聞いて覚えるをコンセプトにした『キクタンTOEICシリーズ』の600点目標の人向けの単語帳『キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600』をレビューしていきます。
studyのようなかなり簡単な単語から始まっているので、英語がかなり苦手だという人も安心の教材。
TOEIC600点目標の単語帳は他には『銀のフレーズ』のようなものがありますが、『キクタンTOEIC SCORE 600』は熟語も収録されている点で優位性があると言えるでしょう。
単語→フレーズ→センテンスの順番で覚えていくのも、実用性が高くてかなり評価できます。
対象レベルとしてはTOEIC350点~と書かれていますが、TOEIC200点台の人でも利用できる単語帳です。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- ~TOEIC600点の人
- TOEIC600点が目標の人
- 熟語も一緒に覚えたい人
【オススメできない人】
- すでにTOEIC600点を達成できている人
- 単語だけ覚えたい人
『キクタンTOEIC SCORE 600』はTOEIC600点を目指す人向けに作成された単語帳。
もちろんTOEIC600点を達成した後でも、確認のために利用するのはありです。
しかし、すでにTOEIC600点を達成した人は、TOEIC800点を目標とするための『キクタンTOEIC SCORE 800』を利用してしまうほうが無難。
どうしても復習したいのであれば『キクタンTOEIC SCORE 800』を覚えてから復習するといいでしょう。
この記事では実際に『キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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キクタンTOEIC SCORE 600のレビュー評価情報まとめ
教材名 | キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600 |
著者名 | 一杉武史 |
出版日 | 2020/03/09 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 単語・熟語帳 |
所要時間 | 20時間程度 |
レベル | 対象レベル:~TOEIC600点 到達可能:TOEIC600点台 |
効果 | 語彙力向上 |
メリット | ①単語→フレーズ→センテンスの順番で覚えることが出来る ②単語だけでなく熟語も収録されている ③キクタンTOEIC800と接続しやすい |
デメリット | ①本書の推奨する学習法だと覚えづらい |
始める前にやるべき教材 | なし |
終わった後にやるべき教材 | ①キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800 |
英会話や英検の単語帳も出版している『キクタンシリーズ』。TOEIC特化かつ600点を目指す人向けに作成されたのが『キクタンTOEIC SCORE 600』です。
音を聞きながら覚えることをコンセプトにした単語帳。TOEICの単語帳の中でもかなり人気教材です。
単語→フレーズ→センテンスの順番で覚えていく構成のため、より実践的な単語の使い方を学ぶことが出来ます。
キクタンシリーズは他のシリーズに比べ、同シリーズ内での被りが少なめなので『キクタンTOEIC SCORE 800』への接続もかなりいいのも特徴的。
これと言った大きなデメリットはないですが、本書内で解説されている「1日16語ずつ10週間かけて覚えましょう」という学習法は推奨しません。
1週間かけて同じ単語を毎日100語ずつ、1週間で6回みるという覚え方が効率として良いでしょう。
熟語もかなりしっかり目に載っているため、総合的な語彙力の向上にも役立ちます。
比較的人を選ばずに誰でも利用しやすいので、かなりオススメ度の高い単語帳。
キクタンTOEIC SCORE 600のメリット
次に私が実際に『キクタンTOEIC SCORE 600』を利用してみて、どういった点がオススメポイントかをまとめてみます。
具体的には以下の点。詳しく解説していきます。
- 単語→フレーズ→センテンスの順番で覚えることが出来る
- 単語だけでなく熟語も収録されている
- キクタンTOEIC800と接続しやすい
良い点①:単語→フレーズ→センテンスの順番で覚えることが出来る
「単語→フレーズ→センテンス」の順番で覚えることが出来るのでより実践的に学習できるのは『キクタンTOEICシリーズ』の大きな特徴の1つでしょう。
例えば以下の通り。
- 単語:goods 商品・品物
- フレーズ:goods in stock 在庫品
- センテンス:the goods are arranged on the shelves. 商品が棚に並べられている
もちろん単語はTOEICによく出るものです。在庫品というフレーズも全パートでよく見るものです。このセンテンスはPart1で出てきそうな文章ですね。
単語・フレーズ・センテンス全てがTOEICに出る表現です。より実践的な学習が可能。
良い点②:単語だけでなく熟語も収録されている
この単語帳は単語のみだけではなく、熟語も収録されています。
その数なんと384個。かなりしっかり目に入っていますね。
同じTOEIC600点目標の単語帳としては『銀のフレーズ』がありますが、こちらは熟語はほぼ入っていません。
そういう意味で結構大きな差別化にはなると思います。
良い点③:キクタンTOEIC800と接続しやすい
