Part5&6

【徹底レビュー】TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6

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300万部売り上げた大人気シリーズである『特急シリーズ』の1つ、『900点特急 パート5&6』についてレビューしていきます。

結論から言うと、最近解いた教材の中でも1.2を争うほどいい教材でした。

解説がかなり丁寧で1問あたりに吸収できる知識が多いし、高難易度の問題ばかりにしては頻出問題から外れていない、何周もしたい教材です。

ただかなり難易度は高めで、TOEIC800点台の人でも正答率は6割程度になるレベル。実際私も何問か間違えました。

TOEIC800点台の人が使ってストレスにならないかは結構心配。1番使ってほしいのはTOEIC900点台の人です。楽しんでできることでしょう。

結論からまとめると以下の通り。

【オススメできる人】

  • TOEIC800点以上を保有している人
  • 文法の頻出問題は大抵解ける自信がある人

【オススメできない人】

  • TOEIC800点未満の人
  • 文法に若干の不安を感じる人

この教材は最高難度レベルの文法問題演習教材です。最低でもTOEIC800点は欲しいところ。TOEIC800点の人でも間違える問題が多いはず。

TOEIC800点未満の人や、文法問題が結構にがてという人は以下の教材を先に完璧に仕上げましょう。

【Part5のみ重点的に学習したい人】

>>【徹底レビュー】TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問

【リーディング全体を学習したい人】

>>【徹底レビュー】TOEICL&Rテスト新形式精選模試リーディング1・2・3

【全パート総合的に学習したい人】

>>【徹底レビュー】スタディサプリTOEIC対策講座

実際に『900点特急パート5&6』を利用した私が、この教材を徹底的にレビューしていきます。

900点特急パート5&6のレビュー評価情報まとめ

教材名TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
著者名加藤 優
出版日2017/09/20
オススメ度
教材タイプPart5&6演習教材
所要時間5時間程度
レベル対象レベル:TOEIC800点~

到達可能レベル:TOEIC900点台

効果Part5&6の高難易度問題に慣れる
メリット①問題の質が高い

②解説がかなり詳しい

③持ちやすいデザイン性

デメリット①問題の下のヒントはいらない

②問題数は少なめ

始める前にやるべき教材TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問

TOEICL&Rテスト新形式精選模試リーディング1・2・3

終わった後にやるべき教材①900点特急Ⅱ極めるパート5

TOEIC指導の全国最優秀校に輝いた経験もあるエッセンスイングリッシュスクールの講師である、加藤優先生が著者である教材。

エッセンスと言えば、『精選模試』を作成した講師陣が在籍することで有名ですよね。

『900点特急パート5&6』は日本一のTOEIC塾の模擬問題の中から、誤答データに基づく上級者の弱点問題のみを厳選した教材。

問題と解答の質が段違いに高い。正直感動しました。エッセンスに入塾したい。

ただ、問題の下に毎回書かれているヒントは個人的に要らなかったです。上級者向けの教材にヒントはいらない。毎回手で隠すのめんどくさかった。

900点特急パート5&6のメリット

この教材を実際に利用していて感じた、オススメポイントについて解説していきます。

具体的には以下の3つ。どれぞれ詳しく解説していきます。

  1. 問題の質が高い
  2. 解説がかなり詳しく1問あたりに得られる情報量が多いので効率がいい
  3. 持ちやすいデザインなので電車内でも気軽に勉強できる

良い点①:問題の質が高い

この教材の最も特筆すべき点は、問題の質が高いという点。

質が高い問題とはここでは、1問学習したら類似の問題がたくさん解けるようになる問題のこと。

高難易度問題を簡単に作ろうと思ったら、難しい単語をたくさん使って語彙問題を作ればいい。でもそういう問題って、1問解けるようになっても他の問題解けないですよね。

『900点特急パート5&6』はあくまで、頻出問題を捻って難易度を高くしています。しかも感覚で解いたら間違えてしまう問題ばかり。

高難易度問題を集めると問題の質は低くなりがちですが、やはり日本一のTOEIC塾ってすごいなと感心しました。

良い点②:解説がかなり詳しく1問あたりに得られる情報量が多いので効率がいい

『900点特急パート5&6』は解説の質もかなり高い!

普通の教材の解説って、正解の根拠示したら次の問題に進みますよね。

しかし、『900点特急パート5&6』は、不正解の問題が不正解である理由と、不正解の選択肢が正解になるパターンまで紹介してくれています。

例えば、若干問題は変えますが、以下の問題を解いてみてください。

You can handle customer inquiries (        ) the telephone or online.

  1. over
  2. either

この問題普通の教材は、overが正解である根拠を書いて終わりです。

しかしそれだけだと、eitherが何でダメなのか?って気になりますよね。

『900点特急パート5&6』はしっかりと、eitherの場合は”either over the thlephone or online”なら正解というところまで書かれています。

