昇進要件になっていたり、就活で履歴書にぎりぎり書いてもいい点数と言われることも多いTOEIC600点。
TOEIC600点は目指す人が多いだけあって、600点を目標とした参考書はたくさん出版されています。
その中でもこの『600点奪取の方法』は、バランスの良い教材だという風に感じました。
テクニック論に偏ることもなく、問題数が極端に多いわけでもなく、誰でも使いやすい教材。
ただ、600点を目標としているだけあって、少し捻った問題も収録されています。
英語に自信のない人やTOEIC470点未満の人は、同シリーズの『470点奪取の方法』から始めるといいでしょう。
『600点奪取の方法』は、TOEICの勉強方法・各パート別の解答テクニックがまとめられていて、クオリティの高い教材だと思います。
ある程度文法知識のある初受験者、もしくはTOEIC470点以上を取得済みの人にオススメの教材です。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 基本的な文法知識は理解できている初受験者
- すでにTOEIC470点取得済みの人
- TOEIC600点目標の人
【オススメできない人】
- 文法知識からしっかりと解説してほしい人
- TOEIC470点未満の人
『600点奪取の方法』はかなりバランスの良い教材で、600点目標の全パート対策できる教材の中ではかなりオススメ。
ただ、文法知識はある程度あるという前提で解説がなされているので、文法知識に自信がない人は復習してから利用するといいでしょう。
この記事では実際に『TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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600点奪取の方法のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法 |
著者名 | 八島 晶 |
出版日 | 2019/02/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 全パート対策教材 |
所要時間 | 15時間程度 |
レベル | 対象レベル:TOEIC470点~ 到達可能:TOEIC700点 |
効果 | 全パートの学習指針を把握できる |
メリット | ①各パートごとの具体的な勉強法を学べる ②癖が強くないバランスの良い教材 ③同シリーズと接続しやすい |
デメリット | ①文法知識の解説は少なめ |
始める前にやるべき教材 | ①TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法 |
終わった後にやるべき教材 | ①TOEIC L&Rテスト 730点奪取の方法 |
この教材は八島 晶先生が著者の全パート対策型教材。八島先生の他の教材としては、サラリーマン特急のリスニング編が有名ですね。
問題数も多すぎず、テクニックに偏りすぎていないので、人を選ばない教材だなと思います。
ただある程度文法知識があるという前提で解説がなされているので、文法知識を忘れてしまっている人は復習しておくといいでしょう。
同シリーズの『470点奪取の方法』では、最低限の文法知識がまとめられているので、先に利用してみるのもありですね。
どのような問題を捨てればいいのか?と、各パートの勉強法がかなりしっかり目に書かれているのはかなり高評価ポイントです。
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600点奪取の方法のメリット
次に私が実際に『TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法』を利用してみて、どういった点がオススメポイントかをまとめてみます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 各パートごとの具体的な勉強法を学べる
- 癖が強くないバランスの良い教材
- 同シリーズと接続しやすい
良い点①:各パートごとの具体的な勉強法を学べる
『600点奪取の方法』で最もオススメポイントは、各パートの具体的な勉強法を学べるという点です。
例えばPart3の学習方法の紹介ページは5ページも取られています。
3種類の音読方法が紹介されているだけでなく、どのようなスケジュールで復習していけばいいのかまで解説されています。
学習方法の解説部分にはかなり著者のこだわりが垣間見えています。
良い点②:癖が強くないバランスの良い教材
この教材はあまり癖の強い教材ではないので、幅広い人から支持される教材だという風に感じました。
テクニックに偏っているわけでもないし、問題数が多すぎるというわけでもない。
比較的誰でも利用しやすい教材であると感じました。
良い点③:同シリーズと接続しやすい
この教材の良いところは、同シリーズと接続しやすいという点でしょう。
『470点奪取の方法』と『730点奪取の方法』も出版されていて、それぞれ被りなく新たな知識を学ぶことが出来ます。
600点奪取の方法が難しすぎたら、『470点奪取の方法』を利用してもいいです。逆に簡単すぎたら『730点奪取の方法』を利用してもいいですね。
次の教材を見つけやすいというのは、大きなメリットの1つです。
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600点奪取の方法のデメリット
次に『TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法』の悪い点・改善してほしい点を紹介します。
先に挙げてしまうと以下の通り。詳しく解説していきます。
- 文法知識の解説がかなり少なめ
悪い点①:文法知識の解説がかなり少なめ
この教材は600点目標のわりには、若干文法知識の解説が少なめかなと思いました。
品詞ごとの役割の違いや、時制知識はすでに持っているという前提で解説がなされています。
おそらく『470点奪取の方法』の別冊で紹介されている部分なので、今回は解説しないということでしょう。
文法に不安がある人は、まずは『470点奪取の方法』を使ってみるか、文法専用の教材を利用してみるとよいでしょう。
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600点奪取の方法の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『TOEIC L&Rテスト 600点奪取の方法』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
TOEIC730点奪取の方法を読んでいる(二度目)600点奪取の方法を4周してから戻ったんだけど、このシリーズは心に滲みる内容ばかり…どうしてわたしの心の内がわかるのか 図表問題の解き方がこんなに丁寧だなんて
— 宮川恭子 (@kyokomiyakawa) September 6, 2020
明日、もうTOEICかー。奪取の模試1冊は終わったけど、もう1冊くらいやる予定だったけどそんなにはできないなー。明日からは600点奪取の方法、次は730点奪取の方法と進んでいこう
— EnglishKame (@toeic_kameko) May 22, 2021
『600点奪取の方法』の後は『730点奪取の方法』につなげやすいですね。
