累計300万部を突破したTOEIC屈指の大人気シリーズ『特急シリーズ』。その中でもPart5に特化した『パート5特急 420問ドリル』をレビューしていきます。
特急シリーズの中には、『文法特急』というPart5&6の対策の教材がありますが、『パート5特急 420問ドリル』はPart5のみに特化した演習教材です。
『文法特急』のほうが解説は詳しいですが、たくさんの問題を演習したい人は『パート5特急 420問ドリル』を利用するといいでしょう。
『パート5特急 420問ドリル』の特徴は、なんといってもそのコスパの良さ。安い価格でたくさんの問題を演習できるのがいい点でしょう。
ただその分解説は必要最低限で、正答の根拠と必須単語がサッと書かれているだけ。
難しい問題が多いわけではないですが、全て理解できるレベルというとTOEIC700点以上になってくるでしょう。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC700点以上保有者
- 文法知識は網羅しているという人
【オススメできない人】
- TOEIC700点未満の人
- 文法知識に不安がある人
この教材はとにかくたくさんの問題を演習したい、という人向けの教材。
コスパはかなり高いですが、解説が簡素なので最低でもTOEIC700点台は欲しいところ。
文法知識に不安が残る人は、まずは別の教材を利用することをオススメします。
オススメの教材は以下の通りです。(リンクタップでレビュー記事が開きます。)
この記事では実際に『パート5特急 420問ドリル』を利用した私が、この教材の内容について詳しく解説していきます。
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パート5特急 420問ドリルのレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル |
著者名 | 神崎正哉・Daniel Warriner |
出版日 | 2020/04/07 |
オススメ度 | |
教材タイプ | Part5演習教材 |
所要時間 | 5時間程度 |
レベル | 対象:TOEIC700点~ 到達可能:TOEIC800点台 |
効果 | Part5の正答率向上 |
メリット | ①たくさんの問題を演習できる ②片手で持てるデザイン性 |
デメリット | ①解説がかなり少ない ②問題の難易度が低い |
始める前にやるべき教材 | ①1駅1題 新TOEIC TEST文法特急 |
終わった後にやるべき教材 | ①TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 |
この教材は、『特急シリーズ』ではおなじみの神崎先生が著者である教材。
かなり安い値段で買えるのに、420問も収録されているコスパ最高クラスの教材です。片手で持てる小さめのデザインも、通勤電車内での学習にちょうどいいですよね。
ただ、小さめのデザインの中に420問も収録してしまうと、必然的に解説は少なくなってしまいます。
なので対象はある程度文法知識が身に付いているTOEIC700点以上の人、となるのですが問題自体の難易度はさほど高くはありません。
かなり好みが分かれる教材ではあるので、オススメ度は2.5/5.0としました。
パート5特急 420問ドリルのメリット
実際に『パート5特急 420問ドリル』を利用していて感じた、オススメポイントについて紹介していきます。
この教材のオススメポイントは以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 安い値段でたくさんの問題を演習できるコスパの良さ
- 片手で持てるデザインなので通勤・通学の電車内でも気軽に勉強可能
良い点①:安い値段でたくさんの問題を演習できるコスパの良さ
この教材はかなり安いです。1000円出すとお釣りがくる教材。
しかも420問も演習できるので、コスパは最高クラス。
あまりお金をかけずにたくさんの問題を演習したい、という人にはうってつけの教材です。
良い点②:片手で持てるデザインなので通勤・通学の電車内でも気軽に勉強可能
『特急シリーズ』全体の特徴として、片手で持ちやすいデザインをしているということが挙げられます。
特にサラリーマンをターゲットに作成しているようで、通勤電車内で片手で勉強できるような作りになっています。
現在はスタディサプリのようなスマホで片手で学習可能な教材が増えています。
実際に僕もスタディサプリを用いて、TOEIC900点越えを達成しましたが、片手で隙間時間に気軽に勉強できるのは思っている以上のメリットですよ!
パート5特急 420問ドリルのデメリット
逆に『パート5特急 420問ドリル』を利用していて感じた、残念なポイントについて解説していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 解説がかなり少ないので文法知識は必須
- 対象レベルの割には問題の難易度が低い
悪い点①:解説がかなり少ないので文法知識は必須
この教材はかなり解説は少ないです。最低限の説明にとどまっています。
例えば、I will meet ( ).
A.he B.his C.him D.himself
という問題があれば解説は、「himを使うとmeetの目的格として機能する」という一文のみ。
文法知識がない人が見るとわけがわかりませんよね。最低でも、このレベルの解説で理解できる人でないと使えません。
悪い点②:対象レベルの割には問題の難易度が低い
この教材はかなり解説が少ないので、TOEIC700点以上(甘く見積もってもTOEIC600点以上)が必要。
しかし、対象としているのがTOEIC700点だとすると、簡単な問題ばかりです。
もう少し難しい問題を集めてもよかったのでは?という感じもします。
パート5特急 420問ドリルの口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『パート5特急 420問ドリル』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
「TOEICL&R TESTパート5特急420問ドリル」解き終わりました❗️
解説はあっさりしていますが、質の高い問題が多く、自分の知識の穴を発見することができました😊
TOEIC700点以上をお持ちの方で、たくさんPart5の問題を解きたいという方に役立つ参考書です。
色々と感想はブログ書いていきます👍#TOEIC pic.twitter.com/9udJqqNUr7— タケシ@トイッカー&ブロガー (@TToeic990) May 10, 2020
私と同じでTOEIC700点以上の人にオススメしていますね。知識の穴を発見するという使い方は、かなりありです!