正答の知識だけでなく、誤答の知識も学ぶことが出来るので、1冊を完璧にこなすだけでかなりのレベルアップを期待できます。

良い点③:持ちやすいデザインなので電車内でも気軽に勉強できる

『特急シリーズ』すべてに言える特徴ですが、片手で持ちやすいデザインなので通勤・通学の電車内でも気軽に学習可能。

普段電車内でネットサーフィンしている時間が、自分への投資に使えるのはうれしいですよね。

特にサラリーマンは隙間時間をしっかり活用しましょう。

900点特急パート5&6のデメリット

逆に『900点特急パート5&6』を利用していて感じた、残念なポイントについて解説していきます。

具体的には以下の通り。詳しく解説していきます。

  1. 問題の下のヒントはいらない
  2. 問題数は少なめ

①問題の下のヒントはいらない

個人的に一番いやだったのが、問題の下のヒントです。上級者向けの教材にヒントはいらない。

「ヒント:文章の前半にasがあります!」って書かれてたら、as~asの構文ってわかってしまう。

もちろん手で隠してみないことは可能ですが、わざわざ隠すのはめんどくさかった。

TOEIC700点台の人でも使えるように、という配慮でしょうか。

②問題数は少なめ(150問)

問題数が少ないのもデメリットの1つでしょうか。しかし、特急シリーズの中ではまだ多いほうです。

例えば、ロングセラー教材の『文法特急』なんかは100問程度しか収録されていません。

僕は『900点特急パート5&6』を気に入っているので、もっとボリュームのあったらうれしかった!というポジティブな意見です。

もし『900点特急パート5&6』を気に入ったのであれば、続編の『文法特急Ⅱ 究めるパート5』もやってみるといいでしょう。さらに問題演習を積むことが出来ます。

900点特急パート5&6の口コミ・評判

『900点特急パート5&6』を利用した人の口コミ・評判を見て決めたいという人もいるでしょう。

そこで、実際に利用した人のツイートをできるだけたくさん集めてみました。生の声なので役に立つはずです!

あまり文法が得意でないという人は、全然正解できなくてモチベーションがガタ落ちになります。

最低でも、『でる1000問』くらいは完璧にしてから始めましょう。

『世界一わかりやすいTOEICテストの英文法』はかなり初心者用の教材です。

TOEIC参考書のレビューサイトを作ってから、いろいろな人のツイートを見る機会が増えたのですが、順番変だなぁという人結構います。

TOEIC700点向けと言っている人もいました。感じ方は人それぞれですが、個人的にはTOEIC800点後半は欲しいところ。

問題文の下に書いてあるヒント込みで考えたら、TOEIC700点でも使えなくはないですね。

『ライオン模試』の出版で有名なメディアビーコンが、結構いいレビューしていました。

感覚で選んだらすぐに間違えてしまう問題ばかりで感心しました。

900点特急パート5&6はこんな人にオススメ

冒頭でも紹介しましたが『900点特急パート5&6』は以下のような人にオススメ!

【オススメできる人】

  • TOEIC800点以上を保有している人
  • 文法の頻出問題は大抵解ける自信がある人

【オススメできない人】

  • TOEIC800点未満の人
  • 文法に若干の不安を感じる人

この教材は高難易度の演習用教材です。文法知識を網羅しているのは必須の条件。最低でも『でる1000問』を完璧に終えてからやるべき教材です。

もし文法知識に不安が残る人は、『でる1000問』か『精選模試』をしっかりと解いてからこの教材に進みましょう。

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900点特急パート5&6を始める前にやるべき教材

『900点特急パート5&6』を始める前にやるべき教材を紹介していきます。

具体的には(先ほどから紹介していますが)以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。

①TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問

「文法問題だけ徹底的に演習したい!」という人にオススメなのが、『でる1000問』です。

でる1000問はその名の通り、文法問題が1000問(正確には1049問)収録されている演習用の教材。

Part6の演習はできませんが、しっかりと文法の力を固めるのに最適な教材です。

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②TOEICL&Rテスト新形式精選模試リーディング1・2・3

「リーディングを全体的に演習したい!」という人にオススメなのが、『精選模試リーディング』。

高難易度の演習教材ですが、『900点特急パート5&6』ほどの難易度はありません。

文法問題に特化した教材ではないですが、しっかりとPart6も演習できるので総合的に学習したい人にはオススメの教材。

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900点特急パート5&6が終わった後にやるべき教材

逆に『900点特急パート5&6』を終えた後にやるべき教材を紹介していきます。

オススメなのは以下の教材。詳しく解説していきます。

  1. 900点特急Ⅱ究めるパート5

①900点特急Ⅱ究めるパート5

『900点特急パート5&6』を終えたら、順当に進めば『900点特急Ⅱ究めるパート5』をやるのが普通でしょう。

難易度は『900点特急パート5&6』と同程度、TOEIC本試のPart5難易度上位10%の問題ばかり集めた感じ。

新形式には対応していないので、問題文の長さが今よりも若干長いなどの違いはありますが、やって損はない教材です。

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まとめ

結論をもう一度まとめると以下の通り。

【オススメできる人】

  • TOEIC800点以上を保有している人
  • 文法の頻出問題は大抵解ける自信がある人

【オススメできない人】

  • TOEIC800点未満の人
  • 文法に若干の不安を感じる人

この教材は最高難度レベルの文法問題演習教材です。最低でもTOEIC800点は欲しいところ。TOEIC800点の人でも間違える問題が多いはず。

TOEIC700点未満の人や、文法問題が結構にがてという人は以下の教材を先に完璧に仕上げましょう。

ABOUT ME
たまがきゆうや
TOEIC935点。5か月でTOEIC550点からTOEIC915点を達成。 TOEICの参考書を150冊以上利用する参考書オタク。その経験を基にTOEIC参考書レビューサイトを運営中です。 TOEIC学習者専用の低価格マンツーマンコーチングサービスを実施しております!まずは無料相談から!
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