TOEICの世界では超有名な濱崎潤之輔先生が著者である『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法』についてレビューしていきます。
英語から長い間離れている社会人、もしくは超英語が苦手な大学生を対象にTOEIC470点目標として作成された教材です。
TOEIC600点目標の教材は山のようにありますが、TOEIC470点目標の教材は少なめ。有名な先生が著者であるという安心感もあります。
全パートの基本的なテクニックと勉強法が解説されているだけでなく、単語・熟語・中学英文法もまとめられており、まさに1冊で総合対策できる教材。
1冊で全パート対策でき解説も詳しいのですが、問題数はかなり少なめ。149問しか収録されていません。
ただTOEICの学習にあまりお金をかけたくない人や、まずは全パートを幅広く知りたいという人にはかなりおすすめです。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 1冊で全パート対策したい人
- TOEICにあまりお金と時間をかけたくない人
- 英語から長い間離れていた社会人や英語が超苦手な大学生
【オススメできない人】
- 本気で勉強して高得点を狙っていきたい人
- TOEICは初めてだけど、英語自体は結構得意な人
『470点奪取の方法』は1冊で単語・基礎文法から、全パート対策まで完結する教材です。
確かに価格も安く、まんべんなく勉強したい人にはありでしょう。
しかし、全パート教材は各パートの内容が薄くなりがちで、この教材も問題数は149問しか収録されていません。
本気で学習して高得点を狙っていきたい人は、この教材の後に別の教材を利用するか、初めからパートごとに別冊になっているシリーズものを利用しましょう。
>>【レビュー記事まとめ】世界一わかりやすいTOEICシリーズの特徴や評価まとめ
さらにTOEIC自体は初めてだけど、英語自体は結構得意だよという人はもう少し上のレベルを狙うのもありです。
初受験の人が利用すべき教材については以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
この記事では実際に『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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470点奪取の方法のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法 |
著者名 | 濱崎潤之輔 |
出版日 | 2019/02/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 全パート対策型教材 |
所要時間 | 15時間程度 |
レベル | 対象レベル:初受験~ 到達可能レベル:TOEIC500点台 |
効果 | 全パート総合的な能力向上 |
メリット | ①各パートごと具体的な勉強法について学べる ②単語・熟語・基礎英文法がまとめられた別冊が優秀 ③初心者でも無理ない単語レベルで演習が出来る |
デメリット | ①問題数が少ない |
始める前にやるべき教材 | なし |
終わった後にやるべき教材 | ①2カ月で攻略 TOEIC(R) L&R テスト600点! |
TOEIC界では超有名な濱崎潤之輔先生が著者である、『470点奪取の方法』。470点目標の全パート対策型教材としては1番オススメの教材。
初心者でも無理のない単語レベルで、全パート演習が出来るというのは1番大きなメリットです。
各パートごとに具体的な学習法について解説されているので、どうやって英語を勉強すればいいのかわからないという人にオススメです。
本編で使われた重要単語が700語まとめられた別冊は超優秀で、中学レベルの基礎英文法もまとめられています。
全パート対策型教材にありがちな、各パートの内容が薄くなってしまうというデメリットはあります。
しかし、かなり短時間で初級レベルの問題を演習できるので、とりあえず1冊探してるという人にはむしろありがたいかもしれません。
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470点奪取の方法のメリット
次に私が実際に『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法』を利用してみて、どういった点がオススメポイントかをまとめてみます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 各パートごと具体的な勉強法について学べる