キクタンTOEICシリーズの特徴として、同シリーズ内の被り単語がかなり少ないということが挙げられます。
そのため『キクタンTOEIC SCORE 600』を終えた後、『キクタンTOEIC SCORE 800』をやっても新たな単語がたくさん学べます。
段階的にステップアップできるのでかなりいい仕組みです。
キクタンTOEIC SCORE 600のデメリット
次に『キクタンTOEIC SCORE 600』の悪い点を紹介します。
先に挙げてしまうと以下の通り。詳しく解説していきます。
- 本書の推奨する学習法だと覚えづらい
悪い点①:本書の推奨する学習法だと覚えづらい
この教材は「1日16語ずつ10週間かけてすべての単語を覚えましょう」という学習法が紹介されています。
これは最悪な学習法だと言ってもいいでしょう。
単語の暗記というものは、短期間でどれだけ同じ単語に出会えたかにかかっています。
この学習法で何周もするのもいいですが、10週間たっているのでほとんど忘れています。
理想的な勉強法としては1週間かけて同じ単語を毎日100語ずつ、1週間で6回みるという覚え方が効率が良いですよ。
キクタンTOEIC SCORE 600の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『キクタンTOEIC SCORE 600』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
語彙力強化のためにこの夏はキクタン600、800、990をこなす。待ってろ次回のTOEIC、リベンジだ。 pic.twitter.com/TMonoPng7w
— typography (@typography_x) August 5, 2017
今日からキクタン800だー!
キクタン600に1カ月半くらいかかったけど、新しい言葉を脳がインストールしてる感覚は快感だわ! pic.twitter.com/rjFI2V75Ln— ふじさわあつし (@fujisawatsushi) January 6, 2020
『キクタン600』をした後に『キクタン800』に移れる仕組みは勉強しやすくていいですね。
昨日も呟いたけど、
キクタン すごいな。私は、『キクタン600』 を繰り返し学習していますが、そこで学んだ語彙が、問題集でも頻出。
まだ、記憶に定着せず、あやふやな単語も多くあるので、すりこませていこう。#英語学習
— Mami @タイで、英語学習中💪 (@Mami20208) May 17, 2019
かなり頻出単語ばかり収録されています。
今日も継続して単語学習
キクタン800を大方覚えたので、今はキクタン600で基礎単語をさらに強固なものにしていきます。
キクタンはチャンツがリズム感よく楽しく勉強できるので、大学受験時代から愛用してます🥰
キクタン600を終わらせたら、公式ボキャブラリー→キクタン900へ進む予定
— s (@IA4Lx36L5TyHhY3) November 11, 2020
とりあえず、単語を並行して潰そうとキクタン500も買ったんだけど、これ、キクタン600とかなり被ってるな。。。?
— あきゅ (@acuremx) September 4, 2017
キクタンTOEICシリーズはあまり被りがないことが特徴ですが、キクタン500は大部分600と被っています。キクタン500はあまりオススメしません。
Aさんキクタン派だったんですね!!
参考まで、僕は単語帳はキクタン600と800で900点突破できました!!なので、その2つを徹底的に覚えることをおススメします!!— ゴリプ皆川🦍TOEIC特化型ゴリラ (@j108113n) May 18, 2020
キクタン600とキクタン800の2つでTOEIC900点突破は可能。
キクタン990も出版されてはいますが、よほどの上級者ではない限りキクタン800までで良いと思います。
キクタンTOEIC SCORE 600はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- ~TOEIC600点の人
- TOEIC600点が目標の人
- 熟語も一緒に覚えたい人
【オススメできない人】
- すでにTOEIC600点を達成できている人
- 単語だけ覚えたい人
『キクタンTOEIC SCORE 600』はTOEIC600点向けかつ、熟語も同時に覚えたい人向けの単語帳。
もしすでにTOEIC600点を達成しているのであれば、先に『キクタンTOEIC SCORE 800』を使うべき。
単語だけを覚えたいという人は『銀のフレーズ』がオススメです。
まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- ~TOEIC600点の人
- TOEIC600点が目標の人
- 熟語も一緒に覚えたい人
【オススメできない人】
- すでにTOEIC600点を達成できている人
- 単語だけ覚えたい人
『キクタンTOEIC SCORE 600』はTOEIC600点を目指す人向けに作成された単語帳。
もちろんTOEIC600点を達成した後でも、確認のために利用するのはありです。
しかし、すでにTOEIC600点を達成した人は、TOEIC800点を目標とするための『キクタンTOEIC SCORE 800』を利用してしまうほうが無難。
どうしても復習したいのであれば『キクタンTOEIC SCORE 800』を覚えてから復習するといいでしょう。
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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