『TOEIC(R) L&Rテスト「直前」模試3回分』は『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術』を定着させる目的で作成された模試教材。
本番と同形式の模擬試験が3回分収録されています。
『TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術』の次にこなすべき教材で、『直前の技術』を利用していない人は、まずは直前の技術の教材を先に利用しましょう!
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 『直前の技術』をこなした後TOEICまで時間が余っている人
【オススメできない人】
- 『直前の技術』を利用していない人
『「直前」模試3回分』は『直前の技術』を利用していない人がわざわざ使うような教材ではありません。
難易度・レベルは本番よりも少し優しめくらいで、大きな難易度の差はないので難易度調整としては優秀です。
しかし、解説が詳しいとは言えず、『直前の技術』を利用して利用していない人がわざわざこれを使う意味はないでしょう。
『直前の技術』を利用していない人は、先に別教材を利用したほうが賢明です。
この記事では実際に『「直前」の模試3回分』を利用した私が、この教材の内容について詳しく解説していきます。
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「直前」模試3回分のレビュー評価情報まとめ
教材名 | TOEIC(R) L&Rテスト「直前」模試3回分 |
著者名 | テッド寺倉・西嶋 愉一 |
出版日 | 2019/09/20 |
オススメ度 | |
教材タイプ | 模試型教材 |
所要時間 | 10時間程度 |
レベル | 対象レベル:TOEIC400~700点台 到達可能レベル:TOEIC800点台 |
効果 | 『直前の技術』のテクニックが定着 |
メリット | ①『直前の技術』のテクニックを演習できる |
デメリット | ①テクニック自体を詳しく学べるわけではない ②解説は少なめ |
始める前にやるべき教材 | TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術 |
終わった後にやるべき教材 | 公式問題集 |
『「直前」の模試3回分』は、有名教材である『直前の技術』で学んだテクニックを定着させるための教材。
全ての問題の解説に、どのテクニックを使えば正答できるのかが示されています。問題の難易度は本番よりも若干簡単に感じますが、おおむね大きく離れてはいませんでした。
ただ、『「直前」の模試3回分』ではテクニックの一覧が冒頭にまとめられているだけで、テクニックそのものを学ぶための教材ではありません。
テクニックを学びたいという人は、『直前の技術』を先に利用するべきでしょう。
解説も他の教材と比べて詳しいというわけでもないので、『「直前」の模試3回分』のみを利用する理由は全くないと言えます。
「直前」模試3回分のメリット
では次に『「直前」の模試3回分』を利用して感じた、オススメポイントについて解説していきます。
『「直前」の模試3回分』のメリットは以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
良い点①:『直前の技術』で学んだ48のテクニックが一覧でまとめられているので、試験前に見返しやすい。
良い点②:『直前の技術』で学んだテクニックを定着させやすい
良い点①:『直前の技術』で学んだ48のテクニックが一覧でまとめられているので、試験前に見返しやすい。
『「直前」の模試3回分』では48のテクニックとその簡単な説明が、冒頭部分に一覧としてまとめられています。
それだけを読んでテクニックをマスターすることは難しいですが、試験10分前に思い出すくらいには使えるはず。
良い点②:『直前の技術』で学んだテクニックを定着させやすい
『「直前」の模試3回分』は『直前の技術』で学んだテクニックを使って解ける問題が揃えられており、テクニック定着のためにとても役に立つ教材。
『直前の技術』の演習だけでは、本番にうまく活用できないかも。と感じている人にとってベストな教材となっています。
「直前」模試3回分のデメリット
次に『「直前」模試3回分』を利用して感じたデメリットについて解説していきます。
具体的には以下の2つ。それぞれ詳しく解説していきます。
悪い点①:この教材のみでテクニックを学べるわけではない
悪い点②:解説があまり詳しくない
悪い点①:この教材のみでテクニックを学べるわけではない
『「直前」模試3回分』はそのタイトルから、「本番直前にやるべき模試なんだ!」と勘違いして、『直前の技術』をこなしてないのに利用する人がたまにいます。
しかし、この教材のみでテクニックを学べるというわけではなく、あくまでも『直前の技術』の演習用教材として作成されています。
時間がないから、こっちの教材だけ!と考えていた人もいるかもしれませんが、時間がないとしても『直前の技術』を(最後までできないかもしれないが)やったほうがいいです。
悪い点②:解説があまり詳しくない
これは『直前の技術』にも共通しているのですが、解説自体はあまり詳しくはありません。
そもそもテクニックで解こう!という趣旨の教材なので、解説はあまり重視していないんでしょう。
繰り返しになりますが、この教材のみを利用するならば、『公式問題集』などの別の模試教材を利用したほうが役に立つでしょう。
「直前」模試3回分の口コミ・評判
私だけの意見ではなく、多くの人の意見を聞いて決めたいという人もいるでしょう。
そこで『「直前」の模試』を利用した人の声を、いくつか集めてみました。twitterで見つけた生の声なので、かなり役に立つはず。
【7階語学】『TOEIC®︎ L&Rテスト 直前の技術』準拠の新刊が入荷致しました!
