TOEIC界では超人気のシリーズである『出る単特急』。『金のフレーズ』『金のセンテンス』に続いて『金の熟語』も発売されました。
タイトル通り、熟語がたくさん載っている熟語帳として使える教材。掲載されている熟語も僕が見たことのある熟語ばかり、つまりTOEICに実際に出る熟語です。
金のフレーズで不評だった、日本語→英語の順番で訳す構成も改善してあり、英語を見て日本語を答える構成に変更されていました。
コロケーションや群前置詞・群接続詞についてもしっかりと載っているので、熟語帳を選ぶのであれば『金の熟語』1択でしょう。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 単語帳を暗記出来て、次は熟語帳を探している人
【オススメできない人】
- 単語帳をまだ覚えきれていない人
『金の熟語』が熟語帳の中で最も優秀な教材。
しかし、まだ単語帳を使いきれていないのであれば、先にそちらをやるべきです。
確かに熟語が出てくることはありますが、TOEICにおいては単語のほうが重要度は高い。
特に点数が停滞すると新しいものに手を出したくなる気持ちはわかりますが、まずは単語帳を完璧にすることから始めましょう。
実際に『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語』を利用した私が、この教材を徹底的にレビューしていきます。
【無料】TOEIC教材診断ツール!
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
そこで公式LINEから無料で使える、TOEIC教材診断ツールを開発!
1分であなたに150冊の中からあなたに合った1冊を紹介します!
探すのが面倒くさくなったあなた、ぜひ利用してみてください。
金の熟語のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語 |
著者名 | TEX加藤 |
出版日 | 2020/02/28 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 熟語帳 |
所要時間 | 20時間程度 |
レベル | 全レベル対象 |
効果 | 語彙力向上 |
メリット | ①熟語が頻出順に掲載されている ②かなり使いやすいサイズ感と構成 ③コロケーションや群前置詞・群接続詞も学ぶことが出来る |
デメリット | 特になし |
始める前にやるべき教材 | ①金のフレーズ |
終わった後にやるべき教材 | なし |
TOEIC界では知らない人はいない講師、TEX加藤先生が著者である熟語帳。
超人気のシリーズである『出る単特急』で、『金のフレーズ』『金のセンテンス』に続いての発売になりました。
TOEICの熟語帳では『金の熟語』以外にはないのでは?というレベルで良い教材です。
片手で持ちやすいデザインに、頻出熟語の網羅性、コロケーションや群前置詞・群接続詞まで掲載されています。
特にデメリットも見つかりませんので、熟語帳ならこれ!と言える教材です。
ただ、そもそも熟語が必要なのかどうか?という論争は残っています。個人的にはTOEIC900までは単語帳1本で良い派です。
熟語帳を買うんだ!と決めた人はぜひ買ってほしいのですが、そもそも必要かどうか?に疑問が残るのでオススメ度は4.0/5.0としておきました。
金の熟語のメリット
実際に『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語』を利用していて感じたオススメポイントについて紹介していきます!
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- 熟語が頻出順に掲載されている
- かなり使いやすいサイズ感と構成
- コロケーションや群前置詞・群接続詞も学ぶことが出来る
良い点①:熟語が頻出順に掲載されている
この教材は熟語帳なので、もちろん熟語ばかり書かれています。その熟語が頻出順に並んでいるのはかなりうれしいところ。
金のフレーズなどを使っていると感覚はマヒしてしまいますが、問題の持ち出しが禁じられているTOEICにおいて頻出順に並べるのは至難の業。
実際TOEICでは頻出順に並んでいる単語帳のほうが少ないかもしれません。
頻出順に並べることを可能にしたのは、毎回TOEICを受けてデータを蓄積しているTEX加藤先生の力があってこそ。
実際に私自身見たことのある熟語ばかりなので、本当に出るものであることは間違いありませんね。
良い点②:かなり使いやすいサイズ感と構成
これは特急シリーズの特徴ではあるのですが、片手で持ちやすいデザインも『金の熟語』の特徴です。
なぜかTOEICでは、片手で持ちにくい単語・熟語帳が多いんですよね。
単語・熟語は隙間時間にサッと勉強できるのが理想。電車内でも学習できる大きさは、特にサラリーマンにとってうれしいですよね。
良い点③:コロケーションや群前置詞・群接続詞も学ぶことが出来る
『金の熟語』では熟語だけでなく、コロケーション(動詞の後によく来る名詞)や、群前置詞・群接続詞も掲載されています。
コロケーションの問題なんかはPart5でよく出ますし、群前置詞と群接続詞は、ほぼ全パートで見かけます。
1冊でかなり広い範囲まで学習できるのが魅力的ですね。
金の熟語の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の熟語』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
TOEIC本、金のフレーズよりも金の熟語の方が回転数が多い。
— 筋肉仮面 (@ymscl4) August 5, 2020
単語よりも熟語のほうが暗記が難しいんですよね。似たような形のものが多いですし。
そういった意味でも熟語が必要かどうか論争が起きているんですね。
TOEICの学習から離れて1ヶ月。
さすがにヤバイと思い購入。
特にPART5は定期的に解いてないとリズムや感覚が鈍りますね🐥あと金の熟語を立ち読みしたら、意外と理解していない事が判明し一緒に購入😅 pic.twitter.com/2DAmmVvkAy
— Jiji (black cat) (@Jijiblackcat1) June 5, 2020
僕もこの方と同じでTOEIC900点を超えてから取り組みました。
そこまで来ると熟語での減点がかなり目立つ割合になるので、やる意味はありました。
【TOEIC 語彙編】
単語帳は金のフレーズで充分!
