TOEIC公式が初めて出版した頻出単語集である、『TOEIC L & R 公式ボキャブラリーブック』についてレビューしていきます。
「公式が出した単語帳があるんだったらこれ1択なんじゃないの?」と使う前に思ったのですが、実際はそうでもなかったんですよね。
確かにTOEIC公式が出版という信頼性はかなり評価できるものです。熟語も100語まとめられているのもいい感じ。
しかし、単語が難易度順ではなくアルファベット順に並んでいたり、意外と単語のレベルが低かったり(目標レベル:600点~700点)。
すでにTOEIC600点を超えている人は『金のフレーズ』か『キクタン』をオススメします。
1冊を完璧にやり遂げなければいけないという単語帳の性質上、TOEIC公式が出しているという安心感・信頼性はかなり評価できます。
TOEIC400点~500点台の人が、TOEIC600点台~TOEIC700点台を目指すための単語帳ですね。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC400点~500点台の人
- 目標点数がTOEIC600点~700点台の人
- 公式出版という安心感が欲しい人
【オススメできない人】
- TOEIC300点台以下の人もしくは800点以上の人
『TOEIC L & R 公式ボキャブラリーブック』は意外と初心者向けの単語帳です。
『金フレーズ』よりも易しいけど、『銀のフレーズ』よりは難しいかな。というくらいの難易度。
公式出版という安心感は段違いですし、公式からの最低限この単語は覚えておけよ。というメッセージのようにも見えます。
アルファベット順に並んでいるのは、ややこしくて覚えにくいような気もしますが、デメリットを補うメリットがあるのは確か。
安心感を求める人にはこの教材をオススメします。
この記事では実際に『TOEIC L & R 公式ボキャブラリーブック』を利用した私が、徹底的にこの教材をレビューしていきます。
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公式ボキャブラリーブックのレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC L & R 公式ボキャブラリーブック |
著者名 | Educational Testing Service(TOEIC運営) |
出版日 | 2019/06/21 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 単語帳 |
所要時間 | 20時間程度 |
レベル | 対象:TOEIC400~600点 到達可能:TOEIC700点台 |
効果 | TOEICの頻出単語暗記 |
メリット | ①テストに出たままの英文で学ぶことが出来るので実用性が高い ②熟語も巻末にまとめられている ③公式出版の安心感がある |
デメリット | ①アルファベット順に並んでいて覚えにくい ②アプリ版がリリースされていない |
始める前にやるべき教材 | ①銀のフレーズ |
終わった後にやるべき教材 | ①金のフレーズ |
TOEIC運営であるETSが発売している唯一の単語帳である、『TOEIC L & R 公式ボキャブラリーブック』。
公式という点でかなりの安心感がありますよね。
単語帳というのは1冊を完璧にやり遂げなければいけないので、僕はかなり安心感・信頼性を重視して評価しています。
レベル別ではなく、アルファベット順に並んで掲載されている点は微妙かな?と思いましたが、Amazonのレビューを見ているとそれがいい!と言っている人もいます。
TOEIC本番で出たままの文章を例文に出せるのは、公式単語帳独自の強み。熟語も100語程度載せられていますので、総合的な対策も可能。
TOEIC700点台レベルまでの単語が収録されていますが、「これくらいは最低限覚えておけよ!」という公式からのメッセージかもしれません。
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公式ボキャブラリーブックのメリット
次に私が実際に『公式ボキャブラリーブック』を利用してみて、どういった点がオススメポイントかをまとめてみます。
具体的には以下の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
- テストに出たままの英文で学ぶことが出来るので実用性が高い
- 熟語も巻末にまとめられている
- 公式出版の安心感がある
良い点①:テストに出たままの英文で学ぶことが出来るので実用性が高い
公式にしかできないこと、それが「TOEICに出たままの英文で学ぶことが出来る」こと。
TOEICは問題文の持ち出しが禁止されているので、他の単語帳は自分たちで作った例文を載せています。
TOEIC公式は問題のデータをすべて持っているところは優位ですよね。
良い点②:熟語も巻末にまとめられている
単語帳は単語だけ、というものが多い中、『公式ボキャブラリーブック』では巻末に100語文熟語を収録しています。
この1冊で総合的な語彙力対策が出来るのはうれしいですね。
かなりTOEICに頻出の熟語ばかりなので、最短でTOEICの点数を600点台まで上げたい人にとってはちょうどいい教材でしょう。
良い点③:公式出版の安心感がある
僕が1番評価したいのは、「公式が出版した安心感・信頼性」ですね。
聞いたこともない人が作った単語帳を、完璧にやりこむことってできますか?