- 単語・熟語・基礎英文法がまとめられた別冊が優秀
- 初心者でも無理ない単語レベルで演習が出来る
良い点①:各パートごと具体的な勉強法について学べる
この教材独自のメリットとしては『各パートごとの具体的な勉強法について学べる』という点です。
各パートと言っても正確に言えば、Part1の勉強法・Part2の勉強法・Part3&4の勉強法・リーディングの勉強法の4つです。
数ページ使って具体的に解説してくれているので、どうやって勉強すればいいのかわからないという人にはかなりおすすめです。
間違った勉強法をしていれば、どれだけ勉強しても全然点数が伸びない、という地獄のような日々を過ごすことになりますからね。(経験談)
良い点②:単語・熟語・基礎英文法がまとめられた別冊が優秀
この教材の特徴の1つとしては、「単語・熟語・基礎英文法がまとめられた別冊が優秀」という点です。
収録されている単語は、本誌内で学習しているものですし、例文も本文から抜き出して作られています。
700語収録されているので、TOEIC470点であれば十分対応可能な単語数。
最低限必須な中学の基礎英文法もまとめられていますので、英文法の復習をサッとしてしまいたい人にはオススメです。
良い点③:初心者でも無理ない単語レベルで演習が出来る
この教材はTOEIC470点を目標としているだけあって、教材内の単語レベルはかなり低めです。
そのため初心者でもストレスが低めで学習することが出来る、というメリットがあります。
特に他の教材を使って挫折した経験があるという人は、この教材を利用してほしいですね。
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470点奪取の方法のデメリット
次に『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法』の悪い点・改善してほしい点を紹介します。
先に挙げてしまうと以下の通り。詳しく解説していきます。
①問題数が少ない
悪い点①:問題数が少ない
『470点奪取の方法』は全パート対策型教材の中でも、比較的薄めの教材です。
ただでさえ全パート対策教材は各パートの内容が薄くなりがちなのですが、この教材はさらにその欠点が顕著に表れています。
問題数は149問とTOEIC本試1回分よりも少ない問題数。
もちろんTOEIC470点を目標としている人を対象にしている教材として、十分量のテクニックは解説されています。
しかし、これから高得点を狙っていこうと考えている人は、正直もっと多くのテクニック部分を学ぶべき。
とりあえず1冊を使って、試験本番までに全パートの対策をまんべんなく知っておきたいという人にはオススメです。
しかし、本気で勉強してこれから高得点を狙っていこうという人は、『世界一わかりやすいTOEICテストの授業シリーズ』の3冊を利用するといいでしょう。
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470点奪取の方法の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
470点奪取の方法のおかげだろうな。
実力以上の点数だと思うから、もっと頑張らないと。
実施日:2020年1月12日#TOEIC pic.twitter.com/MRp7UcXbdd
— Fireworks (@fireworks123456) January 29, 2020
拙著『TOEIC L&Rテスト 470点
奪取の方法』を使ってくださった学習者の方が、715点という自己ベストのスコアを7月の公開テストで取得されました。付箋がビッシリ貼られているテキストを拝見すると、いかに真摯に取り組んでくださったかが分かります。著者冥利に尽きます。https://t.co/Cu2DojETCG https://t.co/YfgK0Z0HoY pic.twitter.com/ZE5IZWDenA— 濱崎潤之輔 (@HUMMER_TOEIC) August 21, 2019
実際にこの教材を利用して結果が出たという声も見つかりました。
TOEIC715点を取った人は、正直もっと難易度の異なる教材を利用すべきだったとは思いますが、、、。
何はともあれ、実際に効果があるという声は励みになりますよね。
470点奪取の方法一周目終了!
会社で受けるテストまでにあと2周はしたい!