ただいかにその単語帳を汚すかが重要。公式問題集などを通して新たに出会った単語や熟語を単語帳に書き込みオリジナルの単語帳をつくる✏️そしてそれを随時アップデートし何周もする。するとリーディングで8割は簡単にとれるようになる!!— タク@春から大手メーカー勤務 (@tak_bonjin) October 26, 2020
僕もこの人とほぼ同じ意見ではあります。単語帳をやって熟語は出てきたものを覚えていけばいいのでは?という考え方。
自分は仕事をしながら、英語の勉強しています。自分は「今日は〜だけは確実にやる」と時間を決めずに範囲を設定します。「最初はできないのは当たり前!何十周もやる」を徹底しています。実際自分はTOEICに関しては公式問題集と金のフレーズ・センテンス・熟語しか使っていません。
— たいき (@taikinrs) July 29, 2020
金のフレーズ・金のセンテンスを使っているのなら、金の熟語も!という気持ちになりますね。
熟語だけ覚えるということはしていませんでした。DUO3.0で丸ごとフレーズを覚えたり、TOEICの金のフレーズでも文章で覚えましたね! #Peing #質問箱 https://t.co/ieq1piDJCg
— りゅう@45歳からの英語学習 (@Ryu_eigo) July 16, 2020
最近は毎日Evergreenを1章ずつ読んでます。
そして闇雲に問題解くのを一旦ストップして、金の熟語を黙々とやってます。やっぱり私は熟語が抜けてる😂
TOEICの受験資格も得たし、ちゃんとTOEICに特化した勉強計画立てなきゃな…🤔ところで、TOEICに特化した勉強とは…はて…?— 猫のしっぽ (@cathunt46897271) January 20, 2021
とにかく熟語だけ勉強したいという人には、『金の熟語』1択であることには間違いありません。
金の熟語はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです!
【オススメできる人】
- 単語帳を暗記出来て、次は熟語帳を探している人
【オススメできない人】
- 単語帳をまだ覚えきれていない人
熟語を勉強したい!という人は、とりあえず『金の熟語』を買いましょう。
ただ、個人的には単語帳をまだ覚えきれていない人は、単語帳を先に完璧にした方が早く点数が上がるのでそちらをオススメします。
単語帳を覚えて、さらに熟語を覚えたい人だけ利用しましょう。
まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 単語帳を暗記出来て、次は熟語帳を探している人
【オススメできない人】
- 単語帳をまだ覚えきれていない人
『金の熟語』が熟語帳の中で最も優秀な教材。
しかし、まだ単語帳を使いきれていないのであれば、先にそちらをやるべきです。
確かに熟語が出てくることはありますが、TOEICにおいては単語のほうが重要度は高い。
特に点数が停滞すると新しいものに手を出したくなる気持ちはわかりますが、まずは単語帳から始めましょう。
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
そこで公式LINEから無料で使える、TOEIC教材診断ツールを開発!
1分で150冊の中からあなたに合った1冊を紹介します。
探すのが面倒くさくなったあなた、ぜひ利用してみてください。