問題自体は簡単なので、間違えた問題の解答が理解できなければ、そこがあなたの苦手部分です。
参考書等で調べなおしましょう。
TOEICパート5は300問くらい解くとワンランク上のレベルに⤴️
これくらい解くと問題のパターンが見えてきて一気に解けるようになります
300問は模試10回分に当たるため、模試だけでこれくらいで解くのは難しいので、「文法特急」などでPart5に特化して勉強しましょう💪#TOEIC #英語学習
— アンディ@TOEICサイト運営中 (@indigo_no_andy) September 3, 2020
「TOEICのPart5は300問くらい解くとワンランク上のレベルになる。」というのは関先生がスタディサプリの動画内で言っていた言葉ですね。
ただ解くだけではなく、理解することも必要なので問題の解説はかなり重要です。
【パート5特急400問ドリル】
part5のスピードを上げたくて始めましたが、語彙問題の割合が比較的多く、
難易度が高め👊解説が少ないので、文法の土台作りではなく、あくまで演習としての教材
土台作りは、やっぱりでる1000ですね☺️
でも語彙固めるため2周目やります!#toeic pic.twitter.com/dRIaQTBiwl
— よこたつ@TOEIC900点を目指すブロガー (@yokotatsu0328) April 26, 2020
頻出問題ばかりなので、私は難易度はあまり高くないと感じました。
個人的には、この教材を選ぶのであれば『でる1000問』をした方がいいと思っています。
パート5特急とてもいいですね
解説はあっさりしてますがそこも良いところ— wada🍐 (@wadatoeic) April 13, 2020
TOEIC990点を5回取っている、twitterのTOEICアカウントの中で有名なwadaさんはとてもいいと言っています。
ツウは解説があっさりしていることも、好きになれるみたい。
パート5特急 420問ドリルはこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材をオススメするのは以下のような人です。
【オススメできる人】
- TOEIC700点以上保有者
- 文法知識は網羅しているという人
【オススメできない人】
- TOEIC700点未満の人
- 文法知識に不安がある人
この教材はとにかくたくさんの問題を解きまくりたい、という人にオススメの教材。
しかし、解説も少ないので最低でもTOEIC700点は欲しいところ。TOEIC700点にまだ達していない人は別の教材を先にやることをオススメします。
とにかく文法問題だけを重点的に学習したい、という人には『1駅1題 新TOEIC TEST文法特急』がオススメ。問題数は少なめですが、解説が詳しく頻出事項を網羅できます。
全Partを総合的に点数を上げていきたい、という人は『スタディサプリTOEIC対策講座』がオススメ。
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パート5特急 420問ドリルを始める前にやるべき教材
先ほどから紹介していますが、『パート5特急 420問ドリル』を始める前にやるべき教材を紹介していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
①1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
文法問題だけを重点的に学習したい、という人には『1駅1題 新TOEIC TEST文法特急』がオススメです。
『パート5特急 420問ドリル』と同じ『特急シリーズ』の1つ。頻出問題を重点的に学習できますし、解説もかなり丁寧です。
とにかく頻出問題だけをさっと学習したい人に、とてもオススメの教材。
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②スタディサプリのTOEIC対策講座
全Partを総合的に学習したいという人には『スタディサプリTOEIC対策講座』がオススメ。
リクルートという超一流企業がTOEIC教材を出版すると、ここまで完成度の高い教材が出来上がるのか、、、、。と感心する教材。
何がすごいかというと、スマホでどこでも片手で勉強できるので通勤・通学電車や、ちょっとした隙間時間に勉強できるという点。
「基礎講座」「パーフェクト講義」「実戦問題集」が利用でき、300点の入門者から800点台の上級者まで対応可能という点。
7日間の無料体験が可能なので損することがないという点が挙げられます。
実際に私自身もこの教材でTOEIC550点からTOEIC900点越えを達成した経験もあり、一番好きでオススメしている教材です。
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パート5特急 420問ドリルが終わった後にやるべき教材
逆に『パート5特急 420問ドリル』を終えた後は何をすればいいの?という人にオススメの教材を紹介していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
①TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問
『パート5特急 420問ドリル』を終えた後、というか『パート5特急 420問ドリル』の代わりにオススメしたいのが『でる1000問』です。
タイトルからもわかるように、1000問(正確には1049問)も収録されています。しかも、『パート5特急 420問ドリル』のように解説が少なすぎない。過不足ない解説が魅力的。
文法演習教材としては1番人気の教材です。
ただ、1000問とかなり問題数が多いので、途中で挫折しない人は使うべきだと思います。
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②SANTA TOEIC
全Partの難易度の高い問題を解きまくりたい!という人にオススメなのが『SANTA TOEIC』です。
AIを利用した学習教材としてアジアで100万人以上に利用されている大人気教材。
その特徴はなんといっても、あなたのレベルに合った問題をAIが自動で選んで出題してくれる機能。
従来の教材は、どうしても簡単な問題と難しい問題を同時に収録する必要があり、学習の無駄が多くありました。
しかしSANTA TOEICを利用すれば、自分に合ったレベルのみを解くことが出来るので、効率よく学習することが可能。
特に解けない問題が少ない、上級者の方が使うと非常に効果が高い教材です。
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC700点以上保有者
- 文法知識は網羅しているという人
【オススメできない人】
- TOEIC700点未満の人
- 文法知識に不安がある人
この教材はとにかくたくさんの問題を演習したい、という人向けの教材。
コスパはかなり高いですが、解説が簡素なので最低でもTOEIC700点台は欲しいところ。
文法知識に不安が残る人は、まずは別の教材を利用することをオススメします。
オススメの教材は以下の通りです。(リンクタップで別タブでレビュー記事が開きます。)
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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