読むだけでなく書くこともしていくかな!#TOEIC #まずは470点 #目標は650点以上で基準クリア— sei-k (@nishikubi) January 24, 2020
10月にテストを受験する300点台の方々と『TOEIC L&Rテスト 470点奪取の方法 』でお勉強を始めます。
緑色の別冊:単語帳なので、この問題集1冊あれば挫折せずに乗り切れそうです。良い結果になりますように‼️ pic.twitter.com/yqJ9Kvy5I8— よっちぃまま (@yocchiimama) July 8, 2019
別冊はかなり優秀です。別冊付きの教材たくさんありますが、『470点奪取の方法』の別冊はかなり好きな部類の別冊です。
他の方も紹介していましたが、「470点奪取の方法」は、私もおすすめです😊
初めてTOEICを受ける人のために、問題の解き方や勉強方法が丁寧に解説されています。
わたしも初心者で、来月初受験します。
一緒にがんばりましょうね💓— 伊藤愛里 (@eri_ito_0102) May 26, 2019
実際にオススメしている人もいますね。初心者向けです。
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470点奪取の方法はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- 1冊で全パート対策したい人
- TOEICにあまりお金と時間をかけたくない人
- 英語から長い間離れていた社会人や英語が超苦手な大学生
【オススメできない人】
- 本気で勉強して高得点を狙っていきたい人
- TOEICは初めてだけど、英語自体は結構得意な人
『470点奪取の方法』は1冊で単語・基礎文法から、全パート対策まで完結する教材です。
初心者向けの全パート対策型教材としては、かなりおすすめ。1冊が薄く比較的短時間で1周できるので、かなり気軽に学習できます。
ただどうしても、各パートごとの問題数は少なめになってしまいます。
高得点を狙っている人は初めから、パート別に分かれた教材を利用しましょう。
オススメは『世界一わかりやすいTOEICテストの授業シリーズ』の3冊です。とにかく解説が詳しいので、初心者でも使いやすい教材。
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470点奪取の方法が終わった後にやるべき教材
『470点奪取の方法』が終わった後何をすればいいのか?と疑問に思う人もいるでしょう。
そこで、全パート対策できる教材を2つ紹介していきます。
先にすべて挙げてしまうと以下の通り。それぞれ詳しく解説していきます。
①2カ月で攻略 TOEIC(R) L&R テスト600点!
私が全パート対策型の教材の中で最もオススメしているのが『2カ月で攻略 TOEIC(R) L&R テスト600点!』です。
400点台~600点台まで2か月で達成しよう!という趣旨の教材です。
2か月で攻略というタイトルからもわかるように、内容量はかなり多いです。
ただ1冊でTOEIC600点を達成しようと思ったら、これくらいの分量は必要。
もし途中で挫折してしまったとしても最大限の効果を発揮するように、対策しやすいPart順で並んでいるのもオススメポイントの1つ。
本気でTOEIC600点を達成したい人は、この教材を利用してください。
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②スタディサプリTOEIC対策講座
初心者に最もオススメのアプリ教材は『スタディサプリTOEIC対策講座』です。大手企業のリクルートが本気で作成したTOEIC教材です。
スタディサプリ大学受験講座で培ったノウハウがありますし、教材作成に使える資金力が段違いなので圧倒的に質の高い教材。
CMでもよく流れているので、知っている人も多いのではないでしょうか。利用者数も数百万人規模です。
『世界一わかりやすいTOEICシリーズ』の著者で有名な関先生の動画講義がかなりわかりやすい。正直TOEICの点数を上げるという面でいえば、チート級です。
スタディサプリでTOEIC対策やってるけど人の言いなりになって用意された教材をこなす勉強の難易度が大学院を経由して下がってしまってタダのチート行為にしか感じない。やれば出来るようになる事ってほんと楽。
— Hiroshi Yamato / dropcontrol (@yamato) November 24, 2019
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- 基礎文法を知った中級・上級レベルの初心者にオススメの「パーフェクト講義」
- 難易度の高い問題を解きたい上級レベルの初心者にオススメの「実戦問題集NEXT」
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 1冊で全パート対策したい人
- TOEICにあまりお金と時間をかけたくない人
- 英語から長い間離れていた社会人や英語が超苦手な大学生
【オススメできない人】
- 本気で勉強して高得点を狙っていきたい人
- TOEICは初めてだけど、英語自体は結構得意な人
『470点奪取の方法』は1冊で単語・基礎文法から、全パート対策まで完結する教材です。
確かに価格も安く、まんべんなく勉強したい人にはありでしょう。
しかし、全パート教材は各パートの内容が薄くなりがちで、この教材も問題数は149問しか収録されていません。
本気で学習して高得点を狙っていきたい人は、この教材の後に別の教材を利用するか、初めからパートごとに別冊になっているシリーズものを利用しましょう。
>>【レビュー記事まとめ】世界一わかりやすいTOEICシリーズの特徴や評価まとめ
さらにTOEIC自体は初めてだけど、英語自体は結構得意だよという人はもう少し上のレベルを狙うのもありです。
初受験の人が利用すべき教材については以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
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