正直収録されている単語なんて、単語帳ごとに大きくは変わらないんですよね。
1番重要なのは、その単語帳を信頼してやりきることが出来るかどうか。
そういう面で見ると、TOEIC公式が出版した『公式ボキャブラリーブック』はかなり評価が高いです。
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公式ボキャブラリーブックのデメリット
次に『公式ボキャブラリーブック』の悪い点・改善してほしい点を紹介します。
先に挙げてしまうと以下の通り。詳しく解説していきます。
- アルファベット順に並んでいて覚えにくい
- アプリ版がリリースされていない
悪い点①:アルファベット順に並んでいて覚えにくい
『公式ボキャブラリーブック』のデメリットが、アルファベット順に並べられているという点ですね。辞書的な感じ。
アルファベット順に並べてしまうと、どうしても似たような単語が並んでしまう。
- acceptance
- accessory
- accomplishment
- account
これが覚えにくいか、覚えやすいかは人それぞれかもしれませんが、個人的にはレベル別のほうが好きです。
TOEIC公式が、単語をレベル分けするわけにはいかなかったのかもしれません。
悪い点②:アプリ版がリリースされていない
本で教材を買う派の人にはあまり関係がありませんが、アプリ版がリリースされていないのは個人的にデメリットです。(もちろん、音声を聞くためのアプリはあります。)
単語帳アプリは音声と共に単語をスライドできるので、リスニングの配点が50%あるTOEICではかなり重宝できるのですが。
公式がこれからリリースしてくれるのを楽しみに待っています。
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公式ボキャブラリーブックの口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『公式ボキャブラリーブック』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
TOEIC公式ボキャブラリーブックが発売している。
調べたら金フレと銀フレの間くらいのレベルらしい・・・
金フレ持ってるから要らないかも(^^;)
メルカリで安くなったら買おうかな?でも必要無い感が・・・
まずは金フレとキクタンを覚えようかと!— Shinn@しんちゃんの英語道 (@Shinnmeowmeow) June 22, 2019
「TOEIC公式 ボキャブラリーブック」が届きました✨
初見の印象ですが、収録単語の難度は高くないです。金フレと銀フレの間くらいでしょうか🤔
スコア900には足りないかと思いますが、800程度ならこのボキャブラリーブックで十分でしょう。
私のオススメは、変わらず金のセンテンスです😊 pic.twitter.com/kEk69a4iJn
— サトウエイジ🍀TOEIC990取らせます (@satoeijienglish) June 22, 2019
TOEICの公式ボキャブラリーブックでお勉強~
聞き取りメインですが、例文の単語や構文をチェック。その単語が使われている理由を、辞書的な意味だけでなく、ニュアンスの深いところまで突っ込んでいくのが実に面白く、あっという間に3時間が経ってましたΣ(゚Д゚) 僕はやっぱり文法が好きなんだな。 pic.twitter.com/J4suN81aY9— リクイグアナ@イグちゃん (@takepooh666) February 4, 2020
Toeic公式ボキャブラリーブック、
先ほど読み終わりました。基礎単語がメインの本だと思いますが、
たまに難しいのが含まれていました。そういう単語にフォーカスして
復習していこうかなと思っています。As is 現状のままで。とか。 pic.twitter.com/65MtWIvu6f
— 北海道のyama(英語・ピアノ) (@yama7713) July 13, 2019
昨日はTOEICお疲れ様でした。
公式ボキャブラリーブックが届いてましたが、だいぶ優しいですね。
せっかく買ったし、例文全部暗記しようかなぁ・・— Tomi (@axcey10at) June 24, 2019
単語の難易度が低めであることに触れている人はかなり多かったです。
しかし、アルファベット順に文句を言っている人が、1人も見つかりませんでした。
意外と皆さん気にならないものなのかもしれません。
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公式ボキャブラリーブックはこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材は以下のような人にオススメです。
【オススメできる人】
- TOEIC400点~500点台の人
- 目標点数がTOEIC600点~700点台の人
- 公式出版という安心感が欲しい人
【オススメできない人】
- TOEIC300点台以下の人もしくは800点以上の人
『公式ボキャブラリーブック』は意外と初心者向けの単語帳です。
頻出単語・熟語のみ集められているので、とにかくTOEIC600点を達成したい!という人にオススメ。
公式が出版という安心感は、他の単語帳では出せないメリットです。
安心感を重視する人は、この教材を利用するといいでしょう。
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公式ボキャブラリーブックを始める前にやるべき教材
『公式ボキャブラリーブック』は、TOEIC400点以上の人が使うべき教材です。
もしあなたがTOEIC300点以下であれば、中学レベルの単語から復習できる単語帳がオススメ。詳しく説明していきます。
①銀のフレーズ
銀のフレーズは、TOEICの単語帳で最も売れている『金のフレーズ』と同じシリーズの単語帳。
中学レベルの単語からしっかりと学びなおすことが出来ます。
しかも同じシリーズなので、「金のフレーズ」に移りやすいのもうれしいところ。
初心者は銀のフレーズから利用することをオススメします。
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公式ボキャブラリーブックの次にやるべき教材
次に『公式ボキャブラリーブック』を終えた人が使うべき単語帳について紹介していきます。
オススメなのは以下の教材。詳しく解説していきます。
①金のフレーズ
①金のフレーズ
TOEIC単語帳で最も売れているのがこの『金のフレーズ』です。この1冊で900点台までは対応可能。
最も売れている単語帳という、信頼性が1番の強みです。
ただ、『公式ボキャブラリーブック』とは単語の被りが半数近くありますので、復習という気持ちで利用するといいでしょう。
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まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC400点~500点台の人
- 目標点数がTOEIC600点~700点台の人
- 公式出版という安心感が欲しい人
【オススメできない人】
- TOEIC300点台以下の人もしくは800点以上の人
『TOEIC L & R 公式ボキャブラリーブック』は意外と初心者向けの単語帳です。
『金フレーズ』よりも易しいけど、『銀のフレーズ』よりは難しいかな。というくらいの難易度。
公式出版という安心感は段違いですし、公式からの最低限この単語は覚えておけよ。というメッセージのようにも見えます。
アルファベット順に並んでいるのは、ややこしくて覚えにくいような気もしますが、デメリットを補うメリットがあるのは確か。
安心感を求める人にはこの教材をオススメします。
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- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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