大人気シリーズ『特急シリーズ』の中でも高難易度シリーズである『900点特急シリーズ』の第二弾である『900点特急II 究めるパート5』をレビューしていきます。
ちなみに『900点特急シリーズ』の第一弾はPart5とPart6が収録されていましたが、今回はPart5のみ。
難易度は前作と同程度ですが、前作とは違い「品詞」「動詞形」「語彙・語法」などとジャンル分けされて収録されています。
1と2どっちを先にやるかを悩んでいる人もいるでしょう。しかし『900点特急』に関しては順番はさほど重要じゃないのでどちらからでも大丈夫。
どちらも超高難易度の問題ばかりなので、最低でもTOEIC800点以上は必要です。
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC800点以上を保有している人
- 文法問題の頻出問題は完璧な人
【オススメできない人】
- TOEIC800点未満の人
- 文法問題は若干不安が残る人
『900点特急II 究めるパート5』は高難易度の演習問題です。最低でもTOEIC800点以上は欲しいところ。
もしまだ文法事項に不安が残るという人は、まずは以下の教材を完璧に仕上げてから利用してください。
実際に『900点特急II 究めるパート5』を利用した私が、この教材を徹底的にレビューしていきます。
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900点特急II 究めるパート5のレビュー評価情報まとめ
教材名 | 新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5 |
著者名 | 加藤優 |
出版日 | 2015/10/07 |
オススメ度 | |
教材タイプ | Part5演習教材 |
所要時間 | 5時間程度 |
レベル | 対象レベル:TOEIC800点~ 到達可能:TOEIC900点台 |
効果 | Part5の高難易度問題に慣れる |
メリット | ①上級者の弱点問題を網羅している ②カテゴリごとに分けられている ③解説がかなり詳しい ④持ちやすいデザイン性 |
デメリット | ①問題文下のヒントはいらない |
始める前にやるべき教材 | ①文法問題でる1000問 |
終わった後にやるべき教材 | ①abceed or SANTA TOEIC |
TOEIC指導の全国最優秀校に輝いた経験もあるエッセンスの講師である、加藤優先生が著者である教材。
『900点特急 パート5&6』は新形式対応版が出版されましたが、『900点特急II 究めるパート5』は新形式には非対応です。
とはいっても、出てくる文法事項は変わらず、違いと言えば今のほうが問題文が長いくらいなので影響はないでしょう。
前作の『900点特急 パート5&6』と同じく、TOEIC本番の難易度上位1割くらいの問題ばかり収録されていて、解説はとにかく詳しいです。
前作の『900点特急 パート5&6』は問題タイプ関係なくランダムに出題していました。
しかし今回は「品詞」「動詞形」「語彙・語法」などとジャンル分けされて収録されています。
そのおかげで自分が苦手なのはどれなのかがはっきりとわかるのがいいですね。
苦手な分野がわかったら、もう一度『でる1000問』に戻って該当箇所を復習するのがいいですよ!
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900点特急II 究めるパート5のメリット
この教材を実際に利用していて感じた、オススメポイントについて解説していきます。
具体的には以下の4つ。どれぞれ詳しく解説していきます。
- 上級者の弱点問題を網羅している
- カテゴリごとに分けられているので自分の弱点がわかる
- 解説がかなり詳しい
- 持ちやすいデザインなので隙間時間に学習が可能
良い点①:上級者の弱点問題を網羅している
この教材は加藤優先生が、日本一になったこともあるTOEICスクールでの講師経験をもとに「上級者の弱点」を追求したものです。
前書きでは、本番に登場する難問パターンを全て網羅していると豪語されています。
そういうだけあって、確かにこういう問題苦手だわという問題ばかりです。
しかもTOEICらしさは損なわれていない、というのもすごいところ。この教材をやれば必ず実力アップが出来ます。
良い点②:カテゴリごとに分けられているので自分の弱点がわかる
この教材は以下の5つのカテゴリーに分けられています。
- 品詞
- 動詞形
- 代名詞・関係詞・数量詞
- 前置詞・接続詞・副詞
- 語彙・語法
前作である『900点特急 パート5&6』はランダムに出題されていたので、最も大きな違いと言えますね。
カテゴリーごとに分かれていることで、自分の弱点を発見しやすくなります。
もちろん発見して終わりではなく、『でる1000問』にいったん戻り復習して弱点をつぶしておきましょう。
良い点③:解説がかなり詳しい
この教材はかなり解説が詳しいです。1問の解説に1ページ全部使ってあります。
普通の解説は正答の根拠を述べて終わりですが、この教材は不正解の根拠も説明してくれています。
さらに必要であれば問題を解くのに必要でない知識も、知識の整理のためにまとめてくれています。
解説の詳しさは文法演習教材の中では最高レベルでしょう。
良い点④:持ちやすいデザインなので隙間時間に学習が可能
この教材の特徴というよりは『特急シリーズ』の特徴ですが、「片手で持ちやすいデザイン」というのも大きなメリットです。
片手で持てるので、通勤・通学時間のちょっとした隙間時間にサッと取り出して学習が可能。
今までスマホをもってネットサーフィンをしていた時間を、学習時間に変えましょう!