『TOEIC®︎ L&R テスト 「直前」模試3回分』(アルク)はTOEIC本番まで時間がなくても大丈夫!? 直前の技術(テクニック)を定着させるのにぴったりな模試600問と充実した解説が収録されています。E09にて展開中です。 nn pic.twitter.com/u79cWzIIkK— 紀伊國屋書店 新宿本店 (@KinoShinjuku) September 20, 2019
昨日で直前模試を3回分×3回やりました💡まだ復習が足りてないところがありますが(特にpart5,6)
答えを覚えてしまった問題も増えたので、そろそろ公式問題集をやりたいな✌️😁#TOEIC pic.twitter.com/tePCEitTcZ— サミーがゼロから英会話 (@adven_ame) December 24, 2019
直前の模試はできるだけ多く、理想は3周したい教材。テクニックを感覚的に使えるくらいまでになりたいですね。
んー新TOEICテスト直前模試3回分、Rが難しいと噂だったんだけど大したことなかったよ。
— 鮭 (@salmon0413) July 4, 2012
「直前」の模試は素直な問題が多く、難易度自体は高くないですね。(このツイート時点では改定前なので問題はかなり変わっているはずですが。)
「TOEIC L&Rテスト 直前模試3回分 − アルク」
✍️3回チャレンジ法
855点(制限時間あり ※勘ボックス付)
920点(制限時間なし)
860点(制限時間あり ※本番同様)900絶対とりたいわぁ
6月の公開テストは開催するのかなー.. pic.twitter.com/o0y4Ibl8FI
— nfnxdxpjl0 (@NfnXdXpjL0) April 18, 2020
正直900点を目指すのであれば、テクニックだけでなく英語基礎力を養わなければなりません。
なので、「直前シリーズ」よりも、スタディサプリのTOEIC対策講座などで徹底的に対策することをオススメしたいです。
「直前」模試3回分はこんな人にオススメ
冒頭でも紹介しましたが、この教材をオススメできるのは以下の通りです。
【オススメできる人】
- 『直前の技術』をこなした後TOEICまで時間が余っている人
【オススメできない人】
- 『直前の技術』を利用していない人
『直前の技術』を利用していないという人は、わざわざこの教材を利用する必要はないでしょう。
本番まで時間がないから『直前の技術』までやってられない!という人は公式問題集を利用しましょう。
「直前」模試3回分の使い方
『「直前」の模試』を効率よく利用するために、オススメの使い方について解説していきます。
具体的な手順は以下の通りです。それぞれ詳しく解説していきます。
手順①:時間を測って1回解く
手順②:間違った問題のみ時間を測らずにもう一度解いて解説を見る
手順③:テクニックを意識しながらもう一度時間を測って解く
手順①:時間を測って1回解く
この教材は模試教材なので、時間感覚を養うために1度時間を測って通しで解いてみてください。
特にリーディングセッションは時間が厳しいので、Part5は10分・Part6は10分・Part7は55分を目指してみてください。
手順②:間違った問題のみ時間を測らずにもう一度解いて解説を見る
次に間違えた問題のみを、もう一度時間を測らずに解いてみましょう。
解き終わったら、すべての問題に関して解説を見てどのテクニックを使えば解けたのかを確認します。
手順③:テクニックを意識しながらもう一度時間を測って解く
最後に3回目になりますが、テクニックを意識しながらもう一度解いてみましょう。
何度も同じ問題を解くのは効率が悪いと感じるかもしれませんが、テクニックを感覚的に使えるようになるためには必要な手順です。
時間がある限り、この手順は飛ばさないようにしましょう。
「直前」模試3回分を始める前にやるべき教材
『「直前」の模試』を利用する前にやるべき教材はたった1つ。何度も言っていますが以下の教材です。詳しく解説していきます。
①TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術 [新形式問題対応]
『直前の技術』は、ロバート・ヒルキさんが作成した、TOEICの48個の技術をまとめた有名教材です。
受験票が届いてからでも間に合う!そんなというキャッチコピー通り、11日間で全て学べる、まさに「直前」にやるにはもってこいの教材。
TOEICはテクニックだけである程度点数が取れてしまうので、かなり有用な教材です。
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「直前」模試3回分が終わった後にやるべき教材
『「直前」の模試』は本番当日まで何度も解いてほしい教材ですが、3周以上解いてもう問題を覚えてしまったという人にオススメの教材を紹介します。
具体的には以下の教材。それぞれ詳しく解説していきます。
①公式TOEIC® Listening & Reading 問題集
①公式TOEIC® Listening & Reading 問題集
いわゆる「公式問題集」と呼ばれている教材。TOEICは過去問が販売されていないので、本番と同じ問題で演習することはできません。
しかし、「公式問題集」はTOEIC運営が販売する唯一の模試教材です。もちろん公式が作成した問題なので、難易度は本番とほぼ同じ。
実際の難易度に触れるという意味でやっておきたい模試教材です。
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まとめ
結論からまとめると以下の通り。
【オススメできる人】
- 『直前の技術』をこなした後TOEICまで時間が余っている人
【オススメできない人】
- 『直前の技術』を利用していない人
『「直前」模試3回分』は『直前の技術』を利用していない人がわざわざ使うような教材ではありません。
難易度・レベルは本番よりも少し優しめくらいで、大きな難易度の差はないので難易度調整としてはそこそこ優秀です。
しかし、解説が詳しいとは言えず、『直前の技術』を利用して利用していない人がわざわざこれを使う意味はないでしょう。
『直前の技術』を利用していない人は、先に別教材を利用したほうが賢明。
【もう迷わない!】TOEICのおすすめ模試問題集10冊を難易度別にランキング形式で徹底解説
- 結局どの教材を使えばいいのかわからない
- 自分で探すのが面倒くさい
「結局どの教材を使えばいいの?」という声が多数寄せられました。
そこで公式LINEから無料で使える、TOEIC教材診断ツールを開発!
1分で150冊の中からあなたに合った1冊を紹介します。
探すのが面倒くさくなったあなた、ぜひ利用してみてください。