100問』を解いていて感じたデメリットについて解説していきます。
具体的なデメリットは以下の点です。詳しく解説していきます。
- 問題数が少なく頻出問題ばかりなので高得点を目指している人にはオススメできない
悪い点①:問題数が少なく頻出問題ばかりなので高得点を目指している人にはオススメできない
この教材はTOEIC800点以下が目標点数の人には超オススメの教材です。
しかし、TOEIC800点より高い点数を目標としている人にとっては、問題数が少なすぎますし、頻出問題が多すぎます。
もし高得点を狙っている人であれば、頻出問題以外も演習できる問題集を選びましょう。
文法問題 神速100問の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『文法問題 神速100問』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
【新刊】
『関正生のTOEIC L&R テスト 文法問題 神速100問』 pic.twitter.com/pWfA5fUVZI
— ストリームライナー(関正生事務所) (@Streamliner_Ltd) December 7, 2020
口コミではないですが、出版元のPR動画を見つけたので載せておきます。
12/09
昼休みにランチの代わりに 会社でTOEIC.
午前の会議が伸びて 25分だけ
ETS 既出②1000 Test10 P7神速100問 昨日最初の30題ぐらいに挑戦しました。
なかなかいいですね。
特に開設がとても充実しているように感じました。
絶対おすすめです!!— Yuji K (@yuji210011) December 9, 2020
開設は解説の誤字でしょう。関先生の教材は問題数は少ないですが、解説がどの教材よりも充実していることで有名です。
関先生のTOEIC L&Rテスト文法問題 神速100問良書です✨
関先生の核心をついた解説は健在👍
さらにこの本のいいところは「隠れポイント」としてその先の視点を解説いただいています✨✨TOEICerは必見👀
abceedでも利用できるのが良い💕 pic.twitter.com/uNOZFg7xEo— 一歩先へ (@westocean_Z1) December 20, 2020
隠れポイントがこの教材の推しにしている点ですね。1問で2つ学べるというのは今までの教材になかった視点です。
神速100問、一周目終わった🥳 3日くらいで終えられた👀 (102問あったw)
— せりざわ🤧 (@serizawa_jp) December 11, 2020
この教材は短時間で1周終えることが出来るのもメリット。何周もすることで細部までしっかりと理解することが出来ますよ!
「語学書【TOEIC】部門」で第5位!
好評発売中の『関正生の TOEIC® L&Rテスト 文法問題 神速100問』、「丸善 丸の内本店」のランキングで第5位をいただきました✨
手に取ってくださったみなさま、ありがとうございます!(編集Q) pic.twitter.com/Gnv7MCutV5— ジャパンタイムズ出版 (@japantimespub) December 15, 2020
無茶苦茶売れてるみたいですね。関先生は僕みたいにスタディサプリで熱狂的信者になった人が多いので、本を出版したら売れる。授業がとにかくわかりやすいんだよなぁ。
文法問題 神速100問はこんな人にオススメ
冒頭でも説明しましたが、『文法問題 神速100問』は以下のような人にオススメ!
【オススメできる人】
- 現在の点数がTOEIC500点台~700点台の人
- 文法知識が身に付いている人
【オススメできない人】
- 現在の点数が500点未満もしくは800点以上の人
この教材は中級者向けの教材です。上級者もしくは初心者には教材のレベルが合わないと感じるはず。
上級者であれば、『文法問題でる1000問』で徹底的に演習するのがオススメ。
初心者であれば『スタディサプリTOEICの基礎講座』で徹底的に基礎を固めるのがオススメ。
特に今ならスタディサプリのTOEIC対策講座は、7日間の無料体験を実施しているので、気軽に利用することが出来ますよ!
文法問題 神速100問を始める前にやるべき教材
『文法問題 神速100問』を始める前にやるべき教材として、3つほど紹介してきました。
その教材が具体的にどんな教材なのか?について詳しく解説していきます!
①世界一わかりやすいTOEICテストの英文法
文法の知識自体があまり身に付いていないという人は、『世界一わかりやすいTOEICテストの英文法』がオススメ。
初心者向けの教材として有名な『世界一わかりやすいシリーズ』の英文法書です。
この教材が出るまでは、TOEICに特化した英文法書というのは存在しませんでした。しかし、超有名講師である関正生先生が、そんな状況を解決するために作成した教材。
TOEICに出やすい文法順に、出やすい単語で解説されています。
大学受験とTOEICの英文は若干違います。大学受験用の教材で復習するよりは、TOEICに特化した英文法書で対策するのがいいでしょう。
②世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part 5&6 文法]
「大学受験などで勉強した文法知識は覚えている。」という人にオススメなのが、『世界一わかりやすいTOEICテストの授業[Part 5&6 文法]』です。とにかく解説が詳しいということが特徴。
Part5・6を解くのに必要な知識を短期間で学ぶことができ、まだ知識が固まっていない人でも理解できるほど解説も多いのでTOEIC600点以下の人にとてもオススメ。
③スタディサプリTOEIC対策講座
サラリーマンや大学生に特におすすめなのが『スタディサプリTOEIC対策講座』です。
リクルートという超一流企業がTOEIC教材を出版すると、ここまで完成度の高い教材が出来上がるのか、、、、。と感心する教材。
何がすごいかというと、スマホでどこでも片手で勉強できるので通勤・通学電車や、ちょっとした隙間時間に勉強できるという点。
「基礎講座」「パーフェクト講義」「実戦問題集」が利用でき、300点の入門者から800点台の上級者まで対応可能という点。
7日間の無料体験が可能なので損することがないという点が挙げられます。
実際に私自身もこの教材でTOEIC550点からTOEIC900点越えを達成した経験もあり、一番好きでオススメしている教材です。
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文法問題 神速100問が終わった後にやるべき教材
次に『文法問題 神速100問』を終えてしまったら何をすべきか?について解説していきます。先ほども紹介しましたが以下の教材がオススメです!
①文法問題でる1000問
TOEIC文法問題の1番人気を誇る『でる1000問』。その名の通り1000問以上の問題を収録しています。
Part5の問題を感覚的に解けるようになることで、解くスピードがあがりPart7に時間を回すことが可能になります。
しかし、問題数が多いため途中で挫折する人が多く、腰を据えてTOEIC対策に臨める人にオススメの教材です。
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 現在の点数がTOEIC500点台~700点台の人
- 文法知識が身に付いている人
【オススメできない人】
- 現在の点数が500点未満もしくは800点以上の人
この教材の問題難易度としては中級程度で、上級者向けの教材ではありません。
初学者向けでもないので、初めて勉強する人や、TOEIC500点未満の人は先に文法の解き方が体系的に学べる教材を利用したほうがよさそう。
現在TOEIC500点未満の人は以下の教材をオススメします!
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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