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900点特急II 究めるパート5のデメリット
逆に『900点特急II 究めるパート5』を利用していて感じた、残念なポイントについて解説していきます。
具体的には以下の通り。詳しく解説していきます。
- 問題文の下のヒントはいらない
悪い点①:問題文の下のヒントはいらない
『900点特急シリーズ』には、問題文の下にヒントが書かれています。これが正直いらなかった。上級者向けの教材にヒントはいりません。
ヒントに「空欄を省いても文章は成り立ちます!」と書かれていたら、問題を見なくても副詞が正解ってわかりますよね。
もちろん手で隠せる位置なので手で隠せばいいのですが、ひと手間かける感じがめんどくさかったです。
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900点特急II 究めるパート5の口コミ・評判
私の意見だけではなく、たくさんの人の意見を見て考えたい。という人も多いでしょう。
そこで『900点特急II 究めるパート5』の評判・口コミを集めてみました。twitterで見つけた生の意見なので必ず役に立つはずです。
900点特急Ⅱをひと通り解いてみた。難しい〜!自信なくすぐらい間違えた。900点じゃなくて990点特急じゃないのか?900取るのにこのレベルは要らん。とりあえずどれだけ自分の知識が浅いかを思い知った…
— 🍩🍩Akko🍩🍩 (@Akko1454) April 7, 2017
新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5が難しすぎて頭が痛くなる。正解率10%ぐらい
— まめもやし@CR (@sengoku_001) December 30, 2019
やはり難しいという意見が多いですね。990点特急じゃないのか?という意見には完全同意です。このレベルの問題が解けなくても900点は取れます。
遂に新TOEIC TEST900点特急Ⅱ10周目終了しました。最初の数周は間違えた問題を中心に解説を読んで理解しながらだったので時間がかかりましたが後半は間違えることもほとんど無くなりスムーズに進みました╰(*´︶`*)╯
ひとつやり遂げられたことを自信にしてこれからも頑張ります— satssy (@satssy1) May 12, 2020
今日の積み上げ
900点特急Ⅱ復習4h
英語YouTube視聴 30m解説で出てくる表現も覚えるとなるとかなりの時間が必要
今は900特急2冊と part1.2難問特急の3冊で手一杯— hiroyan@英語勉強中 (@blue_nightheron) October 10, 2020
この教材は見た目の3倍くらい内容が濃いです。10周した人もいますが、それくらいしないと完璧に使いこなせないはず。
“新TOEICテスト900点特急II究めるパート5″に取り組んでいて気づいた点。
今までの語法や文法についての自分の知識が曖昧であったこと😥
この問題集を完璧にし、文法というパズルのピースを埋めていきたい。#TOEIC#英語学習#今日の積み上げ— HandRice@英検1級挑戦中 (@HandriceEnglish) October 24, 2020
この教材は弱点がわかるのがうれしいですね。ランダムで解いていると、どこを勉強しなおせばいいのかが分かりづらいですから。
ひさしぶりにちょこちょこと『900点特急Ⅱ』を解き直しています。まだ即答できない問題がちらほらあるのはマズいですね……。解説が美しすぎて、ついつい見入ってしまいます。お持ちの方はきっとわかるはず、この気持ち。 pic.twitter.com/7ALgPtxwhE
— ぽるぽる🇵🇹@英語学習コンシェルジュ (@porpor35) September 12, 2016
この教材はとにかく解説が詳しいです。詳しいといってもたくさんの文章が書かれているだけ、というわけではなく、きれいな解説なんです。
やったらわかるんですが、使っていない人には伝わりにくいかもしれませんね。
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900点特急II 究めるパート5はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、『900点特急II 究めるパート5』は以下のような人にオススメ。
オススメできる人】
- TOEIC800点以上を保有している人
- 文法問題の頻出問題は完璧な人
【オススメできない人】
- TOEIC800点未満の人
- 文法問題は若干不安が残る人
この教材は高難易度の演習用教材です。最低でも『でる1000問』は完璧にしたよ!という人が使うべき教材。
TOEIC800点台でも普通に正答率が60%というレベルなので、しっかりと基礎を固めたうえで利用してくださいね。
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900点特急II 究めるパート5を始める前にやるべき教材
先ほどからもいくつか紹介はしていますが、この教材を利用する前にやるべき教材を紹介していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
①文法問題でる1000問
『でる1000問』はTOEIC教材の中でも超有名教材です。文法問題集としては1番人気の教材。収録問題数は1049問と最も多いのが特徴。
基礎をしっかりと固める教材としては、かなりおすすめの教材です。
まずは『でる1000問』を完璧にしてから高難易度問題集を利用しましょう。
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②900点特急 パート5&6
『900点特急シリーズ』の第一弾である『900点特急 パート5&6』もオススメの教材。
同じシリーズで同じ著者なので、特徴もほぼ同じです。解説が詳しく、問題の質が高い!
難易度は同程度なので、どちらからやるかは基本的に自由です。
『900点特急II 究めるパート5』を終えてからやるのもありでしょう。
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900点特急II 究めるパート5が終わった後にやるべき教材
逆に『900点特急II 究めるパート5』を終えた後にやるべき教材を紹介していきます。
とはいっても、これほどの高難易度問題を集めた良い教材がいまいち見つかりません。
というわけでオススメの教材は全パート対応教材になってしまいますが、以下の通りです。詳しく解説していきます。
①abceed or SANTA TOEIC
高難易度の問題を解きまくりたい!という人にオススメなのが『abceed』と『Santa Toeic』です。
この2つはAIを活用したアプリ教材。あなたのレベルに合わせた問題が自動で選択されて出題してくれます。
なので、高難易度問題のみを学習することも可能!特に上級者に使ってほしい教材です。
どちらを選ぶかはあなた次第ですが、比較した記事を書いたのでぜひ検討してみてください。
まとめ
結論をもう一度まとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- TOEIC800点以上を保有している人
- 文法問題の頻出問題は完璧な人
【オススメできない人】
- TOEIC800点未満の人
- 文法問題は若干不安が残る人
『900点特急II 究めるパート5』は高難易度の演習問題です。最低でもTOEIC800点以上は欲しいところ。
もしまだ文法事項に不安が残るという人は、まずは以下の教材を完璧に仕上げてから利用してください。
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- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
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