「600点奪取」をやっているのだけれど、「470点奪取」に比べると引っ掛け問題が多いなという印象。もちろんコレは愛のある意地悪というか、安心して転べる場所でたくさん転んで経験を積みなさいというメッセージなのだと思う☺️💖(もしかして730点、860点はもっと…!?) pic.twitter.com/X9mDhKxpGo
— 英会話テキストナビゲーター (@EnglishTextb00k) April 10, 2020
『470点奪取の方法』よりは、単語レベルや問題レベルが1段階上がっています。
TOEIC470点未満の人は、まずは『470点奪取の方法』から利用するといいでしょう。
9/1#今日の英語学習
📻ラジオ英会話
📕600点奪取の方法
📕TOEICリスニング600 Part3 音読→オーバーラッピング
📕銀フレ 750〜850 サプリ2『600点奪取の方法』買って良かった😂ほぼ初TOEICには必須✨ pic.twitter.com/EMJhwWZVti
— ねことうやん。 (@neko_touyan) September 1, 2019
『600点奪取の方法』には単語集がついていないので、『銀のフレーズ』と一緒に利用するのはオススメです。
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600点奪取の方法はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- 基本的な文法知識は理解できている初受験者
- すでにTOEIC470点取得済みの人
- TOEIC600点目標の人
【オススメできない人】
- 文法知識からしっかりと解説してほしい人
- TOEIC470点未満の人
この教材はTOEIC600点を目指している、文法知識がある程度固まっている人向けの教材です。
まだ文法知識に不安がある人や、TOEIC470点未満の人は別の教材を利用することをオススメします。
具体的には、文法知識を学びたいのであれば、『世界一わかりやすいTOEICテストの英文法』がオススメです。
さらにTOEIC470点未満の人は、同シリーズである『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法』を利用すればよいでしょう。
1つの教材で文法・リスニング・リーディング全てを網羅したい人は、『スタディサプリTOEIC対策講座』がオススメ。
特にスタディサプリは今なら7日間無料体験が利用できます。とりあえず試してみるという感じでも、リスク0なのもおすすめポイントです。
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600点奪取の方法を始める前にやるべき教材
『600点奪取の方法』を始める前には、TOEIC470点以上の英語力とある程度の英文法力が必要です。
もしその2つがまだ不安であるのであれば、別の教材を利用することをオススメします。
先ほども触れましたが、ここでは『600点奪取の方法』を始める前にやるべき教材について紹介していきます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
①世界一わかりやすいTOEICテストの英文法
文法知識に自信がないという人にオススメの教材が『世界一わかりやすいTOEICテストの英文法』です。
TOEICに特化した唯一の文法書。TOEICに出やすい順番で、文法事項を解説しています。
有名講師である「関 正生」が著者である教材で、文法の核となる部分を解説しているので暗記量が激減します。
TOEICで必要な英文法は一通り紹介されているので、少しでも不安がある人は購入し利用するといいでしょう。
②TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法
TOEIC470点未満の人にオススメの教材は、『470点奪取の方法』です。タイトル通り『600点奪取の方法』と同シリーズの教材。
『600点奪取の方法』と異なり、単語帳と基礎英文法を簡単にまとめた別冊が付属しています。
問題文中に使われている単語レベルもかなり易しめで、TOEIC470点未満の人でも無理なく利用できるレベル。
実際に『600点奪取の方法』を購入してみて、難易度が高いと思ったら『470点奪取の方法』を購入してみてもいいでしょう。
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③スタディサプリTOEIC対策講座
1つの教材で全パート対策したい人にオススメのアプリ教材は『スタディサプリTOEIC対策講座』です。大手企業のリクルートが本気で作成したTOEIC教材。
スタディサプリ大学受験講座で培ったノウハウがありますし、教材作成に使える資金力が段違いなので圧倒的に質の高い教材。
CMでもよく流れているので、知っている人も多いのではないでしょうか。利用者数も数百万人規模です。
『世界一わかりやすいTOEICシリーズ』の著者で有名な関先生の動画講義がかなりわかりやすい。正直TOEICの点数を上げるという面でいえば、チート級です。
スタディサプリでTOEIC対策やってるけど人の言いなりになって用意された教材をこなす勉強の難易度が大学院を経由して下がってしまってタダのチート行為にしか感じない。やれば出来るようになる事ってほんと楽。
— Hiroshi Yamato / dropcontrol (@yamato) November 24, 2019
- TOEIC300点台の初級レベルの初心者にオススメの「基礎講座」
- 基礎文法を知った中級・上級レベルの初心者にオススメの「パーフェクト講義」
- 難易度の高い問題を解きたい上級レベルの初心者にオススメの「実戦問題集NEXT」
月額料金が参考書1冊分で全て利用できます。とにかく短期集中で一気に点数を上げたい人にオススメの教材です。
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600点奪取の方法が終わった後にやるべき教材
逆に『600点奪取の方法』を終えた後に何をすべきか?について紹介していきます。
かなりいろいろな選択肢があると思いますが、個人的には同シリーズである『730点奪取の方法』を利用するのが一番オススメです。
『600点奪取の方法』と特徴はほとんど同じですが、『600点奪取の方法』よりも捻った問題が多く、単語レベルも若干たかいです。
『600点奪取の方法』との情報の被りもかなり少ないので、効率の良い学習ができるでしょう。
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 基本的な文法知識は理解できている初受験者
- すでにTOEIC470点取得済みの人
- TOEIC600点目標の人
【オススメできない人】
- 文法知識からしっかりと解説してほしい人
- TOEIC470点未満の人
『600点奪取の方法』はかなりバランスの良い教材で、600点目標の全パート対策できる教材の中ではかなりオススメ。
ただ、文法知識はある程度あるという前提で解説がなされているので、文法知識に自信がない人は復習してから利用するといいでしょう。
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- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
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